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ブックマーク / www.ringolab.com (268)

  • 建設業者 - 情報考学 Passion For The Future

    ・建設業者 インタビューの面白さがたっぷり味わえる傑作。 鳶、クレーンオペレーター、鉄骨工、サッシ取り付け工、宮大工など、建設業で働く現場の労働者37人にインタビューして彼らの素顔に迫った。「この仕事のやりがい?そういうものは、なければないで一向に構わないんじゃないですか」。血の気の多い荒くれ者の集まりというイメージがあるがという問いに「うん、実際そうでしょう(笑)」と答える鳶。飾らない建築現場のオヤジ達の肉声が聞こえてくる。 「昨今、いかに川下から川上へさかのぼれるか、使われる側から使う側へ立場を逆転させるか、そんな"成功法則"を説いた書物が書店の棚をにぎわしているが、少なくとも彼らの心的傾向に、そうした「成りあがり」的上昇志向は見当たらない。いつもの場所で、いつもの仕事を、いつものように完璧な状態にまで仕上げていくだけ、それ以外には関心はないかのようである。」 仕事にプライドを持ってい

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    synapse_books 2013/06/13
    「建設業者」
  • 盤上の夜 - 情報考学 Passion For The Future

    ・盤上の夜 囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋。ボードゲームをテーマにした短編集。第1回創元SF短編賞山田正紀賞。 チェス盤を使うチェッカーというゲームでは、コンピュータによって完全解が解明されており、互いが最善の手を打つならば必ず引き分けになるということが分かっているそうだ。より複雑なゲームである碁や将棋も、時間の問題で、いずれは同じように完全解が求められてしまうのだろう。 完全解がでても多くの人間は、遊びとしての囲碁将棋を続けるだろう。しかし、完全解の存在がゲームからある種のロマンを失わせることも事実なのではないか。最善の手を打つ限り、先手が必ず勝つということがわかってしまえば、あとは減点主義のゲーム観しか残らないわけだから。 第一話では四肢を切断されて見世物にされた日女性が、アジアで賭け碁の世界に生きる。将棋盤を自らの身体感覚に取り込むことで、最強の打ち手となっている。コンピ

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    synapse_books 2013/06/13
    「盤上の夜」
  • 江戸300藩 殿様のその後 [Kindle版] - 情報考学 Passion For The Future

    ・江戸300藩 殿様のその後 [Kindle版] 明治維新。大政奉還と廃藩置県により、各藩の大名たちは「お殿様」ではなくなった。明治、大正、昭和、そして平成と、元お殿様たちはどう生きたのか。末裔たちはいま何をしているのか。 著者は徳川宗家含めて幕末にあった約300の藩の最後の殿様たちのその後を調べまくった。ひとつの藩につき数行から数ページの記述であるが、かなり面白い。学校を設立したり、地場産業を興したり、元武士だから軍人として偉くなったり、さまざまな方面で活躍をしていた。 「来、明治維新を革命とするならば、大名家は消滅すべき存在なのだが、そこが、明治維新の不思議な部分である。旧体制の代表的存在の大妙な抵抗勢力とはならず、むしろ近代日の補佐的役割を果たしていく。」 皇室を支える、教育(学校設立など)、地方経済(地域産業振興)、政治、軍事(軍人として生きる)、文化の継承という6つの分野で、

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    synapse_books 2013/05/22
    「江戸300藩 殿様のその後」
  • アダムとイヴ - 語り継がれる「中心の神話」 - 情報考学 Passion For The Future

    ・アダムとイヴ - 語り継がれる「中心の神話」 アダムとイヴの神話をめぐる文化、思想、文学、美術の解説、解釈を通して、中世から現代にいたるまで、私たちがどのような影響を受けてきたかを学べる。人間の創造(最初の男と女の創造)、エデンの園(楽園の様子)、現在と追放(原罪を犯して追い立てられる二人)、エデンの東(追放後の運命)の4つの章からなる。美術作品の写真紹介もたっぷり。キリスト教と美術史がセットで学べる名著だと思う。 神はひとりぼっちのアダムを気の毒に思い、彼を眠らせて肋骨を一抜いて、その助け手としての女性イヴを作った。「創世記」の記述はいかにも女性蔑視的に読み取れる。だが、プラトン主義者、ユダヤ教のラビ、グノーシス主義者などの間では両性具有としてのアダムというアクロバチックな解釈をしていたという。これなら平等に近くなるわけだが、アウグスチヌスはこれを異端だと否定する。 基的に男の方

