タグ

2009年2月20日のブックマーク (28件)

  • 富山大学・伊藤智樹の書評ブログ : 2006年04月

    伊藤智樹 (いとう・ともき) 富山大学人文学部准教授。1972年愛媛県生まれ。 さまざまな病いを持つ人々が支え合うセルフヘルプ・グループを中心に調査を行いながら、「病いの語り(illness narrattive)」研究を行っている。 著書『セルフヘルプ・グループの自己物語論―アルコホリズムと死別体験を例に』(ハーベスト社)、共著書『<支援>の社会学―現場に向き合う思考』(青弓社)。 →bookwebで購入 「私たちが好む死のあり方を映し出す鏡」 このには、医師である著者が病院での死のあり方に疑問を抱き、ホスピスを志すようになる軌跡が綴られています。前半部分には、病院での死を示す典型例がいくつかの物語として収められており、それに対して、後半部分では、家族や医師との心暖まる交流を経て亡くなる人の物語がいくつか配置されています。 私は、折にふれてこのを読み返すのが好きです。「次の授業でとり

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    『病院で死ぬということ』
  • 富山大学・伊藤智樹の書評ブログ : 2006年12月

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    『悲しい本』
  • 【写真集】『流氷の伝言』小原玲写真・文 - MSN産経ニュース

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    『流氷の伝言』
  • 【書評】『お葬式 死と慰霊の日本史』新谷尚紀著 - MSN産経ニュース

    ■死への向き合い方教える一冊 人類が死を発見したのは、今から3万7000~5000年くらい前ではないかといわれている。 死の発見によって何が起こったのか。生の発見である。死ぬということの恐怖、生きていることの喜び、そしてこの世とあの世という他界観がめばえ、やがて葬送が行われる。 昨年「おくりびと」という映画が公開されて話題になったが、日人の死と弔いの歴史を、葬式・墓・慰霊から、わかりやすく説いたのが書である。 葬送の歴史を遡(さかのぼ)ると、縄文時代の青森県三内丸山遺跡では、集落の入り口に死体がきれいに埋葬されていた。火葬は仏教式の葬法だと思われがちだが、すでに縄文時代にみられ、天皇では、持統天皇が初めて火葬された。また現在、喪服は黒に決まっているが、もともとは白で、伊藤博文の国葬のあった明治の末ごろから東京など大都市の政治家や上流階級の間で黒へと変わっていったそうである。 歴史をたど

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    『お葬式 死と慰霊の日本史』
  • 【書評】『赤いクリップで家を手に入れた男』カイル・マクドナルド著 - MSN産経ニュース

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    『赤いクリップで家を手に入れた男』
  • 君は誰に殺されたのですか : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

  • 新潟少女監禁事件 : 文庫 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「新潟少女監禁事件」
  • asahi.com(朝日新聞社):ナショナル・ストーリー・プロジェクト [編]ポール・オースター - 文庫 - BOOK

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」
  • asahi.com(朝日新聞社):大麻入門 [著]長吉秀夫 - 新書 - BOOK

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「大麻入門」
  • asahi.com(朝日新聞社):仮想儀礼(上・下) [著]篠田節子 - 書評 - BOOK

    仮想儀礼(上・下) [著]篠田節子[掲載]2009年2月15日[評者]瀬名秀明(作家、東北大学機械系特任教授)■暴走する現代を新興宗教で描く傑作 意欲的に力作・良作を発表し読者を惹(ひ)きつける実力派が、ときおり鳥肌の立つような大ホームランをかっ飛ばす。すべての動作がぴたりぴたりと必然のように嵌(はま)り、打球は物理法則に従ってぐんぐん伸び、もはや誰も手がつけられない。長年のファンは大喝采で迎えるのみだ。書は篠田節子の最高傑作というだけに留(とど)まらず、新興宗教を扱うあらゆるエンターテインメントの頂点へと駆け上った。 物語の始まりは2001年。作家を夢みて仕事も家族も失い路頭をさまよっていた鈴木正彦は、やはり事業に失敗していた元編集担当の矢口誠と偶然再会した夜、ブラウン管の中に世界貿易センタービルの崩壊を目撃する。実業の時代は終わったと感じたふたりは衝(つ)き動かされるように新興宗教の

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「仮想儀礼(上・下)」
  • asahi.com(朝日新聞社):エニグマ・コードを解読せよ [著]マイケル・パターソン - 書評 - BOOK

