オーストラリア国内でダウンロード販売されているソフトウェアや音楽などのコンテンツの価格が、他国のそれよりも高いことについて、オーストラリア連邦議会が調査を始めるという。 この価格差の問題は、オーストラリア生産性委員会が昨年発表したレポートでも取り上げられていたもので、先週アドビ(Adobe)が同社のソフトウェアの価格設定について、米国に比べて最大で1400豪ドルも高い場合があることを明らかにしたことで、新たに再燃したという。 Sydney Morning Herald(SMH)によると、豪議会ではアップル(Apple)やマイクロソフト(Microsoft)を含む米テクノロジー企業などに対し、それぞれのダウンロード販売に関する価格設定の方針について説明を求めていくという。また、与党労働党の政治からはこの調査を受けてソフトウェアやコンテンツの価格が引き下げられることを期待しているという。 この