【動画】科学者らは小型のアノールトカゲを集めてハリケーンを再現する実験を行い、自然災害が動物の進化にどのような影響を与えるかを考察した。(字幕は英語です) ハリケーンが生物の進化に影響を与えることを実際に観察した初の研究結果が、7月25日付けの学術誌「ネイチャー」に発表された。論文を執筆したのは、米ハーバード大学とフランス、国立自然史博物館の研究員で生物学者のコリン・ドニヒュー氏らだ。 ドニヒュー氏らの研究チームは、2017年に2つのハリケーンに襲われた島で、大災害の前後でアノールトカゲの仲間(Anolis scriptus)の大きさや体の特徴がどのように変化したかを計測した。その結果、体は小さくなり、さらに体の大きさに比べて足裏のパッドが大きく、前肢が長く、逆に後肢が短くなっていたことが明らかになった。(参考記事:「腕立て伏せで仲間の注意を引くトカゲ」) これは木の枝にしがみつく能力と関
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