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ブックマーク / nippondanji.blogspot.com (56)

  • オトコのソートテクニック2008

    今日は仕事納めだったので、一年の締めくくりとしてMySQLにおけるソートの話でもしようと思う。 インデックスを利用しないクエリで最もよく見かけるもののひとつは、ORDER BYを用いたソート処理だろう。もし、ソート処理においてインデックスを用いることが出来れば、MySQLは結果を抽出してから結果行をソートするのではなく、インデックス順に行を取り出せば良いので高速にソート処理することが可能になる。特に、LIMIT句やWHERE句を用いて行の絞り込みを行う場合は効果が絶大である。しかし、ひとたびインデックスを利用できない状況に直面すると、たちまちテーブルスキャンが発生して性能が劣化してしまう。 例えば、100万行のレコードを格納したt1というテーブルがあるとする。そのテーブルに対して以下のようなクエリを実行した場合を考えよう。 mysql> SELECT col1, col2 ... colx

    オトコのソートテクニック2008
    taro-maru
    taro-maru 2019/04/18
  • RDBにおけるキャッシュという考え方

    RDBの専門家として日々活動している中で気づいたことのひとつに、「RDBはデータへのアクセスの実装をインデックスに頼っているが、インデックスは全ての問題を解決できるほど万能ではない」ということがある。インデックスというのはとても強力な部品であり、その点には全く異論はない。だが、世の中の全ての問題(クエリ)を解決できるほど、柔軟性に富んだものではないということだ。RDBは、どのインデックスを使ってデータへアクセスするかということを、オプティマイザを用いて判断する。大抵のRDB製品では、オプティマイザはよい仕事をするので、インデックスとオプティマイザの組み合わせによって、ほとんどの問題に対応できる。だが、100%ではないのであり、そのようなケースがシステムの性能問題を引き起こしたり、プログラマ(アプリケーションの設計者)に、NoSQLへ完全に移行したり、クエリ高速化のために非正規化をすると言っ

    RDBにおけるキャッシュという考え方
    taro-maru
    taro-maru 2015/06/17
  • 書籍出版のお知らせ:理論から学ぶデータベース実践入門 ~リレーショナルモデルによる効率的なSQL

    来る2月27日、データベースの新書籍を発売させて頂くことになった。タイトルは「理論から学ぶデータベース実践入門 ~リレーショナルモデルによる効率的なSQL」となっている。単に「データベース」と書いてあるが、RDBがメインのテーマの書籍である。 多くの人が未だにRDBを使いこなせていないのではないか。RDBの使い方をマスターするには何が必要なのか。それがここ数年私が追ってきたテーマであり、この書籍を出すことになった動機である。 あまりにも酷いDB設計、あまりにもスパゲティなクエリ、あまりにも希薄なデータモデルへの理解。そういった問題はどこから生み出されるのか。そのひとつの結論としてたどり着いたのが、「そもそもRDBの使い方があまり理解されていないのではないか」ということだった。名著、SQLアンチパターンでは「やってはいけないケース」について学ぶことができるが、その反対のテーマ、つまり来どの

    書籍出版のお知らせ:理論から学ぶデータベース実践入門 ~リレーショナルモデルによる効率的なSQL
  • MySQLレプリケーションの運用が劇的変化!!GTIDについて仕組みから理解する

    メリークリスマス!!やあ、良い子のみんな!!サンタクロース・・・ではなく、ヒゲモジャギークからのクリスマスプレゼントだよ!! というわけで、MySQL Casual Advent Calendarの25日目である。今朝Advent Calendarを覗いてみると、日分のエントリーが無かったので、急遽書くことにした。Advent Calendar最後の日、クリスマスを飾る記事のテーマはGTIDだ。 前回の投稿では、MySQL 5.6の目玉機能として、レプリケーションがクラッシュセーフになったことを挙げた。レプリケーションまわりで言えば、もうひとつ外せない目玉機能がある。それがGTID(Global Transaction ID)である。 GTIDは良くも悪くもレプリケーションの運用を変化させる。GTIDを使うことによって得られる最大のメリットは、CHANGE MASTER TOでバイナリロ

