9月30日、EMCジャパンはXeon 5600番台搭載のストレージゲートウェイ「EMC Celerra VG2」と「EMC Celerra VG8」を発売した。 FC(ファイバチャネル)のHDDをネットワークに接続するための装置で、ネットワーク側のプロトコルはiSCSIやNFS、CIFS、FCなどに対応する。 ローエンドのCelerra VG2は、4コアのXeon 5600番台と6GB DDR3メモリを搭載。ストレージ容量は最大128TBまで拡張可能。価格(税込)は373万円から。
2010/09/24 EMCジャパンは9月22日、同社ストレージ/NAS「EMC CLARiX」「EMC Celerra」の新機能を提供開始したと発表した。新機能とは「EMC FAST」の新バージョン、「FAST Cache」「ブロックデータ圧縮機能」だ。6月に発表したものだが、その時点では7月以降に提供開始となっていた。EMCでは最近、自社ストレージにおけるSSDの利用を積極的に進めているが、これらの新機能の利用方法を通じて、EMCのSSDについての考え方が見えてくる。 FAST(Fully Automated Storage Tiering)は文字通り「自動階層化管理機能」。つまり速度やコストの異なる複数の種類の記録媒体を組み合わせてストレージ領域を構成しておき、データをアクセス頻度に応じてより高速な記録媒体、あるいはより低速な記録媒体に移動できる。FASTでは、自動的にデータ移動が行
9月15日、ネットギアは、1Uラックマウント型で4スロット搭載のNAS「ReadyNAS 3100」を発表した。9月中に出荷開始予定となっている。同社は先頃、2Uラックマウント型で12スロット搭載の「ReadyNAS 4200」を発表したばかり。 ReadyNAS 3100は、インテル製のデュアルコアCPU(1.8GHz)と2GBのメモリ、4つのストレージスロットを搭載。最大110Mbpsのスループット値を実現し、200人ユーザーまでの規模での利用を想定する。仮想マシンのストレージとしても利用でき、VMwareのほかXenServer、Hyper-Vなどに対応する。また、iSCSIにも対応し、Ethernet経由でボリュームをリモートマウントできる。 デュアル冗長電源を搭載し、2つのモジュールのうちどちらか片方が故障しても、もう片方のモジュールからの給電によりシステムの動作可能。モジュール
シマンテックの「Enterprise Vault」は、単にメールを効率よく保管することだけでなく、企業内に蓄積される非構造化データをどう活用するかをゴールに見据えた包括的なプラットフォームとして設計されている。9月7日に発表を迎えたバージョン9.0では、E-Discovery対応機能を中心にさらに強化が図られた。その最新情報も紹介しよう。 シマンテックの「Enterprise Vault」は、Microsoft ExchangeやLotus Dominoといったメールシステムに対応するメールアーカイブソリューションとして定評のある製品だが、単にメールを効率よく保管することだけを目的としているわけではなく、メールを含め、企業内に蓄積される非構造化データ全体をどう活用するか、という点をゴールに見据えた包括的なプラットフォームとして設計されている。 効率よくデータを蓄積していくことは、Enter
9月8日、ネットギアは2Uラックマウントの12スロット搭載ストレージ「ReadyNAS 4200」を発表した。高速なインテル製の3GHzクアッドコアCPU、8GBのメモリを搭載しており、同じく2Uラックマウント型の「ReadyNAS 3200」より上位のハイエンドNASに位置づけられる。 ネットワークは10GbEにも対応し、2つのポートを冗長化して利用することも可能。ファイルサーバー用途のNASのほか、iSCSIもサポートしている。VMware Readyロゴを取得するほか、Hyper-VやCitrix Xenなどの仮想化対応も実現している。 また従来のRAID0/1/5/6のほか、自動的にボリュームを拡張する同社独自の「X-RAID2」を搭載。スナップショットやバックアップなどデータ保護機能も充実している。電源も二重化されているほか、業界最長クラスの5年間保証が提供される。 製品は1TB
簡単アップロード ドラッグ&ドロップで複数のファイルでも簡単にアップロード。さらに、PCの特定のフォルダを指定しておくことで、そのフォルダ内のファイルが変更されたときに、自動的にquanpにその内容を反映してくれる「自動アップロード」機能も備えています。 ファイルの整理や検索がスピーディー quanpなら、ビジネス文書もファイルの中身をビジュアルでプレビュー。だから、スクロールだけで、目的のファイルがすぐに見つけられます。さらに、ファイルに書かれているテキストを対象に検索できる全文検索機能や、作成者や作成日時でも探せる検索機能が、スピーディーなファイル探しをサポートします。
シマンテックは8月31日、VMwareとの協業により仮想環境下における高可用性とストレージ管理を実現する製品「Symantec ApplicationHA」と「Symantec VirtualStore」を今年度中に提供を開始すると発表した。 シマンテック・コーポレーション プロダクトマネジメント担当バイスプレジデント ドン・アングスパット氏 「Symantec ApplicationHA」は、VMwareの統合管理ツール「VMware vCenter Server」と統合可能なソリューションで、仮想環境におけるアプリケーションの稼働状況を可視化できるほか、障害が発生したアプリケーションだけを再起動するといったことが可能になる。 対応するアプリケーションはOracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、IIS、SAP ERPなど。VMwareの仮想環境においてリソ
