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2012年10月3日のブックマーク (17件)

  • 帝国ホテルの流儀 - 情報考学 Passion For The Future

    ・帝国ホテルの流儀 初代帝国ホテル社長の息子で、自身も社長となった犬丸一郎氏。上流階級のサラブレッドぶりがすごい。 永田町や田園調布の自宅から慶応幼稚舎から慶応大学まで通い、大学ではハワイアンバンドに夢中になる。プロを目指すが才能に見切りをつけて父の勧めで帝国ホテルへ入社する。すぐに海外留学が決定。戦後の海外渡航が難しい時期だったが宿泊客の米軍少将の口利きで、米国の大学へ進む。昼はサンフランシスコ市立大のホテル・レストラン学科で学び、夜は一流ホテルで接客やサービスを学ぶが、すぐに父の手配でコーネル大学へ編入、1年間会計学や建築学を学ぶ。 帰国時には「帰国前に欧州を回って来い。客船は一等で大西洋航路の一等先客への事、サービスをよく見てこい。」と父の指示。欧州の一流ホテルを泊まり歩いて、日出発から2年9か月の遊学から戻り再び帝国ホテルへ。 人生の重要な場面で重要な場面で「イヌマルか、以前、

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    synapse_books 2012/10/03
    「帝国ホテルの流儀」
  • 汚穢と禁忌 - 情報考学 Passion For The Future

    ・汚穢と禁忌 網野善彦の『日歴史をよみなおす』でケガレの文脈で触れられていた。メアリ・ダグラス 1966年の刊。 多くの原始的宗教では聖性と不浄を明確に区別しない。聖の語源となるSacerというラテン語は神々とのかかわりにおける禁制を意味する言葉だあったそうで、聖なるものを隔離する、冒涜するという意味でも用いることができたそうだ。 日語でもよごれとけがれを、同じ「汚れ」という字で書けるから、感性的にわかる気がする。子供の頃に、おまえ、バイ菌がうつるから近寄るなよ、やーいやーい、みたいないじめがあったが、あれなどはまさにケガレの禁忌の現代的な表れだろう。現代人の文化では表面上は聖性と不浄を別の系統としてわけているが、結構つながった部分が残っているというのがこのの主張。 汚れとはそもそも何か。著者は「不浄もしくは汚物とは、ある体系を維持するためにはそこに包含してはならないものの謂いで

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    synapse_books 2012/10/03
    「汚穢と禁忌」
  • いますぐ書け、の文章法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・いますぐ書け、の文章法 論理的で立派な文章ではなく、読者を楽しませカネになる文章を書くにはどうしたらいいかを指南する。堀井憲一郎。この人には、ディズニーが絶対に公認しないであろう超濃密ディズニーランドガイドにまず魅了され、話芸の質をとらえた『落語論』でまともに感動し、タイムリーにでた『いつだって大変な時代』にはその通りと膝を打った。真面目で不真面目、粋な文章を書く、私がレスペクトしているライターの一人。 自分の言いたいことをいったん曲げてでも、読者に楽しんでもらう精神をもて。極めて不親切な読者、不熱心な読者を指定せよ。とにかく読者位になれと何度も主張している。プロの書き手になれるかどうかの資質は「さほど熱心でない読者をこちらに振り向かせる工夫が好きかどうか」。ライターはサービス業なのだ。 小難しいことを語る面白くない文章は著者が一番嫌いなものだ。こんな辛辣な、しかし的を射た指摘をし

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    synapse_books 2012/10/03
    「いますぐ書け、の文章法」
  • グーグル化の見えざる代償 ウェブ・書籍・知識・記憶の変容 - 情報考学 Passion For The Future

    グーグル化の見えざる代償 ウェブ・書籍・知識・記憶の変容 なんでもかんでもグーグルまかせの危険性を語った一冊。 特に「選択アーキテクチャー」の問題は重大だと思った。行動経済学の研究では、ユーザーに与えられた選択と序列が、その意思決定に極めて重大な影響を与えることが、さまざまな人間の行動において明らかになってきている。 自由意思を尊重しているようにみえるシステムでも、人々の行動は初期設定に大きく左右される。基メニューに何が入っているかとか、初期設定オプションがオンなのかオフなのか、検索したときに何が最初に表示されるか。こういったことが、人々の政治、社会、経済の意思決定に強く影響する。 グーグルでさまざまな意思決定のための情報を探す。グーグルのインフラ上でビジネスをする。グーグル政治について調べる。なんでもグーグル任せになりつつある私たちは、グーグルのデフォルト設定の支配力に対して、もっ

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    synapse_books 2012/10/03
    「グーグル化の見えざる代償 ウェブ・書籍・知識・記憶の変容」
  • 必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意 - 情報考学 Passion For The Future

