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今まで一体どれほどの無駄な苦労を強いられたか…。 いきなり「CGIは時代遅れ、時代はRack。CGIは動かなくなっても知んね。」とか始まったり。 かと思えばnginx + uWSGIとかでは満足に動作せず、「本ちゃんのRubyからWEBrick利用してRackupすれ」とかトンデモ論が飛び出したり。 ある日突然「無駄にモジュール同封すんの止めた。これからはBundler使え」とか無茶振りしだしたり。 1.8系Rubyのサポートが切れるってのに、2.0系じゃまともに動かないなんてやってた時もあった。 わけわからん無駄なSPAM対策が搭載された所為で苦労させられた時もあった。 tDiary記法だのHiki記法だの散々引っ張った挙句、「時代はGFM」とのたまう厚顔無恥ぷりにも閉口。 dbi_ioが切り捨てられたり、その先っちょのruby-postgresの半バイナリ/ピュアRuby化のはざまで苦
はじめに ここ一年くらいずっと Rails の何がダメでどうすれば良くなるのかを考えていました。 Rails を使ってそれなりの規模のアプリケーションを作ったことがある人なら、メンテナンスのしづらさを感じたことがあるのではないでしょうか。 メンテナンスの問題は Rails 以外の開発でも発生することですが、実のところメンテナンスしやすいアプリケーションはどうすれば作れるのでしょうか? この難問に対して私も答えを持っていませんが、考え続けています。 少なくとも、 Rails Way や Rails Tutorial をベースにしたアプリケーション開発は、業務で用いるには簡単すぎるように思います。 「レールに乗る」という言葉がありますが、私は考え方を変えました。 Rails は規模の大きいフレームワークですが、土台に過ぎません。 Rails Way の設計方針は小規模な開発では有効ですが、規模
Capistranoを使って、Ruby初心者でもRuby以外のソースコードをデプロイできるようになるまでの流れです。 Rubyもよくわからないし、デプロイツールもろくに使ったことないけど、 Capistranoを使ってコードをデプロイしたい。という人に特に向けた記事です。 私自身そういう人でした。 私の理解不足の部分が多々ありますが、とにかくCapistranoを使ってデプロイができることを目的とします。私は今回の方法で、PHPのコードをデプロイしています。 「もう手動デプロイは嫌だ」「デプロイツール使いたい」「なんかデプロイツール使わないとヤバそう」と思っている方々にとってちょうどいい記事になればいいなと。 Capistranoデプロイができるまで(目次) Capistranoってどういうもの デプロイの流れの概要 デプロイ先サーバーとの接続条件 Ruby、RubyGemsのインストール
という記事でしたが、 コミュニティガイドライン - Qiita:Support に反しているようでしたので、大変残念ですが削除させていただきました。 他のテクニック系の記事なども、「プログラミングに直接関係するか」と聞かれると怪しいものが多いのですが、 消すかどうかはまだ迷ってます。
p <<PHP_VERSION <?php PHP_VERSION ;print "\033[1F\033[1M"; //.tap{ define_method :range, -> s,e { s.upto e } } //.tap{ define_method :array_map, -> f,seq { seq.map{ |x| f.(x) } } } //.tap{ define_method :function, -> x,&b { -> x { $x=x;b.call } } } array_map(function($x){ print $x % 15 == 0 ? 'FizzBuzz' : ($x % 3 == 0 ? 'Fizz' : ($x % 5 == 0 ? 'Buzz' : $x)); print "\n"; }, range(1,100)); ruby php.