    MySQLレプリケーションの運用が劇的変化!!GTIDについて仕組みから理解する
  • まだMySQL 5.5で消耗してるの?MySQL 5.6でクラッシュセーフなレプリケーションを活用して枕を高くして眠れる日々を満喫する方法

    MySQL 5.6が登場してからかなりの月日が過ぎたが、他のことで多忙だったせいか、MySQL 5.6についてはあまりブログで情報を発信していないことに気がついた。これはイカン!!と思い、MySQL Casual Advent Calendar 2014に合わせて、MySQL 5.6を使用する上で最もオススメしたい機能であるクラッシュセーフなレプリケーションについて解説しようと思う。この記事は16日目の記事である。 レプリケーションがクラッシュセーフとはどういうことかクラッシュセーフとは、何らかの事情により、プロセスがダウンしたりマシンが電源ごと落ちたり(つまりクラッシュ)しても、再起動後に以前の状態に戻って処理を再開できるということだ。データのクラッシュリカバリであればみなさん既によくご存知であろう。(REDOやUNDOするアレのことだ。稿では面倒臭い・・・ではなかった、題ではないた

    まだMySQL 5.5で消耗してるの?MySQL 5.6でクラッシュセーフなレプリケーションを活用して枕を高くして眠れる日々を満喫する方法
  • OSC広島と中国地方DB勉強会に参加しました。

    かねてから予告していた通り、OSC広島と中国地方DB勉強会(第5回)に参加させて頂いた。両方のイベントがこの土日で連続して行われたので、いずれのイベントにも遠方からの参加者がたくさんいて盛況だったように思う。OSC広島ではデモマシンの展示を、中国地方DB勉強会ではスライド(MySQLのトラブルシューティングについて)の発表をそれぞれやらせて頂いたので、今日はその報告をさせて頂こう。 OSC広島に持っていったデモマシン既にツイッターやFacebookで目にされた方もいらっしゃるかも知れないが、今回展示したマシンのコンセプトは「持ち運べるMySQL Clusterのデモ環境」というものだ。MySQL Clusterを動作させるためのBeagle Bone Black 6台と、コンソール用のRaspberryPi、100Mbpsのネットワークスイッチ、薄型のモバイルモニター、トラックポイントつき

    OSC広島と中国地方DB勉強会に参加しました。
  • SQLインジェクション対策に正解はない

    最近、SQLインジェクションのネタが盛り上がってるようだ。下記のTogetterまとめあたりが震源地だろうか。 「プリペアードクエリが基だけど、動的に SQL を組み立てる場合もあるから、そういう場合に備えてエスケープも知っておいたほうがいいかも」 - Togetterまとめ まとめを読んだ感想としては、「どちらの意見も間違ってはいない」というものだ。前提あるいは見方が異なるために、見解の相違が生じているだけのように思う。SQLインジェクションについては私も若干思うところがあるので意見を書いておこうと思う。 攻撃を防ぐのは難しいSQLインジェクションをはじめとするセキュリティ対策が難しいのは、ひとつでも穴があると致命的なダメージを受け得るということだ。「どうやって効率よくコードを書くか」とか「コードのメンテナンス性を高めるにはどう書くべきか」みたいな議論とは全く質が異なる議論が必要になっ

    SQLインジェクション対策に正解はない
  • ヒゲモジャのギークが提案する技術習得戦略

    先月、Dbtech Showcaseで松信さんがデータベース技術の羅針盤という講演をされた。残念ながらプレゼンそのものを観に行くことはできなかったが、その前の日に松信さんと一緒に昼飯をべたとき、講演のあらすじについては伺っていた。その際にも同じようなことを松信さんには言ったのだが、スライドを見直した上で改めて自分の意見をまとめておこうと思ったので筆をとることにする。 なお、このエントリではスライドに書かれているトピックについて語るので、まだ松信さんのスライドを見てない人は先にスライドに目を通してからエントリを読んで欲しいと思う。結論は全く違った方向に進んで行くが、その点は了承して頂きたい。 あなたに選択肢はあるか?ひと握りの天才なら自分の興味のある分野を開拓することができるだろう。あるいはすでに成功を収めた人であれば転職に困ることはないので、成功しそうな会社に乗り換えることもできるだろ

