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2009年7月6日のブックマーク (11件)

  • 『奇想ヤフオク学』橋本憲範(平安工房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「古を3億円売って世界一周!」 6年間で3億円の古書を売り切った、伝説の古書店エーブックスの店主が書いた、ヤフオクビジネスのすべて。 このの存在をまったく知らなかった。 まずはこの書籍にたどり着くまでのことを書きます。 自動車の広報の仕事のなかで、ハイエースを使って多様なライフスタイルを送っている人について調査をしていました。 移動する古書店、という試みをしている人で、東京以外の地方都市でいないかなぁ、と。 「ハイエース」「古書」という二つのキーワードで検索してみます。水と油のようなコンセプトのキーワード検索だと思いました。そのなかに、エーブックスの店主のブログが見つかりました。 http://abook.jugem.jp/?eid=450 頼んでおいたハイエースが来た。 待望の仕事専用の車である。これで家族に気兼ねなく仕入れにいけることになる。 ハイエース(正確

    『奇想ヤフオク学』橋本憲範(平安工房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2009/07/06
    『奇想ヤフオク学』
  • 『やりたいことがないヤツは社会起業家になれ』山本繁(メディアファクトリー) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「社会変革は最高のエンターテインメント事業である」 社会起業家とは、社会問題を事業によって解決する事業家のことだ。 著者の山繁は、NPOコトバノアトリエの代表。いま、もっとも注目されている社会起業家のひとりといっていいだろう。 ニートひきこもりの若者の支援を事業化することに成功しつつある。支援事業でっている、ということは不可能を可能にしているということだ。 その手法は極めて斬新。たとえば、漫画家志望の若者のために立ち上げた「トキワ荘プロジェクト」。地方出身の漫画家志望の若者に、格安家賃のアパートを提供。同じ志をもつ若者で集団生活をさせてモチベーションをアップ。そして漫画製作の最前線で働く、編集者や漫画家による授業をうけることができる。 インターネット放送「オールニートニッポン」の開局。運営しているのは、ニートや引きこもりの経験のある若者。ゲストは、ニートやひきこ

    『やりたいことがないヤツは社会起業家になれ』山本繁(メディアファクトリー) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    『やりたいことがないヤツは社会起業家になれ』
  • 『ゆびさきの宇宙』生井久美子(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「福島智という、盲ろう者の奇跡を描いたノンフィクション」 目が見えない。耳が聞こえない。「盲ろう」の当事者、福島智の評伝ノンフィクション。福島はバリアフリーについて研究をする東京大学の教授です。 「もうろう」とキーボードでうちますと、変換される言葉は「朦朧」。広辞苑で検索しても、該当する言葉はありません。 日では「盲ろう」という人たちは、存在しないことになっている、と言っても言いすぎではありません。 4歳で右眼を摘出。9歳で失明。18歳で聴力を喪失。盲ろうに。 目が見えない、耳が聞こえない、盲ろう生活を28年。 盲ろうとはどういう状態なのでしょうか。 目を閉じてみてください。瞬く間に漆黒の暗黒の世界がやってきます。 耳を塞いでみてください。沈黙の世界に立つことになります。 福島は、暗黒と沈黙の世界の住人なのです。 外界からのコミュニケーションが遮断されている。絶対の

    『ゆびさきの宇宙』生井久美子(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    『ゆびさきの宇宙』
  • 『ミレニアム 1  ドラゴン・タトゥーの女  上』スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ美穂, 岩澤雅利 (訳) (早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「名誉毀損で敗訴したジャーナリストと、ドラゴン刺青の女が共闘する北欧発のハードボイルド」 スウェーデン発のハードボイルド小説である。ハードボイルド小説といえば英国かアメリカが元祖。めったなことでは英語以外の言語の海外ハードボイルド小説が日語化されることはない。総人口約900万人のスウェーデンで、ミレニアム3部作の合計で約290万部が売れた超ベストセラー、となれば話は別だ。 孤高のジャーナリストが社会の巨悪と戦う社会派エンターテインメント。ハードボイルドの王道である。 ミカエルは、理想のジャーナリスト像として描写されている。仕事ができる。女にもてる。苦境に立っても屈しない。サポートする金持ちが登場する。イデオロギーを信じない。 もうひとりの主人公、リスベット・サランデンもすばらしい。警備会社に所属するフリーの調査員。チームプレイで仕事ができない。つまらない社内コミュニ

    『ミレニアム 1  ドラゴン・タトゥーの女  上』スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ美穂, 岩澤雅利 (訳) (早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    『ミレニアム 1  ドラゴン・タトゥーの女  上』
  • 『華岡青洲の妻』有吉佐和子(新潮文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

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    『華岡青洲の妻』
  • 『A Lion Called Christian : The True Story of the Remarkable Bond between Two Friends and a Lion』Anthony Bourke, John Rendall(Broadway Books) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「ロンドンで育てられたライオンアフリカに帰る」 今回読んだ『A Lion Called Christian』は1971年に一度出版されているが、ビデオクリップをネット上で観ることができるYou Tubeからの国際的大人気を受け、加筆・修正がくわえられ再出版されたものだ。売れ行きは好調で、今年3月に出版されてすぐにニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー・リスト上位に入った。 You Tubeでの人気について著者たちは次のように語っている。 「2007年の終わり頃に、僕たちのビデオがYou Tubeに流れているというメールを受け取り始めた。誰がYou Tubeに載せたのか知らないが、あまり気にもしなかった。でも、08年になってウィットニー・ヒューストンの曲をバックに付けたものが流れ始め、それを観た人が知り合いに送り遂には世界中の人が観るようになった」 You Tubeのこ