  • 世にも奇妙な人体実験の歴史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・世にも奇妙な人体実験の歴史 「何世紀ものあいだ、薬の安全性の検証は事実上、一般大衆の体によっておこなわれていた。用量を超えて飲めばほとんどの薬が危険だが、安全な服用量は誰にも分からなかった。とりあえず飲んでみて、様子を見るしかなかった。患者は薬を飲み、医者は患者が死ぬかそれともよくなるかを見るのだった。」 古代から19世紀にいたるまで多くの人々が病気の原因は悪い血であると信じていたので、腕を切開して瀉血したり、ヒルに血液を吸わせたりして、だらだらと何リットルも患者から血を奪っていた。医学的には患者を弱らせるのみの行為だった。 当に効く薬や治療法を見つけるには、誰かが最初に試してみなければならない。動物実験というのも現代では盛んだが、結局のところ、最後は人間が試さない限り、当に効くのかどうかわかりはしない。 ここに書かれているのは医学の当の歴史である。一部の勇気のある医者が自らの身体

  • よいこと わるいこと (はじめての哲学) 神さまのこと (はじめての哲学) - 情報考学 Passion For The Future

    ・よいこと わるいこと (はじめての哲学) 大人も楽しめるというか親子揃って考えさせられる深い絵のシリーズ。 フランスで数々の賞をとり世界19か国に翻訳されて話題になっている。 大人と子供向けの哲学教室を開く哲学博士の先生オスカー・ブルニフィエが文章を書き、ビデオゲームや舞台芸術も手掛けるイラストレーター ジャック・デプレが絵(写真)を担当した。 「結論が出ないことを尊重する」である。 『よいこと わるいこと』は、善悪とは何かを教える内容だが、いきなり1ページ目が「よいこと わるいこと といっても ひとの考えはさまざまです ときには正反対のことだってあります」という始まり方をする。そして善悪に対しては、世の中にさまざまな考え方があることを示し最後に「あなたは?どう思いますか?」でしめくくる。何が善で、何が悪という結論は一切示しれくれないのだ。 ・神さまのこと (はじめての哲学) 『神さ

  • 怪物はささやく - 情報考学 Passion For The Future

    ・怪物はささやく ヤングアダルト向けの大傑作小説。大人が読んでもひきこまれる。 母親と暮らす13歳の少年コナーの前に、毎晩12時7分になると、近所の大きなイチイの木が巨大な怪物の姿で部屋に訪れる。怪物は少年にいう。「わたしが三つの物語を語り終えたら、今度はおまえが四つめの物語をわたしに話すのだ。おまえはかならず話す...そのためにこのわたしを呼んだのだから」と。 怪物が話す3つの幻想世界の物語はどれも一般的な物語としては落ち着きが悪いものばかり。予定調和に終わらない筋書。最後に正義や善が勝つとは限らないし、善人だと思っていた人が別の観点では悪人に思えたりする。怪物はいう。 「物語にかならず善玉がいるとはかぎらん。悪玉についても同じだ。たいがいの人間は、善と悪のあいだのどこかに位置しているものだ。 コナーは首を振った。「退屈な話だ。それにずるすぎる」 これは実話だ。真実というものはたいがい、

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    synapse_books 2012/10/24
    「怪物はささやく」
  • 書店員が本当に売りたかった本 - 情報考学 Passion For The Future

    ・書店員が当に売りたかった 2012年3月に閉店したジュンク堂書店新宿店。閉店が決まってから書店員たちはへのありったけの想いをこめてPOPを書きまくった。この「当はこのが売りたかった!」フェアは店全体を巻き込み、熱いPOPだらけになった店内はネットでも話題となり客を呼んだ。 このは当時のPOPと最終日の店内の様子の写真集であると同時に、書店員たちの熱い気持ちのこもったブックガイドである。写真の中のPOPの手書きの文字は、活字と比べて読むのに時間がかかるが、人間的ぬくもりがあって書店員の、「当にこの良いですよ」というリコメンド感が伝わってくる。このでおすすめされているを結局、10冊も買ってしまった。 ジュンク堂というのは来は手描きPOPが目立つ店ではないと思うが、こので書店員の底力と情熱を見せられた気がした。普段もこの調子でやってほしい。 私は手描きのPOPが大好きだ