    ・必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意 気でブログを始めようとする人におすすめ。 有名ブログ ネタフルのコグレマサトさんと和洋風◎のするぷさんによるブログ運営ノウハウの集大成。二人はブログが業のプロブロガー。「仲間」と「収入」を得ることを目標として、「書き続ける」ためのテクニックの記事を100書いている。初心者向けなのかと思ったらそうでもない。ベテランブロガーが読んでも、十分に役立つ内容になっている。 ブログを書くための情報収集ツール類、ブログエディター、執筆支援ブックマークレットなど秘密兵器が使い方とともに紹介されている。知らないサービスがいくつもみつかった。 自己表現、自己実現の手段として取り上げられることもあるブログだが、自分が書きたいことを書くだけでは、仲間も収入も得られない。自分をメディア化する意識が必要だし、プロの道具で武

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    synapse_books 2012/10/03
    「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意」
  • ざっくりわかる宇宙論 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ざっくりわかる宇宙論 前半はコペルニクス、ガリレオからアインシュタインまでの古典的宇宙論、後半は超ひも理論、ブレーン宇宙までの現代の宇宙論。数式はなしで、科学好きの一般読者のために書かれた入門書。 ビッグバンは宇宙のはじまりではなく、その前には量子宇宙があり、インフレーションが起きてビッグバンに至ったというのが定説になろうとしている。量子宇宙のはじまりにおいては時間が存在しないので、その「前」はない。こんな風に宇宙のはじまりを明解に説明してくれる。 著者は古典的宇宙論から現代の宇宙論への流れを「モノからコトへ」ととらえている。 「思想という側面から忘れてはならないのが、モノからコトへ、という大きな流れでしょう。コペルニクスの「天球」にあらわれているようなモノとしての時空は、まるで触って固さを確かめられそうな気がします。それに対して、光でさえ曲げてしまう、時空のゆがみというアインシュタイン

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    synapse_books 2012/10/03
    「ざっくりわかる宇宙論」
  • エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える - 情報考学 Passion For The Future

    ・エネルギー進化論: 「第4の革命」が日を変える 脱原発と自然エネルギーへのシフト。農業革命、産業革命、IT革命に次ぐ第4の革命を提唱する環境エネルギー政策研究所 飯田哲也さんの新書。ご人の講演を聴く機械があり、会場で感銘して購入。自然エネルギー、小規模分散型システムへの見方が少し変わった。 私はこのを読む前の考えは、10年くらいかけて徐々に脱原発を進めながら、従来方式の発電方式の効率を高めるのが無難ではないかというものだった。自然エネルギーといっても現状は2%程度であるし、太陽電池にせよ水力、風力にせよ、諸々の障害があって、20%レベルへ持っていくのは不可能と思っていた。その信念が3割くらい、自然エネルギーシフト可能説へと動かされた。 ドイツやデンマークなどエネルギーシフト先進国では、研究開発や初期投資に政府のお金を投じるのではなく、自然エネルギーで発電された電力の固定買取価格制度

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    synapse_books 2012/10/03
    「エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える」
  • 『犬はあなたをこう見ている』 ジョン・ブラッドショー著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ペットの一番人気は犬だ。約18%の世帯で飼われている。はせいぜい10%である。 当然、犬のは多い。しかし、書は一味ちがう。飼い主やブリーダーにありがちな経験則や主観論ではなく、最新の科学的知見から丁寧に犬の実態に迫る。正確で緻密な描写で綴(つづ)られる350頁(ページ)は、三つのパートからなる。 はじめは犬の過去。進化の歴史が詳解される。犬がオオカミから生まれたことは間違いない。化石や遺伝子や考古学的証拠によれば、約2万年前に犬が誕生し、数千年後にはもう人と暮らし始めている。人との付き合いは豚や馬よりも長いのだ。当初はもっぱら労働補助として、近年は愛玩対象としての役割が主だ。 つづいては犬の現在。犬の科学研究が格化したのはここ10年ほど。それだけにいまだに犬への誤解は多い。「犬は家族内に序列を作る」「犬は色が見えていない」などという民間伝承が容赦なく解体される。 とくに犬の柔軟性に

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    synapse_books 2012/10/03
    『犬はあなたをこう見ている』
  • 『精子提供』 歌代幸子著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    科学の進歩はこれまで人類にとって数多くの不可能なことを可能にしてきた。不妊治療もそのひとつである。子どもが欲しくてもできない夫婦にとってはまさに「福音」ともいえる技術だろう。書が扱うのはそのひとつ、「非配偶者間人工授精(AID)」である。 AIDとは、不妊の原因が夫にあるとき、第三者に精子を提供してもらい、の排卵時に子宮内に注入する生殖技術のことだ。これには倫理的違和感を持つ向きもあろうが、日ではすでに1949(昭和24)年から実施されている一般的治療法で、何の法的規制もない。実際、日産科婦人科学会の調査データによると、2009(平成21)年にAIDを受けた患者数は806人で97人の子どもが生まれているという。 書の最大の特徴は、AIDで生まれた子どもにスポットを当てている点だ。親子の血縁が重んじられる日では、AIDはあくまで例外であり、子どもにとっては出生の秘密となる。精子ド