    ヒゲモジャのギークが提案する技術習得戦略
    taro-maru
    taro-maru 2013/12/03
  • その選択、ちょっと待った!NoSQLデータベースへ乗り換える前に検討すべき3つのポイント

    最近、どうも安易に「NoSQLにすれば厄介なDB設計から開放される」と考えている人が多いように思えて仕方がない。だが待って欲しい。当にNoSQLと呼ばれるデータベースを使えばアプリケーションの開発・運用の苦しみから逃れられるのだろうか。もちろん「そんなことは無い!!絶対にだ!!」と私は考える。今日はその理由について語ろうと思う。 トランザクション先日、リレーショナルデータベースにおけるDB設計についてセミナーで解説したばかりだが、リレーショナルデータベースにおけるデータの整合性は何もDB設計だけが担保しているわけではない。リレーショナルモデルと同じかそれ以上に欠かせないのがトランザクションだ。 トランザクションがあるおかげで、トランザクション終了後のステータスは「成功」か「失敗」の2つしかないということが保証される。すなわちオール・オア・ナッシングだ。もしトランザクションの途中で何らかの

    その選択、ちょっと待った!NoSQLデータベースへ乗り換える前に検討すべき3つのポイント
  • DBエンジニアのための技術勉強会で発表したスライドを公開しました。

    DBエンジニアのための技術勉強会というイベントで、リレーショナルモデルにおけるDB設計について話す機会を頂いた。リレーショナルモデルは非常に重要であるにも関わらず、現場ではないがしろにされてしまっている。その結果、アプリケーションのロジックを上手くクエリで表現できず、開発現場では非効率な開発が行われ、多くの人がデスマ的な状況に追い込まれている。そういう危機意識について、これまで何度かブログでも書いてきたし、WEB+DB Pressで連載している動機もその点にある。リレーショナルデータベースはやはりリレーショナルデータベースとして使うべきだ。そのための鍵となるのが、DB設計である。 今回はなんと約2時間の持ち時間を頂いた。リレーショナルモデルについてはこれまで何度か話す機会を頂いたが、2時間というのは最長記録である。それに合わせてスライドもボリュームたっぷりのものになった。過去のスライドと

    DBエンジニアのための技術勉強会で発表したスライドを公開しました。
  • オープンセミナー徳島で発表したスライドを公開しました。

    徳島オープンセミナーというイベントに招いて頂き、MySQLの運用まわり(?)の話について話す機会に恵まれた。運用といいつつ運用以外の話も色々混じっているが、平たく言うと「MySQLを使う上で躓きやすいポイント」というのが今回のお題である。セミナーで用いた資料を公開したので気になる人は参考にして欲しいと思う。 以前岡山へ呼んでいただいたときも感じたのだが、やはり休日に勉強会へ参加されるだけあって、皆さん勉強熱心である。首都圏のように毎日何かしらの勉強会があるというような恵まれた環境は、徳島にはないかも知れない。だが、スキル向上に対する真剣な姿勢は勝るとも劣らないように感じられた。 懇親会では、LibreOfficeの榎氏と色々と意見を交換させて頂いた。(というより二人でかなり話し込んでしまった感がある。)何を隠そう榎氏とは初対面だったのだが、榎氏もソフトウェアの自由を大切だと考える言わば同志

    オープンセミナー徳島で発表したスライドを公開しました。
  • 開発者に贈る、コーディングが捗る漢のBGM10選

    皆さんは普段音楽を聴いているだろうか。音楽業界が縮小していると言われて久しいが、私自身は音楽は嫌いというわけではない。昔から邦楽は好きではなかったので、邦楽に費やしたお金は非常に小さいが、音楽はむしろかなり好きな方だ。集中したいとき、余計なことを考えずに目の前のことに取り掛かりたいとき、行き詰まったとき、気分を変えたいとき、そんなとき手軽で役立つのが音楽だ。BGMを流すだけで仕事が捗るなら安いもんである。 今日は私が普段聴く曲の中から、開発者の皆さんのコーディングが捗る(と思われる)曲を10曲紹介したいと思う。なお、捗るかどうかは個人差があり、万が一捗らなくても保証はできないのでその点はご了承頂きたい。エントリにはオチはないのでその点も悪しからず。 1. Return Value - General Fuzz ズバリ、返り値のテーマソングがこれだ!!その名も「Return Value」