    エニグマ・コードを解読せよ [著]マイケル・パターソン[掲載]2009年2月15日[評者]松仁一(ジャーナリスト)■ドイツ暗号システムを破った素人集団 「エニグマ」とは、第2次大戦でナチスドイツが使った暗号システムのことだ。 タイプライターほどの大きさの木箱に、キーボードのついた機械がはめ込まれている。キーを押すと内部の複数のローターが回転し、文字が暗号化される。数百万通りの暗号化が可能なうえ、設定は毎日変更される。解読は不可能といわれた。 ところが英国はそれを破ってしまった。 英土侵攻を企図したドイツは1940年8月、ノルウェーやデンマークから爆撃機を発進させた。意表を突く攻撃で英軍機を地上で破壊し、制空権を奪ってから侵攻しようという計画だった。しかし英軍機はすでに空中に待機しており、散々な目にあう。ドイツ機の発進場所、機数、爆撃目標などがすべてつつぬけだったのである。 大西洋では、

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「エニグマ・コードを解読せよ」
  • asahi.com(朝日新聞社):同性愛の包括的な歴史 - 出版ニュース - BOOK

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「同性愛の歴史」
  • asahi.com(朝日新聞社):宇宙論入門 [著]佐藤勝彦 - 書評 - BOOK

    宇宙論入門 [著]佐藤勝彦[掲載]2009年2月8日[評者]尾関章(社論説副主幹)■宇宙はなぜ、こんななのか 宇宙の運命を牛耳る黒幕は文字通り暗黒の物質と暗黒のエネルギーらしい。世紀末に現れたこの見立ては観測にもとづく。「宇宙論は、今はっきりと、『論』から『学』となった」のだ。 論を観測で試す時代の宇宙像を、円熟の物理学者が自らの半生を踏まえて語る。 著者は約30年前、宇宙は誕生直後に急膨張したという理論を発表した。同様の理論を唱えた米国の研究者は、急膨張で宇宙は平らになったと踏み込んだ。平らとはイメージしづらいが、宇宙の未来にかかわる空間のありようだ。 著者も同感だったが、当時の観測を踏まえるとそうは主張できなかったという。平らでも矛盾がなくなったのは世紀末に暗黒エネルギーなどの優勢がわかったからだ。「今から見ればたいへん悔やまれる」の一言に実感がこもる。 宇宙論探究は、この宇宙はなぜ

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「宇宙論入門」
  • 儲かるオフィス 社員が幸せに働ける「場」の創り方 - 情報考学 Passion For The Future

    ・儲かるオフィス 社員が幸せに働ける「場」の創り方 知識ワーカーがクリエイティブに働くためのオフィス論。多摩大学大学院教授(知識経営論)の紺野登先生の。 「クリエイティブなオフィスというとフリーアドレスを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、すでに指摘したように実は創造業務には向いていません。創造業務に必要なのは「対話」の質や密度、その背景となる組織の知の質であって、自由に座ることではないからです。ちなみにフリーアドレス制が向いているのは、営業部門のように在籍率が低い組織です。」 「組織図をそのままオフィスレイアウトに反映させてしまうと、創造的な環境は生まれません。したがって、無思想なファシリティ・マネジメントは、「儲からないオフィス」のきっかけになりかねないのです。」 私はフリーアドレスも組織図レイアウトも経験があるが、結局レイアウト云々というより、隣に座る人が誰かによって生産性、創造

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「儲かるオフィス 社員が幸せに働ける「場」の創り方」
  • 現代を読み解く ラブホテル人間学―欲望マーケティングの実態 - 情報考学 Passion For The Future

    ・現代を読み解く ラブホテル人間学―欲望マーケティングの実態 アベックホテル、ファッションホテル、ブティックホテル、カップルズホテル、レジャーホテル。つまりラブホテルの話。著者は昭和40年代から実に40年以上にわたり1638ものホテルをデザインしてきたラブホテルデザインの第一人者だそうだ。 幼稚園で子どもが好んで座るおまるをデザインしたところからキャリアが始まったというが、「セックスするときは、みんな子どもに戻る」を持論に、回転ベッドや鏡張りの非日常的な空間を次々にプロデュースしていった。その斬新奇抜で話題性のあるデザインはマスコミが連日取り上げて時代の寵児となった。 「余談ですが、私はラブホテルのデザインをするにあたって、利用者の声をあまり取り入れませんでした。というのも、お客さんの好みといっても、セックスはとても個人的なもの。表には出にくいものだからです。取り入れようにも、アンケートを

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「現代を読み解く ラブホテル人間学―欲望マーケティングの実態」
  • 私たちがやったこと - 情報考学 Passion For The Future