    『A Lion Called Christian : The True Story of the Remarkable Bond between Two Friends and a Lion』Anthony Bourke, John Rendall(Broadway Books) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    『A Lion Called Christian : The True Story of the Remarkable Bond between Two Friends and a Lion』
  • 『ボロを着た王子様』村崎太郎(ポプラ社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「そら、お前は部落に生まれたからどうせダメだって人は言うかもしれんが、そんなことはない。部落に生まれようが、部落でなく生まれようが、一生懸命やらん奴の人生はつまらんのじゃ。お前のようになんもせんで腐っている奴は、お父ちゃんとお母ちゃんもがっかりするし、誰もお前を認めない。だけど、これはお前の人生じゃから、お父ちゃんは何もこうせいとは言わん。じゃが太郎、人生おもしろいぞ。人生は素敵やぞ……」 学校へ通いはじめて、自分がクラスのみんなと同じでないことを知り、まわりの大人たちからは、「お前は、こっち側の子どもやから、どうやっても同じや。いくら頑張っても、向こう側の人間にはなれん」と言われる。物心ついてあとの太郎少年は、親の忠告に思わずこう口答えをする小学生になってしまった、「頑張って何があるん?」。 そこへきてさきの父親のセリフである。書のなかでかたちを変えて何度か出て

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    『ボロを着た王子様』猿まわし芸人村崎太郎・次郎
  • 『罪と罰』本村洋 宮崎哲弥 藤井誠二(イーストプレス) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「犯罪被害者遺族を代表することになった一人の父親が10年の戦いを振り返る」 と愛娘との幸福な生活をしていた平凡な夫、父親。村洋さん。村氏は、1999年4月、当時18歳の少年によって子を惨殺された。ほどなく警察は少年を逮捕。悲しみの中、木村氏は加害者少年には厳罰が下されると思っていた。しかし、少年法の壁が立ちふさがった。非公開が原則の少年審判という名の、被害者を蚊帳の外に排除した「裁判」制度。被害者は実名報道されるが加害者は匿名を保障される。加害者少年は更生を期待され法の保護のもとに置かれるが、被害者の救済制度はまったくない。 被害者遺族として、村氏は元少年に対して死刑を求めた。被害者感情として当然の要求だろう。しかし、その村氏の主張に対して、死刑廃止論者と言われる人たちが反論。ひとりの被害者遺族として当然の気持を語っただけで、政治的な論争に巻き込まれていっ

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  • 『Web標準の教科書』 益子貴寛 (秀和システム) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 あるサイトの構築をまかされることになり、久しぶりにホームページの作り方を勉強し、浦島太郎の気分を味わった。 わたしはWebデザイン仕事にしているわけではなく、単なるアマチュアだが、これまで二度、HTML関係のをまとめて読んだことがある。 一度目は「ほら貝」を立ちあげて一年ほどたった1996年頃だ。「ほら貝」をはじめた当時はろくな入門書もツールもなく、「文を<H4>で囲むと読みやすくなります」などと書いたまであったくらいで滅茶苦茶だった。HTMLに標準があるという意識もなく、他サイトのソースを見て覚えたタグをエディタでしこしこ埋めこむという作り方だった。しかし、ページが増えてくるとそれでは済まなくなり、格的なで勉強しようと思いたったのだ。 何冊か読んだが、長く手もとにおいて頼りにしたのはローラ・リメイの『HTML入門』正続だった。二冊で千頁を超えたが、アメリ

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    『Web標準の教科書』
  • 『ハチはなぜ大量死したのか』ローワン・ジェイコブセン(文藝春秋) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「「家畜化」されたハチたちの現在」 数年前までうちの近くに養蜂所があった、と書くと里山に暮らしているように聞こえるが、住まいは都心にある。JR信濃町駅を出て四谷方面にむかう途中に、うっそうと庭木の繁る洋館の屋敷が建っていた。そこの庭に、十何箱の巣箱が置かれていたのである。 そんな場所で蜜が集まるのか思いきや、これが集まるのである。養蜂所の方に取材したことがあるが、「理想的な環境」とのことだった。蜂は半径4キロメートルほどの範囲を飛行して蜜を集めるが、線路をへだてた南側には東宮御所、東には皇居、西には新宿御苑があり、街路樹もたくさんあって蜜源が豊富だという。 蜂といえば花畑を連想するので、木に咲く花にも蜂が飛んでいくのは意外だった。また「蜂の目で見れば、都心でも一年中どこかに花が咲いているんです」という言葉にも目からウロコが落ちた。冬場にも咲いている花があるのだ。巣箱は

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    『ハチはなぜ大量死したのか』
  • 単純な脳、複雑な「私」 - 本屋のほんき

    単純な脳、複雑な「私」 作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見るこれの前作にあたる「進化しすぎた脳」のときにも絶賛させていただきましたが、このも絶賛させていただきたいと思います。 気鋭の脳研究者が、高校生に脳科学の最前線を講義したものを実況中継!という形式は前回と変わらないのですが、この5年でそんなに脳の研究は進化しているのか!という驚きと、そしてその驚異的な内容には、知的興奮をおさえられません。内容も盛りだくさんすぎて、これ読んだらMR.BRAINのネタ3クール分ぐらいは書けそう。 忘れないように個人的に面白かった内容を箇条書きでメモっておきます。多分メモだけ読んでも何のことやらと思いますので、ご興味のある方はぜひのほうをお読みにな

    単純な脳、複雑な「私」 - 本屋のほんき
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    「単純な脳、複雑な「私」」