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ブックマーク / viking-neurosci.sakura.ne.jp (5)

  • 対岸の火事と呼ぶには生々し過ぎる:スペインで科学研究管轄省庁が廃止&科技予算も6000億円以上カット – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 Spanish changes are scientific suicide – Nature News, 15 February 2012 海外の話ですが、とんでもないニュースが突然舞い込んできました。非常に大事な話題だと思いますので、全文を(意訳だらけですが)要約しておきます。 スペインからついに科学政策担当省庁が消える。昨年(2011年)末、新政権は科学政策を経済競争省に移管することを決定した・・・最も科学政策を担うにはふさわしくない省庁に、である。スペインでは今や科学研究予算の増額は望まれていない。実際、現在予定されている108億ユーロもの予算支出削減のうち、半分が科学研究に関するものだ。近日中に発表される2012年度予算でも削減の的となるのは容易に予想がつく。 国の方針は明確だ。スペインにおいて、もはや科学研究は優遇されない。確かに、スペインは今や深刻な財政危

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2012/02/17
    なんか大変だね(もう他人事)。
  • 鵜呑みにしてはいけない:根拠に乏しい「こんなにも違う、男女の脳の作り」 – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – issues&ニセ科学問題】 とある男女差をあげつらったライフハック系blogのはてブ かなり大量のブクマを集めている記事があったので、何だろう?と思って覗いてみたらこれですよ。  最近はよほど大きなメディアで似非脳科学的言説が、しかもまことしやかに科学的真実であるかのように垂れ流されない限りは放置してきたのですが、さすがにこれは何かコメントした方が良いかなと思って取り上げてみました。 ここで挙げられている項目の多くはどちらかというと「単なる経験的事実」で、殊更に「生得的男女差」であるかのように訴えているものはそれほど多くはないと思いました。しかしながら、一部には根拠薄弱であるにもかかわらずさりげなく「脳は」「脳が」という表現を挿入している箇所があり、残念ながらそれらの箇所については「似非脳科学」的言説であると言わざるを得ないと僕には感ぜられました。 基的に、こういう根拠も

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/12/01
    そうなんか。/ただ、じゃぁ男女は平等か、って言ったら、やっぱり生物学的にも差はあるような気はするんだけどね。
  • 「女性は地図が読めない」のは男女差(先天的)ではなく文化的影響(後天的)によるもの:空間認知能力における男女差は養育(教育)の影響を受ける – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – reviews】 Nurture affects gender differences in spatial abilities (Hoffman M, Gneezy U, List JA, Proc Natl Acad Sci U S A. 2011 Sep 6;108(36):14786-8) 先日速報したばかりですが、センセーショナルな研究で今後話題を呼びそうな気がするので早速reviewしてみようと思います。 <一般向け> 「男女差」は常に社会の関心の的となってきました。特に科学・工学・技術分野での男女差はことに著しく(ある調査ではこれらの分野で専門家として働く女性は19%に過ぎないとも言われている)、数多くの社会調査指標からもはっきりと見て取れます。しかしながら「男女差は実在するのか?」という議論は往々にして感情的なものになりがちで、その一方できちんとした科学的証拠

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/09/15
    "空間認知能力の高低は(先天的な)男女差よりも(後天的な)文化差により強く依存する"
  • 「男女差は脳科学によって証明されている」と喧伝する検定教科書? – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – issues&ニセ科学問題】 問題の教科書を検証・批判する団体の報告書 以前から「似非脳科学が政策や教育に浸透してきたらまずい」という趣旨の主張を当blogでは行って参りましたが、どうやらそれに近い状況が日の一部では当に生じつつあるようです。 ○○社は、もともと、2ページにわたって、「男女の脳には違いがある」という記載を展開していた。「男脳の特徴」、「女脳の特徴」が対比された図入りであった。文部科学省の教科書検定により、これらの記載は大幅に書き改められたが、依然として、「子供が生まれるのには、男女は生物的に異なる役割を果たす。また、近年では脳科学の研究が進み、脳の構造やはたらきの一部に男女のちがいがあることが分かってきた」と記述している(文字強調筆者) エントリでは男女共同参画及びそれに類する社会学的観点に関する話題は筋ではないので一切触れません。しかしながら、この

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/08/27
    "脳の構造的にも脳内物質的にも…男女差「あり」「なし」のどちらかに決めるのは現時点では無理"
  • 「震災復興で予算が足りないから科研費3割カット」とは一体どういうことか? – 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 – 全般】 平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(特別推進研究、基盤研究、挑戦的萌芽研究、若手研究、研究活動スタート支援))の交付決定について 平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(学術創成研究費))の交付決定について いきなりこんなニュースが飛び込んできてびっくりしたのが先週末。僕も若手Bの継続分を持っているので、決して他人事ではありません。 なお、平成23年3月11日に発生した東日大震災により甚大な被害が生じたことから緊急に財源確保が求められる可能性があり、今後の状況によっては交付額の減額変更を行う可能性があります。この場合、各研究課題の年度交付する補助金の額は、今回の交付決定額にかかわらず減額されることとなりますので、当面、各

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/07/14
    まぁ、今の時期は仕方ないんじゃないでしょーか。ただし重要なのは、ほかに削れる分野がないかチェックすることと、復興に一定の目処がついたときに元に戻す確約を得ること。
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