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ブックマーク / kenichinishimura.blogspot.com (23)

  • 米最有力VCのみるインターネットの潮流

    2012年最初のブログということで2012年はどんな年になっていくのか、それを考える際の参考になりそうな資料を紹介したいと思います。 FacebookやTwitter、Zynga、Patn、Spotifyなど様々な有力スタートアップに投資を行うアメリカ最有力のベンチャーキャピタル、KPCBがインターネットの2011年における潮流をまとめたレポート。 昨年10月にサンフランシスコで行われたWeb 2.0 Conferenceにおいてウォール・ストリートのアナリストからベンチャーキャピタリストへ転身したMary Meeker氏によってプレゼンテーションされたものです。 このレポートでは、インターネットにおける現在のトレンドが11の項目で紹介されているのですが、今回はその中でも注目すべきものを3つほどピックアップしてみました。 1. モバイルデバイスの爆発的成長とそれによってもたらされる個のエン

  • TIME誌が選ぶ2011年のベストアプリたち

    TIME誌の年末恒例、”Top 10 XXX of (Year)"シリーズに2011年のスマートフォンアプリトップ10というのがありました。 ベーシックなものが多い中、知らなかったものもあり、改めて勉強不足を実感したのですが、2011年の動きを振り返る意味でとてもいい題材だと思うのでご紹介したいと思います。

  • ソーシャルメディアは幼稚な社会をつくる?

    Tumblrを眺めていたら、なんとも考えさせられるメッセージが飛び込んできたのでご紹介。 アメリカの脚家・ブロガー、Diablo Codyさんのソーシャルメディアに対する意見でした。 Tumblrで多くの反響を得ていたその画像が以下。 ここに記載されているメッセージを簡単に訳すと、 I feel like I'm part of a generation of people who are stuck in the past and are really self-absorbed. - 私は過去にとらわれ、とても自己陶酔的な世代の1人であるように感じる。 I mean, we're actually taking pictures of ourselves and posting them on Facebook, and keeping in touch with people th

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    tartvf 2011/12/21
  • 着実に社会に変化をもたらすクラウドファンディング

    Tweet Don't be lame このブログでも以前から何度か紹介している、"個人や組織の活動に対する資金や、協力などのサポートをインターネットを介しクラウド(Crowd)から募る"というコンセプト、『クラウドファンディング』ですが世界でも、日でもかなり存在感を増してきています。 (ブログにおける過去記事はこちらの2つ→『クラウドファンディングについて調べてみた。』、『これからのクラウドファンディングサービスが気をつけなければならないポイント』) 今回は、そんなクラウドファンディングの最近の動向をアップデートしてみたいと思います。 まず、世界。”クラウドファンディング”というコンセプトを確立したKickstarterからはなんとも驚きのニュースが。 インディーズ映画における世界最大の映画祭、サンダンス映画祭に現時点までにノミネートされた作品のうち、実に10%近くがKickstar

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    tartvf 2011/12/15
  • Steve Jobsが語った生き方が変わる人生の捉え方

    Tweet Tumblrでとてもよいビデオを見つけたのでご紹介。 Steve Jobs人生に対する見方を述べたインタビュー。 1995年に行われたものですが、非常に簡潔に(46秒!)、彼の考え方が述べられています。 以下、拙訳。 "大人になったときに言われがちなのは、世界はちっぽけなもので、その世界の中でうまくやっていくのが人生であって、それにあんまり衝突したりするのではなく、家族を大切にし、楽しみ、ちょっとの貯金をすればいいんだ、というものだ。 When you grow up you, tend to get told that the world is the way it is and your life is just to live your life inside the world, try not to bash into the walls too much, try

    tartvf
    tartvf 2011/12/05
  • 3D印刷技術がまじハンパない件について

    Tweet Tumblrで発見し、その凄まじさに驚いたのでご紹介。 以前、『2011年注目すべき20のトレンド』にもランクインしていた3D印刷の技術、書いたはいいものの正直あんまりわかっていませんでした。 そんな3D印刷の実際の過程をNational Geographic Channelが動画で紹介してくれており、英語とか特にわからなくてもその様子を見るだけでその凄まじさがわかるはずなので是非是非!! この動画、個人的には『Aurasma』以来の衝撃でした→(世界を”拡げる”ARアプリ『Aurasma』) こういった技術が一般化するこれからの未来というのはホントどうなっていくんですかねー。 特にSo What??がなくて申し訳ないのですが、Twitterでは書き切れないのでこちらでご紹介まででした:) ちなみに僕のTumblrアカウントはこちら。よければフォローしていただけると:) Fol

