病院食は美味しくないという話をよく聞きますが、健康に気を使った減塩食は薄味で物足りない料理になりがちです。 恒久的に健康を損なった場合、3食ずっと減塩食を続けなければいけないということにもなるでしょう。 しかし、食事は人間にとって生きる楽しみの1つであり、それを失うことは生活の質の低下に繋がります。 明治大学の宮下研究室とキリンホールディングス株式会社は共同で、そんな減塩食の味わいを増強させる箸型デバイスを開発。 減塩食の塩味を約1.5倍増強させることに成功したといいます。 健康をそこなう調味料は使わずに、食器の機能で味を調整できる時代が間もなく来るかもしれません。 この研究は、第26回 一般社団法人情報処理学会シンポジウム「インタラクション2022」にて、2022年3月2日に発表されています。 ~減塩食をよりおいしく、「健康」課題の解決に向けた大きな一歩~ 世界初※1!電気刺激の活用で
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