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ブックマーク / www.dinf.ne.jp (8)

  • ソーシャルロボットに関する勧告

    Recommendations Concerning Social Robots ⓒ The Danish Council of Ethics ソーシャルロボットに関する勧告 デンマーク国家生命倫理委員会 訳:山内 繁 (2016年3月) 目次 ソーシャルロボットと倫理 かかわり合いの機器としてのソーシャルロボット 介護におけるかかわり合い 見せかけの倫理 学習するロボットが自己決定能力をもつとき デンマーク国家生命倫理委員会のソーシャルロボットに関する勧告 1.介護と治療のためのソーシャルロボットと福祉機具 2.製造物責任とソーシャルロボット 3.ソーシャルロボットが内に心をもつふりをするとき 4.ソーシャルロボット、監視、プライバシー ソーシャルロボットと倫理 Social robots and ethics ロボット技術は、自動車、携帯電話、冷蔵庫などの生産のための、明確に定められた

  • 精神障害者は20世紀をどう生きたか

    精神障害者は20世紀をどう生きたか秋元波留夫精神病者監護法のもとで 今から80数年前の1918年、日の精神医学と精神医療の創始者としてよく知られている当時の東京帝国大学教授呉秀三は、その著書「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」で、「我邦十何万ノ精神病者ハ実ニ此病ヲ受ケタルノ不幸ノ外ニ、此邦ニ生レタルノ不幸ヲ重ヌルモノト云フベシ」という有名な言葉を残している。私はこの言葉ほど、切実に精神障害者の運命を表現した言葉はないと思う。このは全国にわたって座敷牢の実情をつぶさに調査してその悲惨な状況を克明に記録したドキュメンタリーであるとともに、この非人道的な座敷牢を合法化し、その全国的広がりを許している「精神病者監護法」(1900年制定)と、これを黙認している明治政府を糾弾する告発の書でもあった。 精神障害者の「此邦ニ生レタルノ不幸」の源泉ともいうべき「精神病者監護法」は当時、野放しになっ

  • ワールドナウ-障害調整生存年数(DALY)についての概要と批判

    細田満和子 DALYとは「障害調整生存年数(DALY:Disability-Adjusted Life-Years)」は、1990年代初めにハーバード大学のクリストファー・マーレー教授らが開発した、障害の程度や障害を有する期間を加味することによって調整した生存年数のことである。1990年代半ばには、WHOや世界銀行が、これまでの平均寿命とは異なる、疾病や障害に対する負担を総合的に勘案できる指標としてDALYを公表し、近年、世界的に注目されてきつつある。 それではいったいDALYは、どのように導き出されているのだろうか。DALYは、「早死にすることによって失われた年数(YLL:The Years of Life Lost)」と、「障害を有することによって失われた年数」(YLD:The Years Lost due to Disability)」を足すことで算出される(図1)。 図1 この場合

  • 時代を読む79-障碍者運動の1ページに残る川崎バス闘争

    川崎バス闘争のきっかけをつくったのは私と、私の親友のH氏であった。1970年代後半、私は秋田市に住んでいて、H氏は福島県郡山市に住んでいた。2人とも全国青い芝の会の常任委員を務めていた。川崎にあった全国事務所で、月1回開かれていた常任委員会に出席するため、夜行急行列車で秋田駅と郡山駅から、私とH氏が乗り込んで一緒に行ったものだ。 初めのうちは、全国事務所の近くの駅まで電車を利用していたが、川崎駅から路線バスを利用した方が便利なので2人でバスを利用するようになる。私たちがバスを使っていることが川崎に住む脳性まひ者たちに知られるようになり、みんなでバスを利用するようになっていった。 運転手が車いすの乗客を持ち上げて車内に移動しなければならないので腰を痛めた者もいたのであろう。停留所で待っている車いす使用者がいても、そのまま走り去っていくバスが続出した。車いすの乗車拒否に怒った川崎の脳性まひ者の

  • 災害時の高齢者・障害のある方への支援

    文責 大川弥生 元(独)国立長寿医療研究センター 生活機能賦活研究部 部長 *現在の連絡先: E-mail yyy-okawa@biz.nifty.jp <コピー・引用の場合はご連絡下さい> -1)生活不活発病を防ごう 2)高齢者・障害のある方への配慮 被災された方にどのような支援ができるかと、多くの方々が考えていらっしゃると思います。 また被災された方にどのような配慮をしながら接していけばよいかとお考えの方も多いでしょう。 その中で高齢の方や、障害のある方、また障害のあるお子さんなどの日々の暮らしの中での支援については、被災地でともに生活する方々、ボランティアも含む支援をする人や、今後被災者が新しい土地で生活する時のその地域社会の方々の配慮の仕方が重要です。 高齢の方や、障害のある方々は災害をきっかけとして、日々の生活上での不自由さや困難さが増すことが少なくありません。しかしそれは防ぐこ

  • 生活不活発病(廃用症候群)―ICF(国際生活機能分類)の「生活機能モデル」で理解する

    「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2009年8月号生活不活発病(廃用症候群) ―ICF(国際生活機能分類)の「生活機能モデル」で理解する大川弥生 1 生活不活発病(廃用症候群)とは廃用症候群とは学術用語であり、廃用によって生じる全身の体や頭の働きの低下をいいます。 しかし「廃用」という表現は難しく、耳で聞いただけでは分かりにくいと思います。これは(体の機能を)用いない・使わないこと、すなわち生活が不活発なことの意味です。 また「廃」という字が分かると、「廃業」「廃棄物」「廃人」などの言葉が連想されて、当事者には不快感をもたれる方が少なくありません。 さらに内容的にも「用を廃した」(全く使わなくなった)場合のみに起こるものであって、軽度あるいは中等度の使用低下ならば起こらないかのような誤解をまねく危険もあります。 そのため、「生活が不活発」という原因と、予防・改善には「生活の活発化」が

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2016/03/10
    うーん、オラは“廃用症候群”って言われた方がわかるorz "生活不活発病とは"でググって見つけた次第。
  • 戦後50年 戦争と障害者

    戦後50年 戦争と障害者 はらみちを 戦後50年、今年ほどさまざまなカタチで戦後の記録・隠されていた実態が噴出した年はなかった。 この巨大な集団殺戮のパニックが暴かれへドのように吐き出される惨状に唖然と息をのんだ。これは人間のすることとは思えぬ。だが戦争という巨大な悪魔は人間を狂わせ、暴走したのだ。砲丸を叩きこみ牙をむき襲いかかる兵士に逃げまどう住民、尚も執拗に追う手榴弾、火焔放射器、非戦闘員であろうがなかろうが犬1匹も容赦しない、この集団殺戮の景色の中、障害者が1人もいないことに気がついた。これはおかしい、あの非戦闘員の中に障害者は1人もいなかったのか、いないことはあるまい。いつの時代も障害者は存在したのだ。その歴史は鮮やかに残っている。 障害者の視点からみた記録はないのか…これでは50年前の戦争という歴史の中で、障害者は1人もいなかったことになる。この歴史の中のポカッとあいた空白をその

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2014/04/18
    戦争は…"強者のゲーム"
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