    ・私たちがやったこと 受賞作「体の贈り物」で知られる現代アメリカ作家のレベッカ・ブラウン短編集。7の中から以下に印象に残った作品を3つ概要紹介。 表題作「私たちがやったこと」 「安全のために、私たちはあなたの目をつぶして私の耳の中を焼くことに合意した。こうすれば私たちはいつも一緒にいるはずだ。二人ともそれぞれ、相手が持っていないもの、相手が必要としているものを持っているのであり、二人ともそれぞれ、相手に何が必要なのか、相手をどう世話したらいいかが完璧にわかっているのだ。」 このに収められた連作はどれも満たされない愛、すれ違う愛、ほどけていく愛を幻想的に描いている。甘くはない愛のおとぎ話といった感じ。現代的。 レベッカ・ブラウンはレズビアン作家として知られている。作品には中性的なセクシュアリティの登場人物が多くて、読んでいて「この主人公は男かな、女かな」と明確な記述がでるまで落ち着かない

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「私たちがやったこと」
  • アメリカ下層教育現場 - 情報考学 Passion For The Future

    アメリカ下層教育現場 タイトルをみて興味位な格差問題のかなあと思ったら、まったく違う内容で驚いた。熱血教師の体当たりドキュメンタリとして面白いなのである。 著者は1969年生まれ。大学在学時にプロボクサーになるが怪我で挫折。週刊誌の記者を経てフリーライターになり96年に渡米。ネヴァダ州立大学でジャーナリズムを学んだ後、米国の著名なスポーツ選手にインタビューを重ねてドキュメンタリ書籍を出したという経歴の人物。バイタリティたっぷり。 大学の恩師の依頼で、著者は米国の高校で代理教員の仕事を引き受ける。着任先は市内で最も学力の低い学生が集まる最底辺校。進学率は1%に満たず、あまりの学生の質の低さに教員が次々に去っていく学校なのであった。科目は「日文化」。 赴任第一日目。初回の授業では日アメリカの関係を説明する30分間のビデオ教材をみせることにした。だがそこには、ビデオを見るだけの授業

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「アメリカ下層教育現場」
  • 読んでいない本について堂々と語る方法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・読んでいないについて堂々と語る方法 ネタかとおもったら気のだった。を語るのに読む必要はなく、むしろ読まない方が創造的になれて、うまく語れるものだという内容。著者はまずを読んでいない状態がいかに普遍的なものかをうったえる。パリ第八大学教授の著者の哲学的な考察が深い。 「「読まない」にもいろいろある。もっともラディカルなのは、を一冊も開かないことだろう。ただこの完璧な非読状態というのは、全出版物を対象として考える場合、じつは近似的にはすべての読者が置かれた状態であって、その意味では書物にたいするわれわれの基スタンスだといえる。たしかに、どれほど熱心な読書家であっても、存在するすべての書物のほんの一部しか読むことはできない。したがって、話すことも書くことも一切しないというのでないかぎり、つねに読んだことのないについて語らされる可能性があるのである。」 日では毎年7万冊超の出版

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「読んでいない本について堂々と語る方法」
  • 板書の極意 - 情報考学 Passion For The Future

    ・板書の極意 書の板書は学校で生徒がノートに写すために先生が書く黒板の話ではない。ビジネスシーンで、聴いて、書いて、考える、そして協働をうながすための「板書」=ファシリテーショングラフィックである。だからファシリテーション・グラフィッカーはみんなの話す内容を書く役割であり、受け身の記録係「書記」ではない。 「文字を囲んだり、矢印を使ったり、これは誰でもごく自然に、あたりまえのようにやっていることですが、その意義が「話の展開を見せるためにある」と考えてやれるようになると、今まで以上にわかりやすく、打ち合わせの場をリアルタイムに映し出す表現方法となります。」 よくつかうテンプレート、囲みや矢印、簡単なイラストのサンプル、アイデアがいっぱい紹介されている。線を引いて升目をつくり日付を書き込んで即席カレンダーにするというワザを早速使ってみた。ホワイトボード上で予定をつくるのが簡単になった。みんな

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「板書の極意」
  • 刺青とヌードの美術史―江戸から近代へ - 情報考学 Passion For The Future

    ・刺青とヌードの美術史―江戸から近代へ 西洋の「ヌード」文化が日に輸入されて受容されていく歴史の研究。 まずヌードとネイキッドの違いの定義から始まる。 「ヌードを西洋美術史のひとつの大きな柱として、初めてその意義を歴史的・体系的に考察したのはケネス・クラークであった。彼は1956年に出版した古典的な名著『ザ・ヌード』で、服を脱いだ裸の状態がネイキッド(naked)であるのに対し、ヌード(nude)というのは、人体を理想化して芸術に昇華させたものであると定義した。」 現代の私たちがメディアや美術館で見る裸体のほとんどすべてがヌードである。美しくてエロティックなものばかりだ。ところが江戸時代以前の日には裸にはネイキッドしか存在していなかったという。 「日常的に女性の裸体を目にする機会の多かった日の社会では、女性裸体に対してことさらにエロティシズムを感じることがなかった。湯上がり美人や入浴