JMeter使うのだるいなーと思ってたらruby-jmeterというRubyでテストプランを書けるツールがあった。知らなかった(迫真)。 典型的なRailsアプリのテストプラン そういう訳で典型的なRailsアプリのテストプランを書いてみたのがこちら。 ユーザーログインページでCSRFトークンを取得し、常にHTTPヘッダにつけるようにする ユーザーログイン情報をクッキーに保存 といった典型的な処理を盛り込んでいます。あとはREADME.mdを読んでもらえれば大体の書き方が把握できるかと思います。 ちなみに、# Debugというコメントの下2行をコメントアウトしてもらうと、JMeter上でデバッグ用の出力を表示することができます。テストプランが上手く動かないときに、リクエストヘッダやレスポンスを確認するのに便利です。 で、これをコマンドラインで ruby sample.jmx.rb && j
2014年12月にRuby 2.2がリリースされる予定です1。 Ruby 2.2にはRuby 1.9.1のときに外されたtest-unitというテスティングフレームワークが再びバンドルされる予定です。Rubyのテスティングフレームワーク周りに詳しくない人にはよくわからない状況でしょう。そこで、Rubyのテスティングフレームワークの歴史を説明することで状況を整理します。 名称の整理 この説明の中ではたくさんのテスティングフレームワークが登場します。似たようなものもあるため、最初にテスティングフレームワークの名称を整理します。この説明の中で登場する名称は次の通りです。 RubyUnit Lapidary rubyunit Test::Unit test/unit test-unit miniunit minitest RSpec 違いがわかりますか?ざっくり説明すると次の通りです。 RubyU
渋谷Ruby会議01 の Member talk 枠で、 Ruby のマイクロフレームワーク Grape について話しました。運営の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。 大幅に時間オーバーしてしまい、ご迷惑をおかけしました。 15 分は思っていたよりずっと短かく、あっという間でした。なおスライド六枚目に「Grape でググると世界で2位」とありますが、どうやら僕のブラウザ自体がパーソナライズされていた結果によるものらしく、他の方が検索したらもっと順位は低かったそうです。 Grape 自体の紹介がちょっと長くなりすぎたため、後半は Grape のいまいちなところ(と僕が感じているところ)ばかり挙げてしまいましたが良い点もちゃんとあり、特に route 定義と実装の場所が離れていないため URL から実装箇所を特定するのが楽で、これは自分が書いたのではないソースを読む際には便利です
Posted by nagachika on 27 Oct 2014 Ruby 2.1.4 がリリースされました。これは安定版 2.1 系のパッチレベルリリースです。 今回のリリースには、標準添付ライブラリREXMLのDoS攻撃可能な脆弱性の修正と、OpenSSLのSSL/TLSのデフォルト設定の変更が含まれています。詳細は下記の記事を参照してください。 CVE-2014-8080: REXML におけるXML展開に伴うサービス不能攻撃について ext/openssl のデフォルト設定の変更について その他にもいくつかの不具合修正が行われました。 詳しくは対応するチケットおよびChangeLogを確認してください。 追記: 2.1.3 において下記 regression が発生していましたが、本バージョンにて修正されています。 >> { key: if true then 0 else 1
アンダースタンディング コンピュテーション―単純な機械から不可能なプログラムまで 作者: Tom Stuart,笹田耕一(監訳),笹井崇司出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2014/09/18メディア: 大型本この商品を含むブログ (2件) を見る 一番最初にはっきりさせておきますが、Rubyは嫌いな言語です。 が、この本はRubyが嫌いな自分でもいい本だと言える*1本でした。 自分が対象読者に入っているかどうかは実際に読んでみるまで微妙かな、と思っていましたが、とても楽しめました。 以下、書評です。 Rubyという選択 説明用のコードとして本書はRubyを使っていますが、 これに関してはその理由が1章にあります。 私はその明瞭さと柔軟さに魅かれてRubyを選びました また、続けて 本書にはRuby独自の機能に依存しているところはありません。 そのため、もしあなたにとってわか
ちょっとしたコードの書き方でパフォーマンスが変わることがあります。リーダビリティを重視する向きからすれば小手先のテクニックに映るかも知れないのですが、リーダビリティを維持しながらちゃんとしたパフォーマンスを出すためにも、テクニックを知ることは大事なことだと思うのです。 結構違うもんですなー というわけで、そんなテクニックをまとめたスライドがWriting Fast Ruby。見ていて参考になったのでメモ。 たとえば引数に&blockをとってcallするよりも、yieldの方が5倍速い、とか、 def slow(&block) block.call end def fast yield end mapにブロックを渡すよりも、シンボルを渡す方が20%速い、とか (1..100).map {|i| i.to_s} (1..100).map(&:to_s) mapしてからflattenを呼び出すよ