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    tartvf 2011/08/26
  • オンライン上にもう一つの地球が順調に出来ていっているという話

    Tweet 先日紹介した記事『2011年、人々はどれだけのデータを作り出しているのか。』でものすごい量のデータが現在、生み出されているという話がありました。今回、そのようなデータが実際の現実世界にどのように反映されているのかをTwitterFlickrのデータの位置情報をプロットし、ビジュアライズしている素敵な画像を見つけたのでご紹介。 Eric Fischer氏による作品です。 青い点がTwitter、赤い点がFlickrで、両方が合わさっているスポットは白くなっています。 まず、世界地図上にプロットしたものが以下。 真っ青な日韓国と真っ赤なヨーロッパが印象的です。 また、Twitterが流行っていないことで有名なアメリカ(⇒『twitterはまだまだ流行っているとはいえない。』)も内陸東部は結構アクティブな様子。 東南アジアあたりにかかっている青い線はマレーシア、シンガポール、イ

  • webページを自由に編集できる『BO.LT』にものすごい可能性を感じる件

    Tweet 今日の朝の@takahide_hさんのTwitterにおける秀逸な投稿から以前、『IDEA*IDEA』などで紹介されていた『BO.LT』のすばらしさを実感したのでご紹介。 『BO.LT』は、一言で言うと「あらゆるwebページを自由に編集し、それを共有できるサービス」。 文字で表現するのはなかなか難しいので、@takahide_hさんが編集され100を超えるRTをされていた以下の画像を見ていただければ。 『http://bo.lt/a2brx!t』という短縮URLが発行されているこちらの記事、僕も最初は理解しがたい状況になりました。内容的に虚構新聞以外にはありえないはずなのに、Yahoo!だし、YOMIURI ONLINEだし、「えぇぇぇ?」という。 使い方にかなり気を遣わなければならないツールではありますが、このサービスの特徴である、編集機能・ソーシャル性を最大限に引き出せば、

    tartvf
    tartvf 2011/07/12
  • Wondershakeを上手に使うために知っておきたい3つのこと

    Tweet リリース以後、非常に盛り上がっている『Wondershake』に関して、日の『Start-up Morning』において、Founderの鈴木くん(@Doubles9124)からいろいろ使いこなす方法を教えてもらったので共有をば。 1. WondershakeはIce breakerであることをしっかり認識する Wondershakeは単なる出会いではなく、興味・関心の近い人がいるにも関わらず接点がない機会損失を減らすサービスです。 そのため、位置情報ではなく、興味・関心情報をベースに人をつなげよる設計になってます。 従って、例え同じ空間にいようとも興味・関心が違う人はWondershake上では表示されないことになります。 2. 上位9つに置くタグが重要 上に書いた興味・関心情報はFacebookでいいね!しているページからの引っ張ってきています。 特に、重要なのが自分のプ

  • ソーシャル前提グルメ系サービスとしての『Retty』

    Tweet 先週のStart-up Morningに来ていただいた『Retty』さんについての考えがちょっとまとまったのでつらつらと。 ■前提:『Retty』って? 『べログ』などのグルメ系サービスには当然必須の『行った』お店の情報だけでなく、『行きたい』という情報も簡単に蓄積できるサービス。また、人をベース(ソーシャル)にお店を見つけるサービスという捉え方もできます。 この『行きたい』というユーザーはお店側にとっては、潜在顧客にあたるわけで、そこを可視化することには大きなポテンシャルがある一方、ソーシャルな要素を取り入れていることは類似サービスと比べて、自分と味覚・趣味の合う人と繋がるのをより簡単にしてくれます。 ■ディスカッションで話したこと 1. 情報の質・量を高めていくために。 べログと比べて、投稿の敷居がかなり低いRettyですが(べログは200字以上書かないといけない)、

