インターネット経由でテレビ番組を携帯端末などに転送(ストリーミング配信)するエレオというベンチャー企業のサービスをめぐって、米テレビ業界で騒動が巻き起こっている。 エレオは、かつてパラマウントピクチャーズ(Paramount Pictures)やフォックス(Fox)、QVC(ケーブルTVのショッピングチャネル)を率い、現在はエクスペディア(Expedia)会長やMatch.comを傘下に収めるIAC/InterActiveの会長を務めるバリー・ディラー(Barry Diller)氏が支援するベンチャー企業で、月額12ドルを支払うユーザーに対し、パソコンやiPhone、iPadなどのモバイル端末でも地上波の番組を観られるように、ウェブ経由でストリーミング配信するというサービスを今年3月に開始。なお現在、サービス提供地域はニューヨーク市に限られているが、同社では今年中に100以上の都市に広げる