シマンテックは8月31日、VMwareとの協業により仮想環境下における高可用性とストレージ管理を実現する製品「Symantec ApplicationHA」と「Symantec VirtualStore」を今年度中に提供を開始すると発表した。 シマンテック・コーポレーション プロダクトマネジメント担当バイスプレジデント ドン・アングスパット氏 「Symantec ApplicationHA」は、VMwareの統合管理ツール「VMware vCenter Server」と統合可能なソリューションで、仮想環境におけるアプリケーションの稼働状況を可視化できるほか、障害が発生したアプリケーションだけを再起動するといったことが可能になる。 対応するアプリケーションはOracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、IIS、SAP ERPなど。VMwareの仮想環境においてリソ
RECONシリーズの最終回は、情報セキュリティ業界でもっともホットな攻撃方法であるReturn Oriented Programming(ROP)を紹介したい。第38回で少しだけ紹介したROPは、OSに組み込まれている情報セキュリティ対策機構を回避するために使用されるテクニックである。 Dino Dai Zovi氏の発表「Mac OS X return oriented exploitation(スライドは[こちら] ( http://trailofbits.files.wordpress.com/2010/07/mac-os-x_roe.pdf ))」は、Mac OS XにおけるROPを使用した攻撃法のプレゼンテーションであった。ROPはスタック保護やDEP、ASLRといったOSに備わっている情報セキュリティ対策機構の向上をうけて編み出された攻撃方法の一つである。 OSに備わっている情報
米VMwareは8月31日(米国時間)、クラウド環境向けの運用/管理製品「VMware vCloud Director」を発表した。 VMware vCloud Directorは、同社の仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」を拡張し、「バーチャル・データ・センター(virtual data centers)」を構築するための製品と位置づけられており、VMware vSphereによってプールしたコンピューティング・リソース(CPU、ストレージ、ネットワーク)を効率的に"消費する"(Consume)ための機能が取り込まれている。 具体的には、ユーザーを所属や肩書きなどでグループ分けし、「スタンダード」、「ゴールド」など、SLAや料金の異なるサービスメニューをグループごとに定義する機能や、ユーザーがセルフサービス型でコンピューティング環境を購入するためのポータル機能などが用意
米VMwareは8月31日(米国時間)、仮想環境向けのセキュリティ製品群「VMware vShield」を発表した。 同製品群は「VMware vShield Edge」、「同 App」、「同 Endopoint」の3種類の製品から成る。これらのうち、vShield Edgeは、バーチャルアプライアンスとして提供され、ファイアーウォール、VPN、Webロードバランサー、NAT、DHCPなどの機能を搭載する。これらの機能を、物理構成の制約を受けることなくターゲットとする環境に適用できる点が最大の特徴。パブリッククラウドのように、複数の企業のアプリケーション/データが動作するマルチテナント型のデータセンターでも、それぞれのトラフィックを独立させ、安全に運用することができるという。 一方、vShield Appは、VMware vSphere上で動作するファイアーウォールソリューション。セキュリ
The Mozilla Foundation is a non-profit organization that promotes openness, innovation and participation on the Internet. Mozilla WebdevにおいてRequireJS and Juicerという興味深い記事が掲載されている。大規模化および複雑化するJavaScriptコードに対処する方法としてモジュールシステムの導入が効果的であるとし、その実装としてRequireJSとJuicerの組み合わせがなかなか良いということを紹介する内容になっている。モジュール化を進めるとパフォーマンスの面で欠点もでてくるが、そのあたりのバランスがよく参考になる。 RequireJS and JuicerではJavaScriptのモジュール化ではCommonJSが代表的であるとしたう
Thomas Fuchs, author of the script.aculo.us user interface JavaScript library, a member of the Prototype core team and a Ruby on Rails core alumnus. mir.aculo.usのCreating awesome CSS3 animationsにおいて、CSS3を使った素晴らしいアニメーションの例としてFreelance Treasure Mapが紹介されている。Chrome、Chromium、SafariなどのWebKitベースのブラウザでアクセスするか、iPadまたはiPhoneからアクセスすると、ページ上部に掲載されている海賊のアニメーションを確認できる。 Chrome 7でFreelance Treasure Mapを閲覧した場合 瞳は瞬き