  • Kloutのようなサービスの意義と危険性

    Tweet 少し前になりますが、『New York Times』にKloutなどソーシャルメディア上の影響力を数値化するサービスの意義と問題点について整理した素晴らしい記事があったので以下、ご紹介。 --- ▼人が数値化される世界 どれだけ影響力があるのかという数値が私たち全員に割り振られる世界を想像してみてください。その世界においてその数値は、あなたが仕事を得られるか、ホテルでアップグレードをしてもらえるか、スーパーでサンプルをもらえるか、といったことを判断する材料となります。 もしも、あなたの影響力を示す数値が低ければ、プロモーションやスーツや無料クッキーはもらえません。 これはサイエンスフィクションの話ではなく、ソーシャルネットワークの何百万というユーザーに起こっていること。 もしあなたがFacebookやTwitter、LinkedInにアカウントを持っているなら、あなたは既に(も

  • 2011年、人々はどれだけのデータを作り出しているのか。

    Tweet 先日書いた『Facebook founder, Mark Zuckerburgの語る未来:"Naturally Social"』の中で、Zuckerburgが紹介していたFacebookにおいて、2年ごとに共有される情報量は倍増しているという『ムーアの法則』というものがありました。 それに関連するところで『Mashable!』に、そのデータはどれほどのものなのかを示したインフォグラフィックがあったので、そちらを軽くご紹介。 ■世界における情報量 2年ごとに2倍に増加しており、2011に作られたデータ(複製された物も含む)は1.8ゼッタバイトに及ぶ。(ゼッタは10の21乗) ■1.8ゼッタバイトの容量を例えるなら.. Twitterアメリカの全国民が1分間に3回(1日で4,320回)、 26,976年休みなくつぶやき続けなければならないほどの情報量である。 もしくは、120分の

  • ここ1年くらいで見られた素晴らしいインターフェイスデザイン 12選

    Tweet 『fastcodesign.com』に見ているだけで楽しくなる記事が出ていたのでご紹介。 2010年に出てきたプロダクトのうち、インターフェイスのデザインが素晴らしかったものを12個ほどピックアップしてくれています。 以下、ちょっとづつ解説をば。 1. FLUD まず1番最初に紹介されていたのは、iPhoneアプリ、『FLUD』。素晴らしくデザインされたRSSリーダーアプリです。アイコンもイケてます。 2. Cortex 『Cortex』はChromeで機能するExtension。Facebook, Twitter, Tumblr, or Instapaperにマウスジェスチャーだけで瞬時に投稿できるスグレモノです。 3. IOBR 『IOBR』は幼児のためのソーシャルメディア。(というよりはコミュニケーションツールですが。)幼児は上のように、ボックスに三角や四角のブロックを入

  • Facebook founder, Mark Zuckerburgの語る未来:"Naturally Social"

    Facebook founder, Mark Zuckerburgの語る未来:"Naturally Social" Tweet 『GeekWire』にMark Zuckerburgがシアトルで行った講演の記事が上がっており、非常に興味深い彼自身の今後のビジョンについて語っていたのでご紹介。 講演の中で彼は現在と未来、それぞれのトレンドについて語っています。 【Zuckerburgが重要視している現在進行中のつのトレンド】 1. ソーシャルネットワークの臨界点を突破 何百万というユーザーがそれを利用し、お互いに繋がっている。ソーシャルメディアの有用性は広く理解され、その成長のトレンドは揺るがない。 それによって、人と人との『繋がり』は新たなレベルへと進歩した。それはこれまでと異なる新たなソーシャル体験が築かれるプラットフォームである。 2. 情報共有における『ムーアの法則』 Facebook

  • Google+が有用なソーシャル・サービスになるのではないかと期待する3つの理由

    Tweet まだリリースされたばかりのサービスであり、現状から断定することは難しいですが、主にFacebook、Twitterとの比較から期待できるのではないか、と感じたことを3つに分けました。 1. 人の多面性を管理しやすいサービスである 1つ目は以前紹介した『ソーシャル・ネットワークからソーシャル・サークルの時代へ?』の話。 Mark Zuckerburgのいう、『個人のアイデンティティーはひとつであり、二つのアイデンティティーを持とうというのは誠実さに欠けている。』に僕は違和感を感じています。 広島を愛するクラスターはカープとかお好み焼きが好きなクラスターとは類似点が多いかもしれませんが、そのクラスターと例えばテクノロジーやデジタルが好きなクラスタとの類似点は多くないはず。 これまでのサービスでそのような点を許容するものはなかったため、今までの僕のケースであれば、それは利用するプラッ