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    synapse_books 2012/10/12
    「書店員が本当に売りたかった本」
  • 暗号 情報セキュリティの技術と歴史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・暗号 情報セキュリティ技術歴史 暗号。ある文章を第三者に分からないように別の文字や数字に変換すること。書では合言葉やパスワードはその定義に含めない。 著者は情報セキュリティ大学院大学の創設時の学長 辻井重男氏。現代情報社会の基盤となっている暗号技術の発展の歴史と、共通鍵暗号、公開鍵暗号、零知識対話証明などコアテクノロジーを解説する。暗号とその周辺についての教養を深めると同時に技術質をつかむことができる科学読み物。 紀元前のスキュタレー暗号、アルファベットをずらすだけのシーザー暗号からはじまって技法の高度化、複雑化が進み、ナチスドイツのエニグマ暗号あたりまでを、著者は古典・近代暗号の時代と呼ぶ。そして1970年代に生まれたDES制定と公開鍵暗号という画期的事件からをポストモダンの時代と定義する。 その暗号技術の革命の意味は、 「1 同一組織内に限定して秘密に使用されていた暗号が情

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    synapse_books 2012/10/05
    「暗号 情報セキュリティの技術と歴史」
  • サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 - 情報考学 Passion For The Future

    ・サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 「人も与り知らない無意識の認知メカニズムの存在が、ヒトの性を規定するとともに現代社会に特有の諸現象にも深くかげを落としている」ということを名著『サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ』の認知心理学者が語った続編的な内容。 無意識と情動。心と身体のあいだにあるはたらきが、顕在意識や行動に大きく影響を及ぼしているとする研究成果が多く提示される。悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいというジェームズ・ランゲ説。生存に必要なものに注意が向かう無意識の定位反応によって対象を注視していると、自覚的にも好きになってしまう現象。意識にのぼらない知覚というものがあって、思考や判断の下部構造となっている。予感や予兆は、人がうすうす知っているがまだ意味を自覚できない時期の知覚だなんていう話もある。 現代社会のコマーシャルには、こうした人間の潜在認知

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    synapse_books 2012/10/05
    「サブリミナル・インパクト」『サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ』
  • Habibi [日本語版] [大型本] - 情報考学 Passion For The Future

    ・Habibi I [日語版] [大型] 近年まれにみる傑作。アラビアンナイトの如く妖艶で純粋で煌びやか、そして力強い生命賛歌もありで、これまで味わったことがない漫画表現にクラクラきた。読後にスタンディングオベーションを送りたい気分になった。 大型700ページ(2巻組)の米国発グラフィックノベル大作。ニューズウィーク誌「2011年度 絶対読むべき10冊」、米国Amazonランキング1位など、世界で絶賛されている作品が遂に日語化された。 Habibiとはアラビア語で「私の最愛の人」という意味。 物語の舞台はいつの時代かわからないイスラムの王国。親に売り飛ばされた挙句、奴隷商人に捕まった9歳の美少女ドドラは、市場で出会った3歳の幼い黒人奴隷ザムをつれて、砂漠へ逃げる。 砂漠に埋もれた難破船で二人は母親と息子として暮らす。ドドラはときどき通りかかる旅の隊商を相手にひそかに売春をして生

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    synapse_books 2012/10/05
    「Habibi」
  • 悪魔とプリン嬢 - 情報考学 Passion For The Future

    ・悪魔とプリン嬢 『アルケミスト』のパウロ コエーリョによるダークサイドの大人のおとぎ話的な作品。『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』『ベロニカは死ぬことにした』とあわせて三部作になっている。人間は1週間でどれだけ劇的に変わりうるか、を共通テーマにしている。 これといった産業もなく、過疎化が進んでいく田舎の小さな町ヴィスコスに、異邦人の旅人がやってくる。町の入口を見張るのが趣味の老女には、旅人が悪魔にと取りつかれているのがわかった。これからなにか禍々しいことが起こるのだ、と。 旅人は町の住人全員(281人しかいない)が一生遊んで暮らせる位の価値を持つ金の地金を持っている。そしてそれを村の近くの山に埋めて隠した後、村に住む若い女性プリンに恐るべき提案を告げる。それはもしも1週間以内に村人の誰かが一人でも殺されたら、地金を全部、村人に差し上げようというものだった。 旅人は「条件さえ整えば、地球上