Windows Internet Explorer 9 標準規約に準拠したアプリケーションを開発することは互換性という面で重要だが、それが必ずしも現実に則しているとは言いがたいこともある。また、標準規約に誤りがあり矛盾した記述がなされていることや、問題を先送りにして規約として説明していないもの、そもそも標準化されていないものなどもある。開発者はこうした「規約」と「現実」という2つの側面を見ながら、ほかのアプリケーションと互換性が高く標準規約へも準拠しつつ、さらに現実の問題に対処できる実装という「落とし所」を見つけなければならない。 IEBlogにおいてChakra: Interoperability Means More Than Just Standardsのタイトルのもと、IE9の新しいJavaScriptエンジンChakraを開発するにあたって、こうした標準規約と現実との乖離を加味し
Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. Chrome開発版のバージョンが7系へアップグレードされた。GoogleはChromeのバージョン番号を従来よりも速いペースで更新していくとしており、今後は1ヶ月半から2ヶ月といった周期で新しい開発バージョンが登場する。メジャーバージョン番号のアップグレード周期が短くなるということは、安定版を使っているユーザへ最新機能が届けられるまでの期間が短くなることを意味している。最新機能を積極的にユーザに提供することで、HTML5やCSS3、またはWebアプリやWebサービスを快適に利用するための機能をユーザに迅速に提供して普及をはかる狙いがある。 アップグレードされたばかりのChrome 7における注目の機能のひとつに、Windows版、Mac OS X版、Lin
ZFS is a new kind of file system that provides simple administration, transactional semantics, end-to-end data integrity, and immense scalability. FreeBSDにZFSが移植されてから、ZFSについてMLで話題がでない日はないほどFreeBSD開発者やユーザの間でZFSが関心ごとであり続けている。もしかするとこれと同じことがLinuxでもおこるかもしれない。GPLとの衝突を避けるためにLinuxにおけるZFS導入はFreeBSDほど導入は簡単にならないが、Linuxでネイティブに使えると使えないのとでは大きな差がある。 9月15日ごろにZFS Linuxカーネルモジュールが公開される可能性があることがPhoronixの記事Native ZFS
新着記事一覧 外岡えりか、佐武宇綺らアイドル12人が勢ぞろい--映画『リプレイガールズ』 [12:30 8/2] ママタレ3人がポケモン新作ゲームを先行体験 - 三船美佳「パパも大好き」 [12:30 8/2] 【レポート】鉄道・航空各社のお盆期間の予約状況をまとめてチェック! - JR、ANA、JAL [12:25 8/2] 【レポート】【クリエイター100選】第43回 原一浩(Webデザイナー) [11:57 8/2] 三菱電機、第1四半期は大幅な増収増益で業績予想を上方修正 [11:52 8/2] 【球場観覧席・読プレも!】ニコニコ生放送で『2010神宮外苑花火大会』中継 [11:07 8/2] 【コラム】にわか管理者のためのWindowsサーバ入門 第1回 Windowsサーバの導入準備 [11:00 8/2] 【インタビュー】"ライフハック"は文字入力から! ユーザ
10年前は考えられませんでしたが、今や仮想化技術について取り沙汰されない日はないといってもいい状態です。そのわりには、仮想化技術やその実装を扱ったコアな書籍はあまり増えないなぁ…と思っていたところに出てきた書籍『KVM徹底入門』(翔泳社)を紹介いたします。 著者のひとりである平氏は、KVMが出始めたころから日本におけるKVM紹介を実施するなど、早期からKVMの実装を追いかけているひとりであるとともに、仮想化技術に関する情報共有を行うコミュニティである「仮想化友の会」の中心人物でもあります。共著者の森若氏、まえだこうへい氏の両氏も、KVMに関するオンライン記事を執筆されている有識者です。 そんな面々が手がけたKVM本、いったいどんなテイストなのでしょうか? 仮想化のスペシャリストたちが手がけた『KVM徹底入門』 FedoraとUbuntuをベースに解説 本書では、KVMの稼動プラットフォーム
Firefox web browser - Faster, more secure & customizable Firefox 4開発版にHTTP Strict Transport Security (HSTS)の機能が実装された。HSTSはすでにChromeでは実装されていたセキュリティ機能。Firefox 4でデフォルトの機能として動作するようになる見通し。 Chromeが実現する5つの新しいセキュリティ機能 HSTSが実際にどういったように機能するのかがFirefox 4: HTTP Strict Transport Security (force HTTPS) ? Mozilla Hacksでわかりやすく紹介されている。http://とhttps://の双方の通信を提供している場合、サイト運用者はより安全な通信を実現するために、http://へのアクセスはhttps://へ転送し