シマンテックは8月31日、メディア向けの説明会を都内で開催した。仮想化環境での可用性確保とクラウド利用におけるストレージやセキュリティの管理に関する課題への取り組みを交え、同社の製品戦略を紹介した。 米Symantec プロダクトマネジメント担当バイスプレジデントのドン・アングスパット氏は、説明の冒頭で、同社のビジョンを「情報を中心に据え、物理、仮想、クラウドの全体でこれを保護・管理する」と表明した。企業で取り扱う情報量が増加し、コンピューティング環境も多様化するなど、企業には情報自体を適切に保護する仕組みが求められるという。これに対応したソリューションを展開することが同社の戦略だとしている。 近く市場投入する製品としてアングスパット氏は、アプリケーションの仮想化での高可用性を実現するための「Symantec ApplicationHA」(9月30日発売)と、ストレージ管理の「Symate
DellとHPがクラウド戦略を賭けて争っていた3PAR買収合戦は、総額20億ドルという3度目のHPの提案で決着に向かうようだ。 米3PARをめぐる米Dellと米Hewlett-Packard(HP)の買収合戦がようやく終結に向かう。8月27日(現地時間)、HPがまた買収額を引き上げ、1株当たり30ドル、総額で約20億ドルで3PARに提案したと発表した。これは、Dellが前回のHPの提示額である1株当たり27ドルと同額での再提案をしたことに対抗したもの。 3PARの取締役会は投票の結果、Dellとの取引が有効な向こう3営業日の間にHPを上回る提示がない限り、Dellとの取引をいったん破棄し、HPとの交渉に入ると発表した。 3PARに対しては、まず8月16日にDellが1株当たり18ドルでの買収を提案し、3PARの取締役会の合意を取り付けた。その後、23日にHPが1株当たり24ドルという価格で
8月26日、オーシャンブリッジは、ファイルサーバーの容量不足や運用負荷増加の問題解決につながる「ファイルサーバ無償診断ツール」を提供すると発表した。 ファイルサーバ無償診断ツールは、企業の実環境内で、ファイルサーバーの最適化シミュレーションができるツール。本ツールを利用すると、どの拡張子のファイルが、どの程度ファイルサーバーの保存領域を占有しているか把握可能。また、ファイルサーバー上のファイルを圧縮した場合に削減可能な容量を計測できる。 なお、本ツールは、ファイルサーバー環境最適化ソフト「NXPowerLiteファイルサーバエディション4」のシミュレーション機能を使用。また、ファイルサーバ環境最適化ソフト「NXPowerLiteファイルサーバエディション4」にアップグレードすることで、実際に問題解決できるという。NXPowerLiteの圧縮技術は、国内6800社以上の企業で採用されており、
8月10日、東芝は、HDDの暗号化技術を応用した情報漏えい防止の新技術として、HDDを取り外したときに記録データを自動で瞬時に無効化する技術を開発した。 今回開発したのは、HDDに記録された暗号化データを解読するための「暗号鍵」を、 HDDを搭載する機器から取り外すなど、HDDへの電源供給が断たれた場合に自動で消去し、記録データを瞬時に解読不能にし無効化する技術。 本技術では、HDD内の記録領域を複数に分割し、各領域について「電源オフ時にデータを無効化する」、 「電源オフでもデータは無効化せず暗号化状態で保護する」など属性の設定が可能という。 今後は、同社の暗号化機能付きHDDにオプションとして搭載し、 パソコンやOA機器からのHDD盗難による情報漏えい防止策や、機器のリース期間終了時や廃却時などのデータ消去を簡単に行なう方法として提案するとしている。
8月3日、ミラポイントジャパンはメールアーカイブ用アプライアンス「Mirapoint RazorSafe 7 シリーズ」を発表した。RazorSafeはコンプライアンスなどの要件を満たすためのメールアーカイブを専用に行なう装置で、POP/IMAPなどのプロトコルでメールサーバーからメッセージを取得し、アーカイブを行なう。 RazorSafe 7 シリーズでは、新たにNASをリモートストレージとして使ったアーカイブが可能になった。ローカルストレージとリモートストレージ間でシームレスにメールの検索や閲覧が行なえる。また、リモートストレージ側に異なるデータ保持ポリシーを設定することも可能。内蔵ストレージ4TBのRazorSafe700でNASでの利用に対応しており、最大8TBまで拡張できる。
HPは7月20日、サーバ、ストレージ、クライアントを統合した仮想デスクトップソリューション「HP StorageWorks P4800 VDIソリューション」を発表した。既存ストレージからVDIに不要な部分を切り取り、単一のVDIソリューションとして提供する。 VDIの構成要素をワンストップで提供 今回発表されたのは、VDI用に専用設計されたというSANストレージ「HP StorageWorks P4800 G2 63TB SAS BladeSystem SANソリューション(P4800 VDIソリューション)」と、これを利用した推奨構成となる「HP VDIリファレンス・アーキテクチャー」である。 P4800 VDIソリューションは、既存のクラスタ型ストレージ「HP P4000 G2 SAN(旧称 Lefthand)」をベースにVDI専用に設計されたストレージとなる。P4000 G2 SA
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