    開発者に贈る、コーディングが捗る漢のBGM10選
  • データベースアプリケーション開発を炎上させる負のスパイラル

    毎度おなじみ、はてブのホットエントリに「SIをダメにする負のスパイラル」というタイトルのまとめが掲載された。きしだ氏とはかなり視点は違うものの、開発現場の問題点については少し思うところがあるので意見を書いてみようと思う。と言っても、以下の話の内容はデータベースアプリケーションに限定した話であり、またSIerだけに限った話ではないのでその点はご容赦頂きたい。もちろんSIer各位の案件はデータベースは必須なので、エントリで触れる問題点には該当するだろう。 Q.なぜ炎上するのか? A.正しいデータベース設計ができていないから結論から言おう。データベースアプリケーションの開発が炎上するのは正しいデータベース設計ができていないからだ。ここでいう「正しい」とは、論理的に証明できる正しさという意味ではない。「来こうするべき」といった意味で捉えて欲しい。 「炎上」というのは、例えばテストが通らない、バ

    データベースアプリケーション開発を炎上させる負のスパイラル
  • 書評:「統計学が最強の学問である」→ はい。

    このを手に取ったのは単に売れているという理由からではない。むしろ話題になっても「なんかミーハーなタイトルだなー」ぐらいにしか思わず、あまり興味がわかなかった。 ところが、先日同僚の木村氏に誘われて参加した飲み会で、なんと著者の西内氏と話すという幸運な機会に恵まれた。西内氏は話が非常に上手で、ユーモアのセンスや頭の回転の速さ、そして匂い立つリア充臭を醸し出していた。著者に興味がわけば、著書にも興味がわくのが人情である。そして読んだ結果、とても面白いだったので皆さんに紹介しようと思う。 統計学のいろはが分かる書はミーハーなタイトルとは裏腹に、ストーリーに沿ってとても上手に「統計学のエッセンス」を伝えてくれる。専門書ではないので統計学のディテールには踏み込まないものの、要点を的確にピックアップしており「統計学ってどんなもの?どんなふうに使うの?」というクエスチョンに見事に答えている。一般向

    書評:「統計学が最強の学問である」→ はい。
    taro-maru
    taro-maru 2013/08/15
  • 第一回中国地方DB勉強会で発表したスライドをアップロードしました。

    岡山でDB勉強会を開催するのだがMySQL 5.6の新機能について話して貰えないか。先月そのような提案をいただき、岡山までノコノコと顔を出してきた。JPUG(日PostgreSQLユーザー会)主催かつ岡山という自分にとっては遠方の地で誰一人顔見知りが居ない中、若干緊張していたのだが、皆さん温かく迎えていただき楽しい時間を過ごすことができた。やはりデータベースを嗜む同士、通じ合うものである。皆さん勉強熱心で様々な質問、意見交換を通してとても勉強になった。大垣さんの発表もとても勉強になった。やはり「勉強会で発表すると自分が勉強になる」という法則が発動したように思う。 さて、MySQL 5.6の新機能について発表したのはこれが初めてではない。過去に発表したものに改良・修正を加えている。MySQL 5.6がリリースされてもう半年になろうとしているが、新機能は満載なので全てをキャッチアップしている

    第一回中国地方DB勉強会で発表したスライドをアップロードしました。
  • MySQLでVisual Explain

    MySQL Workbenchの次期バージョンである6.0のベータ版が公開された。例によってMySQLのダウンロードサイトで公開されているので、新機能が気になる人はゲットして試してみて頂きたい。見た目が若干今流行りのフラットデザインっぽくなってシャレオツ(笑)な感じに仕上がってる。 ベータ版が公開されたのを記念して、Workbenchに搭載されているナイスな機能について紹介したい。そう、Visual Explainだ。Visual Explainとは読んで字のごとく、SQLの実行計画を視覚的に表現したものだ。SQLが複雑になると、その実行計画は理解し辛いものとなる。 今日はVisual Explain基的な使い方と、それがどのように見えるかを紹介しようと思う。 Visual Explainを使用するには、対象のMySQLのバージョンが5.6以上であり、なおかつWorkbenchのバージョ

