「家が高くて買えない」という切実な声が数多くあがっています。 東京23区の新築マンションの平均価格は1億円を突破(2023年)。この10年でおよそ2倍にまで跳ね上がりました。 子育て世帯の中には、共働きでも予算に収まる家が見つからないという人も。 なぜ、住宅がこれほどまでに高騰しているのか。今後、価格はどうなるのか。賢い購入戦略は?
首都圏郊外にある築20年以上の中古アパート。 外観は古いうえ、駅からも決して近いとはいえません。 入居者の中には、なぜか生活保護の受給者が多く含まれていました。 驚いたのが、こうしたアパートが投資物件となっていたこと。 そして、何人かのオーナーが損失を出していたことです。 いったいどんな人たちが、どんな理由でこうしたアパートに投資するのか。 私たちは、関係者への取材を始めることにしました。 まず、気になったのがこのアパートのオーナーです。 会うことができたのが、40代の川上さん(仮名)。 仕事は?と聞くと、都内のコンサルティング会社に勤めるサラリーマンでした。 去年5月、川越市にある中古アパートを3100万円、全額ローンで購入したという川上さん。妻と4歳の娘がいます。将来の子どもの学費や老後の足しにしたいと考えて、初めてのアパート投資に踏み切ったと語りました。 川上さんが購入した時、アパー
毎朝7時5分。 1両編成の列車に乗り込むのは、彼女と同級生の2人だけです。 通学には欠かせない路線ですが、正直なところ「こんなに乗ってなくて大丈夫なの?」と思うこともあります。 路線の今後についての話し合いが始まる中、彼女はきょうも列車に乗っています。ちょっと複雑な思いを抱えながら…。 (長野局 牧野慎太朗) 40キロ離れた高校へ 取材で初めて鷲澤れいさん(当時高校2年)に会ったのはことし2月でした。 「冬は30分早く起きて雪かきをしないと駅まで行けないんです」 鷲澤さんが住んでいるのは、新潟県との県境に近い長野県小谷村。 人口は2600人、大規模なスキー場が点在する豪雪地帯です。 鷲澤さんは村内の中学校を卒業後、自宅から40キロ離れた県立高校に進学しました。その通学に使っているのがJR大糸線です。 毎朝乗る列車 その車内は 北小谷駅、午前7時5分発。 この始発列車に間に合うように毎朝、父
なぜ、多くのインフラで対策が進まないのか。200以上の橋で修繕などが必要と分かった富山市では、まだ3割しか着手できていません。高速道路の上に架けられたこの橋は半世紀近く前に造られ、至る所に亀裂が入っていますが、必要な工事が行えず通行止めにしています。 富山市 植野芳彦政策参与 「誰が何と思おうと落ちる時は落ちますし、最終的には崩落します。」 小山 「実際、高速道路で車が交通量多く走っているところに。恐ろしいですね。」 私たちの身の回りにあるインフラは、戦後、高度経済成長期の基盤として各地に建設され、暮らしを豊かにしてきました。その数は、橋とトンネルだけで73万か所以上に上ります。しかし、2030年代にはその半数以上が建設から50年を超えます。 国は、笹子トンネルの事故の翌年、インフラの老朽化対策を発表。メンテナンスを重視する方針にかじを切りました。橋やトンネルなどについて、5年に一度の定期
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