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    『精子提供』
  • 『天才数学者列伝』 アミール・D・アクゼル著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    数学嫌いの人たちにとっては思い出したくもない代数や幾何の定理や法則はいったい誰が考え出したのだろうか。俗世間とはまったく関わりを持たない孤高の天才が机に向かい、思索をめぐらしながら編み出したのだろうか。書は数学の進化の歴史を辿(たど)りつつ描かれた天才数学者たちの伝記である。 書の第一の特徴は、数学が時代の影響を強く受け、ときに時代に翻弄された学問であることを説明している点だ。たとえば、古代ギリシャでは「神は数」であり、整数の法則は「神聖な性質」として崇(あが)められたが、中世ヨーロッパでは、数学は神秘主義や占星術とも結びついたため神の秩序を乱す危険な営みという扱いを受けた。また、数学を好む皇帝や貴族の支援により恵まれた研究環境を与えられた数学者がいた一方で、フランス革命では数学は贅沢(ぜいたく)な活動とみなされたため数学者が無実の罪でギロチン刑に処せられたこともあったという。 第二の

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    synapse_books 2012/10/03
    『天才数学者列伝』
  • 『3・11を読む』 松岡正剛著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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    synapse_books 2012/10/03
    「3・11を読む 千夜千冊番外録」
  • コラム別に読む : 復興の書店 [著]稲泉連 - 西條博子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • BOOK TIMES (広告特集) : ヒッグス粒子の謎 [著] 浅井祥仁 - 朝日新聞社広告局 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

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    synapse_books 2012/10/03
    「ヒッグス粒子の謎」
  • 本の記事 : 3・11後の表現さぐる高橋源一郎「非常時のことば」 - 塩倉裕 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

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    synapse_books 2012/10/03
    「非常時のことば 震災の後で」
  • BOOK TIMES (広告特集) : 猫語レッスン帖―もっともっと猫に愛されたいあなたへ [監修]今泉忠明 - 朝日新聞社広告局 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

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    synapse_books 2012/10/03
    「猫語レッスン帖―もっともっと猫に愛されたいあなたへ」
  • 本の記事 : 「熊本方式」で犬猫殺処分減らせ 獣医師、活動を本に | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    取り組みに参加するペットショップ。責任を持ち、飼ってもらえるよう客と話し合う=熊市中央区水前寺5丁目 全国どこでもなかなか減らない犬の殺処分。そんな中、処分数をゼロに近づける活動で成果をあげ、全国的に注目されているのが「熊方式」。他の地域とは何が違うのか。9月20日からは動物愛護週間。「殺処分ゼロの理由(わけ)」 (熊日出版)を出版した熊市動物愛護推進協議会の松田光太郎会長(61)にあらためて取り組みを聞いた。 「当に飼えないの?」「誰かに譲れないんですか」。市動物愛護センターに犬を殺処分して欲しいという飼い主に、職員は厳しく問いかける。決して安易に受け入れない。松田さんは「嫌われてもいい。泣かせるくらい、飼い主に『何をしているんだ』と問うべきなんだ」と強く指導する。 同協議会は市動物愛護センターと協力し、殺処分を減らす活動をしている。2002年、市が動物愛護団体や市獣医師会、ペ

    本の記事 : 「熊本方式」で犬猫殺処分減らせ 獣医師、活動を本に | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    synapse_books 2012/10/03
    「殺処分ゼロの理由(わけ) 熊本方式と呼ばれて」
  • 【日経BPから】現場で使える数学の武器を厳選

    とんでもなく面白い 仕事に役立つ数学、西成 活裕(東京大学先端科学技術研究センター 教授)著、1,680円(税込)、A5判、250ページ、日経BP社、2012年9月 「渋滞学」で知られる東京大学教授の西成活裕氏が厳選した「ものづくりで使える数学の武器」を1冊にまとめました。「日のものづくりにパワーを!」。これが書で届けたいメッセージです。「数学で闘え」というタイトルで誌2012年3月号まで連載してきたコラムを再構成しました。今回の書籍化で、西成氏厳選の公式や定理、考え方をいつでも手軽にひも解けるようになります。 実は書には、裏テーマが存在します。それは「文系でもワカル」。ものづくりに携わるのは、何も理系の技術者ばかりではありません。「文系の数学レベルで、ものづくりを支える技術数学のイメージをつかみたい」。そんな文系ものづくり関係者の秘めたる欲求(?)にも応えられるように構成しまし

    【日経BPから】現場で使える数学の武器を厳選
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    synapse_books 2012/10/03
    「とんでもなく面白い 仕事に役立つ数学」