景気の気は空気の気、そして気分の気でもあります。 連日ぱっとしないニューヨークですが、どうもこの気分の差というのが相当出てきている(ような気がする)。ぐっちーはだいたい毎日アメリカのファンドマネージャーや投資銀行家たちと様々な情報交換を繰り返す訳です。 思えばわたくしもデビューして1年もしたらすぐオクトーバークラッシュってやつに直面して、たった10MILのアメリカ国債を投げられないという、マーケットの洗礼を浴びたのがキャリアのスタートです。いざとなるとアメリカ国債という世界最高のクオリティーを誇る債券(株ではない)でさえ売れなくなる、という現実には驚きました。 もちろん今はおどろきませんけどね。そういう中で、このCDOという商品は、いずれ流動性がなくなるだろう、というかもともと無かったのに身内で勝手に値付けしていたフシもあり、流動性に対する疑問は甚だ深いものがあった訳です。まあ、そういう意