Google Chrome Blog - The latest news from the Google Chrome team Chromium Blog: Security in Depth: New Security Featuresにおいて、Chromeに追加された5つのセキュリティ機能が紹介されている。現在ブラウザにおけるセキュリティ機能としてどういった取り組みが進められているか知るうえで、簡潔で参考になる資料といえる。紹介されている機能は次のとおり。 Strict-Transport-Security機能 HTTPSで通信するように指定するヘッダ。このヘッダに対応したブラウザは通信をすべてHTTPSで実施するようになる。ネットワークを制御するタイプの攻撃に強い。仕組み自体は2008年に提案されていたが、2009年11月にはStrict Transport Securityとして
8月25日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にてマイクロソフト主催の技術カンファレンス「Microsoft Tech・Ed Japan 2010」(以下、Tech・Ed 2010)が開幕した。 Microsoft Tech・Ed Japan 2010はパシフィコ横浜にて開催された。写真は昼過ぎのものだが、朝一には受付ブースに長蛇の列が。 Tech・Edは、Microsoftテクノロジーをテーマにした開発者向けカンファレンス。最新技術動向や活用事例の紹介のほか、各種プラットフォーム向けプログラミングを学べるハンズオンセッション、開発者がちょっとしたノウハウを披露するライトニングトークなど、多彩なセッションが3日間で合計130以上催される。 初日の基調講演では、マイクロソフト 執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長の大場章弘氏が登壇。同社テクノロジーの活用事例や最新技術動向などが紹介さ
新着記事一覧 『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』、劇場来場者特典が決定 [01:39 1/22] 野中藍ライブツアー「AIPON BEST BOUT 2010」、横浜BLITZでの追加公演決定 [01:17 1/22] PSP『アイドルマスターSP』、「オーバーマスター」の配信がスタート [01:00 1/22] PSP『ゴッドイーター』、体験版が130万DL突破! 製品版への進化をチェック [00:47 1/22] 【インタビュー】TVアニメ『おおかみかくし』、小林ゆうと藤田咲が語る「嫦娥町」の魅力 [00:30 1/22] 旅行券100万円分が当たる! - ANA「旅作」40万人突破キャンペーン [00:12 1/22] 【レポート】CES 2010 - シャープ、RGBY4色表示の液晶ディスプレイを展示 [00:10 1/22] 【レポート】サッカー
米NeuroFocusは、脳科学の立場から消費者の脳の反応を計測することで消費者心理や行動の仕組みを解明し、マーケティングに応用しようとする試みである「ニューロマーケティング」が、英科学雑誌「New Scientist」の表紙デザインの選定に活用されたことを発表した。 これは、New Scientist 8月7日号の3つの候補表紙に対する被験者の脳波および視標追跡を、同社の高解像度脳波センサー(High resolution EEG)および視標追跡(アイトラッキング)装置を用いて行ったというもので、被験者がどの部分を見た際に、どのように感じているのかを、注意度、感情的関与度、記憶保持度、総合的脳神経効果、購入意向、新奇度、認知度の7つの指標で評価した。 結果、3つの候補表紙デザインは、いずれも好印象を被験者に与えたものの、総合的脳神経効果から見たとき、選定されたデザインは、感情的関与度のレ
8月26日、「Windows Azure Community 発足パーティ」が開催された。場所は、横浜港をクルージングする旅客船「マリーンルージュ」。200人を超える技術者が参加し、色鮮やかな横浜港の夜景と多彩なライトニングトークを愉しんだ。 発足パーティーが開催されたマリーンルージュ 晴天に恵まれ、屋上デッキも開放された。背景の橋はベイブリッジ Windows Azure Communityは、「Windows Azureを通じて、技術、交流、実ビジネスを楽しむ」ためのコミュニティ。ユーザー主導の"ゆるふわなコミュニティ"を自称しており、「ちょっと興味がある」程度の門外漢から、実ビジネスでの使用するコアな開発者まで、職種を問わずだれでも参加することができる。 パーティ出席者は、マイクロソフトのWebサイトにて募集。Tech Fielders セミナーの参加者やTech・Ed 2010のハ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く