●RobsonはVista専用に 極めて魅力的なバイト単価を持つに至ったNANDフラッシュメモリをキャッシュに利用することで、性能向上と消費電力の削減を図ろうというのが、Robsonテクノロジの基本的なアイデアだ。ほぼ同じ時期にMicrosoftも、「ReadyDrive」や「ReadyBoost」といった、NANDフラッシュメモリをキャッシュに使うアイデアを持っていた。 Robsonテクノロジが専用のコントローラとNANDフラッシュメモリを1枚のMiniCardにしてPCI Expressバスに接続するのに対し、ReadyDriveはHDD上にNANDフラッシュメモリを実装し、コントローラはHDDのATAコントローラを利用する。ReadyBoostは、メインメモリがいっぱいになり、仮想記憶(HDD)を利用する際に、もしSDメモリーカードやUSBメモリのようなデバイスがシステムにインストー