実践的バンドキャンプ活用術（初級編） : キープ・クール・フール
ブログでもツイッターでもタンブラーでも、毎日のように「バンドキャンプ、バンドキャンプ」と連呼していて、もしかしたら頭がおかしいと思われているかもしれない。確かに自分でもちょっと入れ込み過ぎだと思うことはある。今はさすがに多少落ち着いてきたが、以前はバンドキャンプで休日が終わることなんてざらだった。その我を忘れた没頭ぶりは、交際し始めの恋人に対するそれであり、買ってきたばかりのドラクエ新作に対するそれである（中学のとき、同じクラスのこばやんがドラクエ発売の日に学校を休んだことを思い出しながら）。 はたして、こばやんは学校を休んでドラクエをやっていたのだろうか――ではなく、なぜバンドキャンプにそこまで惹かれるのか、について書きたい。バンドキャンプがどんなサイトかということに関しては、詳しく書かれているブログがたくさんあるので、各自検索していただくとして、ここではリスナーとしてバンドキャンプを楽
実践的バンドキャンプ活用術（中級編） : キープ・クール・フール
検索してみよう。検索ワードはなんでもいい。「こばやん」でもいいが（よくないが）、さすがにこれは何もヒットしなかった（もしこばやんが検索するなら「ドラクエ」と打ち込むことだろう）。空のサーチ・ボックスのには「artist, track, album, lyric...」とあるが、これはお目当てのミュージシャンやアルバムがある場合は確かに有効。ただ、バンドキャンプならではの、新しい音源との出会いを求めるならば、それよりもジャンル名や地域で検索するのがいい。このブログでもまとめて取り上げた「chillwave」でやってみよう。 打ち込んで「Search」ボタンを押すと、右のような画面になる（クリックで拡大）。一番最初に出てくるのが「Tag "chillwave" | Bandcamp」という検索結果。この「Tag」というのがバンドキャンプでは重要な役割を果たしている。 バンドキャンプに登録したミ
実践的バンドキャンプ活用術（上級編） : キープ・クール・フール
前回、タグ検索からダウンロードまでの流れをひと通り辿ってみたが、バンドキャンプはそれだけではない。もっと“使える”サイトなのだ。 もう一度アルバム個別のページを見てみよう。 これはイギリスの女性SSW、Louise Le Mayの『Tell Me One Thing That Is New』というアルバム（クリックで拡大。にしても長い）。前回みたSun Glittersと同様、アルバム・カヴァーがあって、タイトルがあって、試聴できるようになっている。前回は触れなかったが右側には「discography」として、ほかの作品のカヴァーも載っている。ここをクリックすればその作品のページに飛べる。また、この人は載せていないが、「discography」の上に自己紹介欄があったり、あるいはツイッターやフェイスブック、オフィシャル・サイトなどのリンクが貼られている場合もある。 で、今回書きたいのは、曲
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