来年1月に開かれるサッカーのアフリカ選手権の開催国モロッコが、国内でエボラ出血熱が流行するおそれがあるとして開催を拒否し、アフリカ・サッカー連盟は、開催地を変更する異例の決定をしました。 サッカーのアフリカ選手権は、アフリカ大陸の王者を決める2年に1度の大会で、次回は来年1月17日から2月8日まで北アフリカのモロッコで開催が予定されていました。 モロッコは、西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大していることを理由に、国内でも流行するおそれがあるとして、少なくとも半年の開催延期を要求しましたが、アフリカ・サッカー連盟は、スポンサーや選手が所属するクラブとの調整などを理由に認めず、モロッコは開催を拒否しました。 これを受けて連盟は11日、エジプトの首都カイロで理事会を開き、開催地を変更したうえで予定どおり開催することを確認するとともに、モロッコの出場権を取り消しました。 連盟は、すでに数カ