福岡市は7日、同市博多区の小中学生計11人が新型の豚インフルエンザに感染していることを新たに確認したと発表した。6日に感染が確認された市立板付中学校の男子生徒と合わせると計12人。7日に確認されたのは同中学校男子生徒5人と、市立板付小学校の男女児童6人。市教育委員会は集団感染が起きていると判断し、板付中学校に加え、同じ校区にある板付小と板付北小の計3校について14日までの休校を決めた。 市によると、11人は発熱などの症状が出たため、7日に発熱外来を受診。簡易検査でA型が陽性だったため、遺伝子検査を受け確定した。11人のうち少なくとも4人は6日に確認された男子生徒とともに市立こども病院・感染症センターに入院し、快方に向かっているという。この5人についてはいずれも海外への渡航歴はないとされており、感染経路は判明していない。 また、このほかにも、板付中、板付小、板付北小の3校で数十人が発熱し