  • テクノロジーをより身近なものにするアイデアたち

  • Googleを活用し、6ドルで広告代理店に入社したある男のアイデアがすごい件

    Tweet 偶然見つけたMashable!の1年前の記事の内容がやばかったにも関わらず日語化されていないようだったのでご紹介。 最近話題のソーシャルリクルーティングの範疇には入らなさそうですが、webを使った非常にクリエイティブなアイデアです。 コピーライターのAlec Brownstein氏(下)は、よりクリエイティブな職場で尊敬できるクリエイティブ・ディレクターと働くことを目指し、ある方法でNYの広告代理店ヤング&ルビカムに仕事を得ました。 その方法は、彼が尊敬するクリエイティブ・ディレクターの名前でGoogle検索した際に表示されるGoogle広告を出稿し、そこで直接一緒に働きたいというメッセージを伝えること。 ちなみに、その広告のメッセージは”Hey, [creative director's name]: Goooogling [sic] yourself is a lot o

  • ソーシャルパトロンサービス『Grow!』に期待したい3つのこと!

    Tweet 日朝7時から『スタートアップモーニング』を開催しました! (とか言いつつ、遅刻してしまったのですが。。。梅木さん、みなさんすいませんでした><) 朝7時からだと2時間話してもまだ9時となんとも素晴らしい!というのはさておき、非常に中身の濃い2時間でした。 日、お話いただいたGrow!CEOの@hitotsugiさんには以前からこのBlogでお世話になっており、個人的にも是非お会いしてみたい方でした。 @hitotsugiさんが今取り組まれているサービス、Grow!について知らないという方はもしかするとこのブログ読者にはあまりいないかもなのですが、モデルは以下のようにクリエイターとそれを支援したいというパトロンを繋ぐというもの。ちなみにここでいうパトロンというのは大金を無償で提供する人のことではなく、ちょっとした気持ちを伝えたかったり、ちょっと応援したいと思っているような人た

  • ある投資銀行が作成した海外ネット企業1,240社まとめが素晴らしい件

    Tweet 見た瞬間は「これはヤバいものを見た!」と感じたのでご紹介。これだけ全体感のある形のまとめはなかなかないと思います。 Wall Street Journalに掲載されていたブティック系LUMA Partnersが作成したビジュアルなのですが、ネット企業1,240社を6つのカテゴリーに分け、企業側から顧客側へ左から右に流れるように、サブカテゴリーに分けながらマッピングしてくれています。 カテゴリーはモバイル、検索、コマース、動画、ディスプレイ、ソーシャルの6つ。 早速以下からちょっとずつ解説をば。 まずはモバイル。下部にGPS機能を活用したFoursquare等位置情報系サービス、上部にAdmob等のモバイル広告企業、右中部のモバイル決済カテゴリーにはSquareのロゴも。 続いて、検索。検索系代理店を買った影響か代理店には電通のロゴも。検索エンジンのサブカテゴリーにはソーシャル検

  • 音楽検索アプリ『Shazam』が示唆するTVCMの可能性

    Tweet 音楽検索サプリ『Shazam』が先日、3200万ドルの資金調達をしたというニュース(『Shazam taps $32m VC fund to make move into TV | News | Rapid TV News』)を見て、思い出したことを掃き出し。 Shazamは簡単には流れている楽曲がわからないときに起動すると、その楽曲の名称を教えてくれる素晴らしいアプリなのですが、半年ほど前からアメリカのアパレルブランド『Old Navy』と組んで、非常に示唆的なキャンペーンを実施していました。(現在は既に終了した模様。。) キャンペーンの概要としては、TVCM中にそのCM中に音楽をShazamを起動し、特定(Tag)すると特設サイトへと遷移し、その組み合わせの服を見ることができるだけでなく、直接購入ができる、というもの。 以下のCM動画を直接観てもらうとわかりやすいかと。 S