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    synapse_books 2012/10/05
    「悪魔とプリン嬢」3部作のうちの1作
  • ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ピダハン―― 「言語能」を超える文化と世界観 キリスト教伝道師兼言語学者としてアマゾン奥地の少数民族ピダハン族の研究に30年を捧げた研究者が書いた衝撃のノンフィクション。著者はピダハン族と暮らすうちに、彼らの文化に魅了され、西洋文明の価値観を疑いはじめる。そして遂には無神論者となって信仰を捨て去ってしまうに至る。私たちとはまったく異なる世界認知のスタイルがあるということを教えられる。 ピダハン族の言語には数を表す言葉がない。色の名前もない。神の概念もない。我々がよく知る現代の西洋とも東洋とも違う認知世界の住人たちだ。ピダハンの生活は直接経験の原則で貫かれている。経験していないことは考えない。遠い昔のことや未来の話は語らない。空想の話もない。だから彼らの文化に口承伝承や神話、そして儀式がない。ピダハンも夜に夢を見るが、それも寝ている間の幻としてではなく現実の経験として扱う。 ピダハンの血

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    synapse_books 2012/10/05
    「ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観」
  • 人種とスポーツ - 黒人は本当に「速く」「強い」のか - 情報考学 Passion For The Future

    ・人種とスポーツ - 黒人は当に「速く」「強い」のか 「1984年五輪ロサンゼルス大会から2008年北京大会まで、直近の過去七大会の競争種目男子100メートルの決勝で、スタートラインに立った56人はすべて黒人である。」 陸上競技、バスケットボール、フットボールというスポーツでは黒人の活躍が顕著である。濃い褐色の肌は強靭な肉体をイメージさせる。メディアは強い動物のイメージにたとえたりもした。 黒人は先天的に身体能力が高い? 奴隷制の試練を耐え抜いた強靭な肉体の男女から生まれているから? 黒人身体能力ステレオタイプという偏見は、世界中にあるが特に日人に強く持たれているらしい。現実には黒人が他の人種と比較して生得的な身体能力が優れているという証拠はないし、そもそも「黒人」の定義が曖昧であり、肌が黒いからといっても遺伝学的には大きく異なる集団が混在しているそうだ。 黒人自身も自分たちの身体能力

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    synapse_books 2012/10/05
    「人種とスポーツ - 黒人は本当に「速く」「強い」のか」
  • 神隠しと日本人 - 情報考学 Passion For The Future

    ・神隠しと日人 異界研究の第一人者が、神隠しにまつわる神話や伝承、そして現実の神隠し事例を研究することで、日の村社会における「神隠し」の役割と機能に迫る。意外に人間的で現実的なオチになる。 「民俗社会における「神隠し」とは何なのだろうか。極端な言い方をすれば、それは現実の世界での因果関係を無視して、失踪事件を「神隠し」のせいにしてしまうことなのである。村びとたちは自殺も、事故死も、誘拐も口減らしのための殺人も、身売りも、家出も、道に迷って山中をさまよったことや、ほんの数時間迷い子になったことまでも、「隠し神」のせいにしてしまおうとしていたのである。」 神隠しの多くが、事実を隠蔽するためのヴェールとして使われ、その真意は「失踪者はもう戻ってこないと諦めよ」ということを遠回しに伝えることにあった。辛い現実を突きつけられるよりも「神隠しにあったのだ」で失踪を異界へ放り投げたほうが、慰めになる

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    synapse_books 2012/10/05
    「神隠しと日本人」
  • 越境者的ニッポン - 情報考学 Passion For The Future

    ・越境者的ニッポン 職業は博奕打ち。経歴が凄い。高校にはほとんど行かず賭場に出入りし父親ほどの年齢の親父たちを相手に勝負した。21歳の時、1万円の原資で競輪に挑み、勝った金を次のレースに全額突っ込むという乱暴な戦法で3連勝し、300万円を稼いでしまう。新卒の月給が2万円の時代にだ。大金を持った著者はそのまま海外へでて国際的な博奕打ちとなった。以来40年ほとんど日には住んでいない。現在はオーストラリアを拠点に世界の賭場を攻めている。 著者は中学3年生レベルの知識しか持たない人間として「チューサン階級」を自称している。アウトローの立場からの豪放磊落な語りを楽しむなのだが、途中で子育ての話が書いてある。子供も父親と同じように、集団生活になじめず登校拒否になる。だが、オーストラリアで、個性を伸ばす環境を与えると、子供は一流大学に十五歳で飛び級入学する。ここから私はすっかり教育論として、態度を改

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    synapse_books 2012/10/05
    「越境者的ニッポン」
  • 図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本の神々 - 情報考学 Passion For The Future

