米バージニア州ワイズで、タバコを吸う女性(2012年7月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS 【2月26日 AFP】フィリップモリス(Philip Morris)とRJレイノルズ・タバコ(RJ Reynolds)、ロリラード(Lorillard)の米たばこ大手3社が、喫煙が人々の健康にもたらした害をめぐる400件超の訴訟について、総額1億ドル(約119億円)の支払いで和解したことが分かった。原告側の弁護士事務所の1つが25日、声明で明らかにした。 訴訟は、喫煙者とその家族が、喫煙による健康被害の賠償を求め米フロリダ(Florida)州の裁判所に対して起こしていたもの。和解に基づき、アルトリア(Altria)傘下で米最大のたばこメーカーのフィリップモリスと同2位のレイノルズがそれぞれ4250万ドル(約50億円)、ロリラードは1500万ドル(約18億円)を支払