ドイツ北西部オルデンブルクの裁判所で顔を隠しながら審理の再開を待つ元看護師のニールス・H被告(2015年2月26日撮影)。(c)AFP/DPA/INGO WAGNER 【2月27日 AFP】ドイツの病院で入院患者らに致死量の薬剤を注射する行為を繰り返していたとされる元看護師の男(38)に26日、殺人2件と殺人未遂2件の罪で終身刑が言い渡された。だが、男はスリルを得るために30人を殺害したと話していることから、当局はさらに多くの犠牲者がいる可能性を懸念している。 名前を「ニールス・H(Niels H.)」とのみ公開されている被告は同国北部の集中治療病棟で働いていた約10年前、患者を心肺蘇生させて同僚からの賞賛を得るために、患者に致死量の薬物を投与したことを認めている。 しかし、被告は裁判で、90人の患者に同様の処置を行い、30人を殺害したと証言。当局は23日、被告の元患者らの遺体を掘り起し、
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