1993年公開の映画『ジュラシック・パーク』で描かれたティラノサウルス。 Universal Pictures ティラノサウルスは、他の恐竜とともに6600万年前に絶滅するまで、250万年にわたって繁栄した。 その間のティラノサウルスの成体の総数はおよそ25億頭だったことが、新たな論文で発表された。 これは、ティラノサウルスの生息密度や世代交代に要する期間などに基づき算出された。 成体のティラノサウルスが生き延びるためには、獲物のいる広いスペースが必要だった。 カリフォルニア大学バークレー校の古生物学者が発表した新しい計算方法によると、ティラノサウルスの成体は、100平方キロメートルに1頭の割合で存在していた。 4月16日付けで学術雑誌「サイエンス」に掲載された論文によると、おそよ6800万年前から6600万年前までの白亜紀の末期に地球上を闊歩したこの肉食動物の総数は25億頭と推定できると
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