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「刺青とヌードの美術史」
  • Passion For The Future: 怖い絵

    怖い絵 スポンサード リンク ・怖い絵 「ある種の「悪」が燦然たる魅力を放つように、恐怖にも抗いがたい吸引力があって、人は安全な場所から恐怖を垣間見たい、恐怖を楽しみたい、というどうしようもない欲求を持ってしまう。これは奇妙でも何でもなく、死の恐怖を感じるときほど生きる実感を得られる瞬間はない、という人間存在の皮肉な有りようからきている。」 16世紀から20世紀の有名な絵画の中から、見た目の印象があからさまに怖いもの、描かれた経緯を知ると怖いものを20点集めて解説している。興味位、怖いもの見たさで読み進めるうちに、歴史的背景や画家の位置づけなど名画の見方が自然にわかる面白いだ。 ダヴィッドの「マリー・アントワネット最後の肖像」は、フランス革命の4年後に、市内引き回しでギロチン台へ連行されていく元王妃を、画家が見物人の一人としてスケッチしたものだ。新体制側の画家は、王妃の欠点を誇張して堕

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「怖い絵」
  • Passion For The Future: 綺想迷画大全

    綺想迷画大全 スポンサード リンク ・綺想迷画大全 これは傑作。美術館めぐり10館分くらいの価値があった。 古今東西の絵の中から「ヴィジュアル的に面白いもの」を選りすぐってカラーで収録し、その時代背景や技法を解説する。美術的な価値や知名度だけで選ばず、視覚的な面白さに徹底的にこだわって、知る人ぞ知る名画迷画を多く発掘している。印刷も高精細で大きく美しい。ページをめくるたびに目が釘付けになった。見る快楽がたっぷり味わえる。 不思議な構図の絵、視覚的にどきっとする絵、信じられないくらい精密な絵、特異な技法で描かれた絵、不気味な想像の絵など、いろいろなヴィジュアル的面白さがあるのだが、共通するのはどの絵も圧倒的に美しいということ。フルカラーの絵にしばし見惚れてから、著者の博覧強記の解説文を読むのだが、絵のインパクトが大きすぎて解説が頭に入ってこないこともあった。 神々や悪魔、仙人や伝説の怪獣など

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「綺想迷画大全」
  • 絶頂美術館 - 情報考学 Passion For The Future

    ・絶頂美術館 美術館をのぞいていると近代以前の絵画や彫刻に描かれる苦悶や恍惚の表情(ベルニーニの聖テレジアの法悦など典型例)が妙にエロティックに見えることがある。それは作品が置かれている場が文化的にかしこまった場だからこそ、きわだって感じられるのかもしれない。 著者は有名な芸術作品の恍惚絶頂表現の中に隠されたメッセージを次々にみつけていく。ヴィーナスのヌードの反り返る足指、少年のやけに濡れた瞳、不自然にバストやウェストを強調する姿勢など、明らかに性的ニュアンスが中世の作品にも含まれているのだ。 美術・芸術として自由にヌードや性を表現できるようになったのは最近のこと。かつて絵画の中の人物が脱ぐには、神話や古代史のワンシーンを描いているなどという口実が必要だったそうだ。なんだか"必然性"がなければ脱がない映画女優みたいであるが、それぞれの時代に固有の表現の制約があったからこそ、それぞれの時代な

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「絶頂美術館」
  • マインド・ウォーズ 操作される脳 - 情報考学 Passion For The Future

    ・マインド・ウォーズ 操作される脳 書が紹介していくDARPA(米国防総省国防高等研究計画局)の最先端脳科学研究は、人間の脳を意図的に操作する可能性を探っている。脳科学の可能性を示す、興味深い研究事例が次から次に出てくる。 ・思考を読み取る技術 ・思考だけで物体を遠隔操作する技術 ・電子的、薬物的な認知能力の強化 ・恐怖や怒りや眠気を感じなくする技術 ・敵の脳に影響して戦闘能力を奪う化学物質 ブレイン・リーディング、ブレイン・コントロール、ブレイン=マシン・インタフェースなど脳を操作するテクノロジーの最先端がどうなっているかを、大統領倫理委員会のスタッフをつとめた科学者がレポートするである。 実験マウスのレベルでは脳に電極をつけることで体を無線制御することが可能になっているらしい。脳画像解析によって何を考えているかを機械が判断する技術も、思い浮かべた数字を当てるくらいならば実現されつつ

