採取された血液(2013年1月31日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / ALAIN JOCARD 【6月14日 AFP】ナイジェリア警察は13日、違法な血液バンクを運営していた疑いで男を拘束し、取り調べを行っていると明らかにした。この血液バンクでは17歳の少年が1週間におよそ2.3リットル採血されて倒れ、病院で治療を受ける事態になっていた。 南西部ラゴス(Lagos)の警察当局の報道官によると、男は少年に4000ナイラ(約1200円)を支払い、未認可の施設で採血を行った。 報道官の話によると、男は「検査技師としての訓練を受けており、採血の専門知識は身に着けている」と主張。男が4日に少年から約1.15リットル採血し、9日にも同量採血したところ、少年は倒れたという。 男はラゴスの自宅アパートで未認可のクリニックを運営していたが、きちんとした施設とは言えず、衛生状態も良くなかったとい