1979年に京都で結成され現在も精力的に活動し続けるノイズバンド、非常階段のドキュメントブック「非常階段 A Story of the King of Noise」が9月3日に出版されることが決定した。 非常階段の活動の経緯をつづりつつ、日本のノイズシーンがどのように形成されていったのかをまとめたこの書籍。JOJO広重によるエッセイや、非常階段のメンバーが音楽的半生を語った自伝も掲載された、ボリュームたっぷりの一冊に仕上がっている。 ドキュメントの執筆を担当したのは、花電車の初代ギタリストで音楽ライターの野間易通。花電車のメンバーとしてノイズシーンの当事者の視点も持ちながら、非常階段にまつわる事象を客観的にかつ克明に記録している。 なお本書には付録として、伝説のライブ映像を収めたDVDを封入。このDVDには1981年8月の新宿LOFT「極悪ライブ'81」、1982年4月の新宿LOFT「蔵六