ドナルド・レイ・クレッシー(Donald Ray Cressey、1919年4月27日 - 1987年7月21日)は、アメリカ合衆国の犯罪学者、社会学者。彼は犯罪調査に基づき、組織の内部関係者が不正行為に至る際の原因となる、三つの要素を導き出した[1]。 機会 - 不正行為の実行を容易に可能にする機会や環境の存在 動機 - 不正行為を働くことに至った事情 正当化 - 働いた不正行為に対し、自らを納得させる身勝手な理由付け これらは不正のトライアングル(fraud triangle)と呼ばれている。