Editorは、人によって大きく違うと思うけど、大体こんな感じだと思います。 Rubyでは、Vim,Emacsなどのエディタ + Plugin + 開発支援なgem Javaでは、Eclipse,NetBeans,IntelliJなどのIDE Javaの人はIDEが無いと辛いと思うかもしれませんが、Vim Pluginや開発支援するgemを使えば、IDEと遜色なく使えるのではないかと思います。 例えば、エディタ上で以下のことはできます。 コード補完 ブレイクポイントを置いて、ステップ実行 カーソル上のクラスやメソッドに飛ぶ(gemやRuby本体のC言語も含む) 知りたいクラスやメソッドなどのドキュメントやソースの表示 保存時にコーディング規約違反の表示 homebrew mac標準のrubyでまずはhomebrewをインストールします。 $ ruby -e "$(curl -fsSL ht
この記事を読み始める前に Rubyでやるんだったら、ちょうどそういう本が出ているから、その本買えばいいのではないでしょうか。 Rubyによるクローラー開発技法 巡回・解析機能の実装と21の運用例 作者: るびきち,佐々木拓郎出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2014/08/25メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る はじめに プログラミングを勉強し始めて、だいたい基礎的な文法を覚えたあとに、次に何をしようかな、と悩む人も結構多いみたいで、明確に「これを作りたい」という場合は、それを作ればいいとは思うんですけど、場合によっては、別段作りたいものが無く、漠然としたプログラミングをしたい、という熱意によって勉強しているという人もいるのではないかと思います。 で、もちろん「作りたいものがないのに、プログラミング勉強してどうするの」という意見もあるかとは思いますが、往
インフラストラクチャー部の成田(@mirakui)です。 Rails の OR マッパーである ActiveRecord ですが、みなさんどのように運用していますか? ActiveRecord を使うと、 SQL を直接扱うことなく、抽象化された表現で RDB にアクセスできるので、アプリケーションの開発効率という観点ではメリットが大きいです。 一方で、 ActiveRecord が駆使されているアプリケーションをサーバに配置してプロダクションとして運用する立場からすると、いくつかの問題に突き当たります。 まずはクックパッド本体アプリケーションにおける、最新の rake stats をご覧ください。 +----------------------+-------+-------+---------+---------+-----+-------+ | Name | Lines | LOC
Stack Overflowを眺めていたら目に止まったのでメモする。 ランダムな文字列を生成する例えば8文字のランダムな文字を得たいなら以下のように書ける。 範囲オブジェクトに対してmapメソッドを使うのがポイントだ。 処理を分解して見てみよう。 まず(0...8)で0から7の8要素の範囲オブジェクトを生成する。 範囲オブジェクトはEnumerableなのでmapが使える。 mapには要素とは無関係に1文字の大文字アルファベットを返すブロック{ (65 + rand(26)).chr }を渡す。 mapはリストを返すので、それをjoinで連結してランダムな文字列を得る。 ランダムな文字を得る方法を改善する上記の方法のうち、1文字の大文字アルファベットを返すブロック{ (65 + rand(26)).chr }は可読性が高いとは言えない。なにせ65.chrがAだとは一見してわからない。 そこ
先日Rubyビジネス推進評議会主催の第3回Rubyビジネスフォーラムが大阪で開催されました。 Ruby言語開発者、まつもとゆきひろさんが、『インターネットが変えるソフトウェアとビジネス。Rubyを例として』と題した基調講演を行いまいした。 その内容を紹介します。 計算機としてのコンピューター IBMの初代社長トーマス・ジョン・ワトソンの有名な言葉に、「コンピューターは全世界で5台くらいしか売れないと思う」と言ったとされています。 その数字は当時の計算技師の人数とENIACの計算性能から導かれた数でした。 ところが、今ではその数百万倍の処理能力をもつコンピューターが何億台もあります。 去年だけでPC出荷台数は3億台。スマートフォンとタブレットはそれを超える出荷がされています。 コンピューターは計算機としてのみ使われているわけではありません。 インターネットとの接続 今日、大阪まで松江から飛行
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0063 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0063 号 Rubyist Magazine 0062 号 Kaigi on Rails 特集号 RubyKaigi Takeout 2020 特集号 Rubyist Magazine 0061 号 Rubyist Magazine 0060 号 RubyKaigi 2019 直前特集号 Rubyist Magazine 0059 号 Rubyist
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