    ・図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日の神々 今年2012年は日最古の歴史書『古事記』編纂1300年にあたるのでいろいろとが出ている。これは吉田敦彦氏監修の、古事記あらすじと、地図、図解、写真。神話の解説の背景にはさまざまな学説というのがあるわけで、それをいちいち展開すると、一般書としては話が難しくなるわけだが、このはバランスよく異説にも触れたり、要約して載せているなあと思った。古事記の全体像を理解するのによくできただと思う。 日の神話と世界の神話とのつながりという観点はこの著者ならではかもしれない。 このに指摘されていた例を抽出してみると、 半裸になって踊るアメノウズメ → 『リグ・ヴェーダ』、ギリシア神話に類似 異形のトヨタマビメ → メルシナ型神話として世界に広く分布 生母の姉妹に育てられ叔母と結婚するウガヤフキアエズ → 『リグ・ヴェーダ』に類似神武天皇らを助

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    synapse_books 2012/10/05
    「図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本の神々」
  • 朝日新聞記者のネット情報活用術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・朝日新聞記者のネット情報活用術 ネット情報活用術の定番が出た。この種のテーマは類書が多い(実は私も過去に一冊書いているが(笑))。IT業界の著者が多くて、内容がネット、テクニカルに偏る傾向があった。その点、書はバランスが取れた内容で、一般のビジネスマンやライターにもおすすめしやすい内容。 「収集」、「保存」、「確認」、「編集」、「発信」、「共有」、「安全」の7つのプロセスからなる。新聞記者らしいのは「確認」と「安全」を大切にしているというところ。「確認」とは発信元を確かめる、ウラをとるということ。「安全」とは情報の取り扱いにおける安全やネット上のトラブルに巻き込まれないための配慮のこと。 発信を前提にした情報収集術。これって実はブロガーやツイッターにとっても役立つノウハウだ。ネタにした情報発信者が実は偽物だったり、いい話だと思って広めたら作り話だったりして、そこを突っ込まれて逆切れして

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    synapse_books 2012/10/05
    「朝日新聞記者のネット情報活用術」
  • 先祖を千年、遡る - 情報考学 Passion For The Future

    ・先祖を千年、遡る 家系図作成と先祖さがしを仕事とする行政書士が書いた方法論。年間50件以上の先祖さがしを依頼される著者によると、日の現在の家の半分くらいは藤原氏や天皇家の末裔だという。1000年もさかのぼっていけば、多くの家が、天皇家、源氏、平氏、その他有力氏族につながってしまうらしい。要するに1000年以上もの平たんではない歴史の荒波を生き残ってきた我々は、何らかの形で過去の勝ち組であり、エリートの血筋なのだ。万歳。 まずは200年を遡る。明治期の戸籍まで取得できれば幕末生まれのご先祖様が判明してそれくらいまでいける。次の目標が400年で、過去帳や人別帳、古い墓を探し当てられれば わかるが、戦国時代に資料が焼失していることが多いそうだ。そしてさらに古い家系図とつなぐことができたら最終目標の1000年前の先祖がみつかる。もちろん簡単ではなさそう。そこで戸籍の読み方、古文書の探し方、墓石

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    synapse_books 2012/10/05
    「先祖を千年、遡る」
  • 帝国ホテルの流儀 - 情報考学 Passion For The Future

    ・帝国ホテルの流儀 初代帝国ホテル社長の息子で、自身も社長となった犬丸一郎氏。上流階級のサラブレッドぶりがすごい。 永田町や田園調布の自宅から慶応幼稚舎から慶応大学まで通い、大学ではハワイアンバンドに夢中になる。プロを目指すが才能に見切りをつけて父の勧めで帝国ホテルへ入社する。すぐに海外留学が決定。戦後の海外渡航が難しい時期だったが宿泊客の米軍少将の口利きで、米国の大学へ進む。昼はサンフランシスコ市立大のホテル・レストラン学科で学び、夜は一流ホテルで接客やサービスを学ぶが、すぐに父の手配でコーネル大学へ編入、1年間会計学や建築学を学ぶ。 帰国時には「帰国前に欧州を回って来い。客船は一等で大西洋航路の一等先客への事、サービスをよく見てこい。」と父の指示。欧州の一流ホテルを泊まり歩いて、日出発から2年9か月の遊学から戻り再び帝国ホテルへ。 人生の重要な場面で重要な場面で「イヌマルか、以前、

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    synapse_books 2012/10/03
    「帝国ホテルの流儀」