くまモン頼みが止まらない。九州北部豪雨などで減少している観光客を取り戻そうと、県などはくまモンを前面に押し出したキャンペーン「期待を超えるぞ! くまもっと県。」を始める。県外からの観光客に様々なプレゼントが当たる企画で、賞品に純金くまモンも用意するほどの熱の入れようだ。 キャンペーンは県と県観光連盟、JR西日本の主催。各旅行会社とタイアップし、10月〜来年3月に熊本を訪れた旅行者に対し、様々なくまモングッズをプレゼント。期間中に県内各地の温泉が利用できる「くまもと湯巡(ゆ・めぐり)手形」や高さ3・5センチ、6グラムの純金くまモン15体を用意。県予算で約3800万円を組んだ。 県観光課によると、熊本を訪れる宿泊観光客数は年間約650万人だが、九州北部豪雨災害の影響で観光客は大幅減。阿蘇地域は最も影響が大きく、シーズンの夏休み期間中には例年の半分程度にとどまった地域もあるという。県はキャン