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「マインド・ウォーズ 操作される脳」
  • 最強の記憶術 暗記のパワーが世界を変える - 情報考学 Passion For The Future

    ・最強の記憶術 暗記のパワーが世界を変える 2007年末のサービスランチ時から真剣に注目しているベンチャー企業のサービスがある。セレゴ・ジャパンの運営する語学学習サイトのiKnowである。脳科学の研究成果に基づいた学習システムで「100語を憶えるのに二週間かかっていたのが一週間で憶えられる」サービスだ。英語教材をメインに100コース、25万アイテム以上の教材が、PCからも携帯からも無料で利用できる。当然大人気で既に30万人以上のユーザーを集めているらしい。 このはタイトルから連想されるような単なる記憶術のではない。創業者の二人が彼らの目指す記憶学習エンジンによる革命(ソーシャル・ラーニング・レボリューション)と起業プロセスを語ったドキュメンタリである。を読んで改めて、今日社は渋谷)にとてつもないイノベーションを生み出そうとしている会社があることがわかった。 著者らは記憶状態には

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「最強の記憶術 暗記のパワーが世界を変える」iKnow
  • 日本の弓術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日の弓術 大正から昭和の初めまでの5年間、日に滞在したドイツ人哲学者オイゲン・ヘリゲルは、高名な師範に弟子入りして弓術を教わった。その学びは西洋の合理性と論理性、日の非合理性と直観性とがぶつかりあい、やがて融合していくプロセスになった。ヘリゲルは弓術五段を得てから帰国し、祖国で弓術の習得体験を通して東西文化質を突く講演を行った。これはその記録である。 ヘリゲルは最初は当然のように意志の力で身体を制御しようと試みた。注意深く師の動きを観察して、正しい弓の引き方を会得しようとする。だがうまくいかない。深く悩む弟子に師範はこう教えを垂れる。 「あなたがそんな立派な意志をもっていることが、かえってあなたの第一の誤りになっている。あなたは頃合よしと感じるあるいは考える時に、矢を射放とうと思う。あなたは意志をもって右手を開く。つまりその際あなたは意識的である。あなたは無心になることを、矢が

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「日本の弓術」
  • もう一つの日本 失われた「心」を探して - 情報考学 Passion For The Future

    ・もう一つの日 失われた「心」を探して 産経新聞記者二人が海外取材を通して日の変容をみつめる。 第一部は「日人より日人らしい」ブラジル日系人たちの取材レポート。日系人は150万人を超えるものの、大国ブラジルでは全人口の1%にも満たないマイノリティでもある。だからこそ2世、3世と世代交代してもアイデンティティとしての「日人気質」を大切に生きている人たちが多い。 ブラジルには教育勅語を奉読する日語学校があり、演歌をカラオケで歌う人たちが居て、天皇陛下や小泉首相を慕う人々がいた。勤勉実直で、年配者を敬い、礼儀正しいことを良しとする。現代日では捨て去られてしまった「昔の日人の美徳」が遠い国の日系社会では未だに守られていることに記者は感嘆する。 ブラジルに続いてパラオ、そしてスペインへ。日からの移民達が作りだした日の「親類文明」を旅するうちに、現代日が経済的豊かさと引き換えに失

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「もう一つの日本 失われた「心」を探して」
  • 心の起源―生物学からの挑戦 - 情報考学 Passion For The Future

    ・心の起源―生物学からの挑戦 心とは何かを科学者が哲学的に探究する。面白い。 著者は記憶こそ心の基であるという。記憶には想起、記銘、保持といった機能が生物学的に備わっている。こうした記憶の照合作用から、時空(位置や時間の堆積)、論理(原因と結果の堆積)、感情(快不快の堆積)という3つの基的な枠組みがでてくる。そしてさらに統合能力としての統覚が、記憶の中の離散的なもの(時刻、位置、事象、快苦)の中から連続的なもの(時間、空間、因果律、好悪)を見出し、世界の認識に至る。 著者のアプローチは心を物質に還元しない。物質世界、生物世界、心の世界が入れ子構造になっているが、それぞれの世界に独自の法則が働いていると考える。心も遺伝子の乗り物と考えるようなドーキンス的アプローチとは一線を画す。 まず各世界を特異点(開闢)、基要素、基原理、自己展開といったキーワードで分析していく。物質世界の自己複製

    synapse_books
    synapse_books 2009/02/20
    「心の起源―生物学からの挑戦」