ではmainメソッドとクラスの関係について一度整理しておきましょう。 クラスを使ったプログラムの場合、クラスはあくまで設計図ですので、どこかでクラスを元にオブジェクトを作成して、オブジェクトに色々と指示をしてあげる必要があります。クラスのオブジェクトの作成は、別のクラスの中でも記述することは出来るのですが、その別のクラスのオブジェクトを作成する誰かが結局必要になります。つまり、まず最初にクラスとは関係無い誰かが最初に何かのクラスのオブジェクトを作成する必要があるわけです。 そこで使われるのがmainメソッドです。mainメソッドは『最初に呼ばれるメソッド』で記述した通り、プログラムを実行する時に最初に呼び出されるメソッドです。このメソッド内に他のクラスのオブジェクトを作成する記述をしておくことでプログラムは動作するわけです。 では前のページで使ったサンプルを見てください。 class ct