今回は、ASP.NETアプリケーションからストアド・プロシージャを実行する方法について紹介します。 ストアド・プロシージャ(Stored Procedure)とは、その名のとおり、データベース・サーバ上に保存(Stored)された一連の手続き(Procedure)のことです。ストアド・プロシージャは、データベース上で解析/コンパイル済みの状態で用意されていますので、実行時のオーバーヘッドを軽減することができます。 また、複雑なデータベース操作を実行する場合にも、データベース・サーバ内で処理を完結できるので、アプリケーション・サーバとデータベース・サーバとの通信量を軽減できるというメリットもあります。クライアントからテーブルを直接に操作させるのではなく、常にストアド・プロシージャからのみアクセスさせるようにすることで、予期せぬ操作を防ぐという、セキュリティ上の効果も考えられるでしょう。 スト