    MySQLでVisual Explain
  • プログラミングを教育する前に必要なこと

    Rubyの作者、我らがMatzが政府がプログラミングを義務教育にしようとしていることに対して苦言を呈している。Matzが指摘している問題点は3つ。 誰が教えるか。あるいは教えることが出来る教師は揃っているのか。 どのように評価するか。プログラミングは芸術に近いのにどうやって点をつけるのか。 何を教えるか。 詳しいことは元記事を見て頂きたい。もちろん私はMatzの苦言には大いに賛同している。正直政府は無計画にキャッチーなネタをぶちあげているだけにしか見えない。だが、コンピュータについての教育は一切役に立たないのかというと、そうでもないように思う。dankogai氏がMatz氏の記事を受けて、コンピュータを遊び道具として置いとけみたいなことを書いてるけど、それもどうかなと思う。遊び道具として置いといたところで、自発的にプログラミングをしようと思う子供などほとんど居ないだろう。せいぜいゲームで遊

    プログラミングを教育する前に必要なこと
  • MySQLは立ち止まらない・・・MySQL 5.7開発版登場!

    まだMySQL 5.6が登場して興奮冷めやらぬところだが、MySQLの開発チームはその手綱を緩めることはない。次期バージョンの開発版であるMySQL 5.7.1がすでに登場している。MySQLの開発リリースモデルではマイルストーンリリースと呼ばれるマイナーバージョンごとに新しい機能が盛り込まれる。(参照:MySQL 5.5登場)MySQL 5.6系での最後のマイルストーンリリース、つまり新しいバージョンが盛り込まれたバージョンがマイルストーン9、そして5.7.1がマイルストーン11となる。(マイルストーン10、つまり5.7.0はリリースされていないバージョンとなっている。)MySQL 5.7が正式版になるまでに、いくつのマイルストーンリリースを経るか、つまりどれだけ新機能が搭載されるかについては今のところ未定だが、新しいバージョンのリリースが待てない!という人はぜひMySQL 5.7.1を

    MySQLは立ち止まらない・・・MySQL 5.7開発版登場!
  • MySQL 5.6正式リリース!! #mysql56

    待望のMySQL 5.6が正式にリリースされた。正式版の最初のバージョンは5.6.10である。コミュニティ版(MySQL Community Server)は下記のページからダウンロードできるので、ぜひ今すぐダウンロードして頂きたい。 MySQL Downloads MySQL 5.6のリリースにあわせて、GUIツールであるMySQL Workbenchやドライバも新しいバージョンがリリースされており、MySQL 5.6対応となっている。それらの周辺ソフトウェアもチェックして頂けると幸いである。 新機能について正式版の機能はリリース候補版の頃から特に変更はない。(リリース候補版まで到達したということは、正式版の機能セットは固まったということであり、大きな機能の変更はないことを意味するからだ。)なので新機能については、リリース候補版が出たときに書いたエントリを参照して頂きたい。 漢(オトコ)

    MySQL 5.6正式リリース!! #mysql56
  • 開発スピードアクセル全開ぶっちぎり!日本よ、これがMySQL 5.6だッ!!

    米国で行われているMySQL Connectというイベントで、ついにMySQL 5.6 RC(リリース候補版)が発表された。リリース候補版ということは、これが次の正式版になるということだ。MySQL 5.5は5.1から凄まじい進化を遂げたバージョンであった。だが、MySQL 5.6はさらにそれを上回る進化を遂げている!正直ここまでの進化を誰が予想しただろうか、いや誰も出来なかったであろう。これまで、α版が出たときから何度か新機能について紹介してきたが、今回改めてMySQL 5.6の新機能を振り返ってみようと思う。すべてまとめるともの凄い内容だ。興奮して夜も眠れなくなること請け合いだ。MySQLの進化が止まるのでは?などという心配は吹き飛び、もはやもうちょっと小出しにしなくて良かったのか?と心配してしまうレベルである。 それではMySQL 5.6の新機能について紹介していこう。 InnoDB

    開発スピードアクセル全開ぶっちぎり!日本よ、これがMySQL 5.6だッ!!