前回から、Androidおよびリレーショナルデータベース管理システムのSQLiteを用いて、実際にデータベースを活用したアプリケーションを作成しています。前回はCurryDbHelperクラスを使ってインスタンスを作成しました。今回はその続きからはじめて、アプリケーションを完成させましょう。 データベースのテーブルを作る CurryDbHelperクラスが入ったCurryDbHelper.javaがリスト5(クリックでリストを表示、以下同)です。Androidでは、android.database.sqlite.SQLiteOpenHelperというヘルパークラスを継承したクラスからSQLiteのデータベースを操作します。そのクラスを使って、SQLiteデータベースの作成、テーブル作成、データベースのスキーマのバージョン管理といった作業を行います。その子クラスとしてCurryDbHelpe