本日、NHKアーカイブスでNHK BSスペシャルの『史上空前の論文捏造』が再放送されました。 論文不正の事例研究として、とても参考になります。 この番組のディレクターである村松秀さんが取材内容をまとめた著書『論文捏造』(中公新書ラクレ)からも引用させて頂き、ヘンドリック・シェーン事件の経緯をまとめました。 <ヘンドリック・シェーン事件の経緯> 1970年8月 ドイツの小さな町に生まれる。 1988年 コンスタンツ大学入学 「シェーンは研究熱心で、いつも夜遅くまで実験をしていた。科学論文をよく読む勉強家だった」 1997年11月 26歳 博士の学位をとる 1998年 27歳ドイツのコンスタンツ大学で博士の学位をとった後、ベル研に契約研究者として勤める。 ベル研は、それまでに11名のノーベル賞を受賞していた名門研究所。 上司のバートラム・バトログ博士は、ベル研の固体物理学研究部門のトップで超伝
1. はじめに、 Googleがハマったシリーズ第3弾。今度は Chrome の脆弱性がテーマです。 先日(8月12日頃)突然Google ChromeでSPDYの機能が一旦停止されました。CloudFareの人が気づいてspdy-devへのMLの問い合わせし、すぐGoogleのaglさんからの返事で計画的で一時的なものであることがわかりました。 twitterやfacebookもSPDYが全て使えなくなり非常に驚いたのですが、直後に Chrome の Stable/Beta/Dev チャンネルがアップデートされ、ほどなくして問題なくSPDYが使えるようになりました。 この理由は公式には明らかにされていませんが、Chromeのリリースアナウンスにヒントがありました。そこには、 High CVE-2014-3166: Information disclosure in SPDY. Credi
今年も高校野球を見ている。 甲子園大会については、そのレギュレーションや放送のあり方について、毎度毎度あれこれと文句をつけている自覚があって、わがことながら、若干、居心地が悪い。それでも、毎年、ほぼ全試合を追いかけることになる。結局、私は野球が好きなのだな。 高校野球の魅力は、毎回、新しい選手のデビューを目撃できるところにある。 たとえば、ダルビッシュでも、田中将大でも、私は、甲子園で投げていた時の姿を覚えている。これは、とても大切なポイントだ。彼らが、メジャーを代表する投手になった今でも、私は、高校時代のピッチングを重ねあわせてゲームを見ることできる。だからこそ、親身になって(具体的には親戚の子供を応援するぐらいな気持ちで)応援できるのだ。 とはいえ、昼間の試合をベタで追って、深夜の時間帯に「熱闘甲子園」をチェックしていると、やはり、色々と言いたいことがこみあげてくる。 縁もゆかりもない
自民党の法務部会は、1審の裁判員裁判が、検察の求刑を大幅に上回って言い渡した判決を、先月、最高裁判所が取り消したことを受けて、会合を開き、出席者から、市民目線で刑の重さを考えるという裁判員制度の趣旨を覆しかねないといった指摘が相次ぎました。 大阪で、4年前、当時1歳の娘を虐待死させた両親に対し、1審の裁判員裁判は、検察の求刑を大幅に上回る懲役15年の判決を言い渡しましたが、最高裁判所は、先月、「ほかの裁判との公平性が保たれなければならない」として、1審の判決を取り消したうえで、父親に懲役10年、母親に懲役8年の判決を言い渡しました。 裁判員裁判の判決を最高裁判所が直接、見直したのは初めてだったことから、自民党の法務部会は、21日、会合を開き、意見を交わしました。 この中で、出席者からは「市民目線で刑の重さを考えるという裁判員制度の趣旨を根底から覆しかねない判決であり、懸念を抱かざるをえない
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Robert X Cringely氏はIT業界のことをお見通しだ。いや、ここでは主語を「彼ら」とすべきかもしれない。Cringelyという名は、InfoWorld誌に長年にわたって掲載されている「Notes from the Field」(「現場からのメモ」の意)というコラム上で使われているペンネームで、実際には複数のレポーターによって書かれているのだから。 ただ、これまで常に複数の執筆者が存在していたわけではない。何年間にもわたり同コラムは、著名なITレポーターのひとりであるMark Stephens氏が執筆していたのだ。InfoWorld誌在籍中、Stephens氏は1992年に出版した影響力のあるIT関連著書「Accidental
2014年8月21日、「黒子のバスケ」脅迫事件の判決公判が開かれ、渡邊博史被告人に求刑通りの懲役4年6月の実刑判決がくだされた。ただし未決勾留日数160日が算入される。渡邊被告は白いワイシャツに黒いズボンで出廷。今回の判決で事件はひとつの区切りを迎えることになった。ここに、渡邊被告本人の「判決を受けての所感」を公表する。 昨年秋以降、渡邊被告と接触し、特に12月の逮捕後は何度も接見を重ねてきた篠田の感想も、その所感の後に書き加えることにする。 判決を受けての所感「黒子のバスケ」脅迫事件犯人の渡邊博史です。実刑は逮捕前からの想定通りですから、このことについて特別な感慨はありません。ただ正直に申し上げますと、もう娑婆に出たいという気持ちがほとんどありませんから、刑務所に4年以上も住まわせて頂けることが決定した今回の判決に自分は喜んでおります。「こんなクズを社会で面倒を見ないといけないのかよ。本
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