カナダのリサーチ・イン・モーション(Research In Motion:以下RIM)は現地時間29日、直近の四半期(2012年3-5月期)の業績について、2004年以来となる営業損失計上の見通しを明らかにすると共に、経営立て直しに向けた戦略アドバイザーとして複数の投資銀行と契約を結んだことを発表している。 この発表を受け、RIMの株価は一時最大で15%程度下落し、1株9ドル50セントをつけたという。RIMの株価はこの1年で7割以上低下。 RIMのトーステン・ヘインズ(Torsten Heins)CEOは、深刻な業績悪化の原因について、「現在の競争環境が同社のビジネスに販売台数の面でも価格圧力の面でも影響を与えた結果」と説明。ただし、具体的な損失額は明らかにしなかったという。なお、アナリストらのこれまでの業績予想は2億6100万ドル程度の営業黒字となっていた。また前年同期には9億3000万