大阪府泉南市の梶本茂躾(しげみ)市議(72)が、自身のフェイスブックに「(新型コロナウイルスの)感染者は、殺人鬼に見える」などと投稿していたことが17日、分かった。 梶本氏は10日の投稿で、同市内で初めての感染者が女子高生だったことに触れ「休校続いていますので、あっちこっち動き回ってないか心配です。市に接触者が何人かいるとしたらうかつに歩けません。感染者は、私ら高齢者にとっては殺人鬼に見えます」と書き込んだ。 取材に応じた梶本氏は「活発に出歩く若者に、高齢者を感染させる可能性があるという危機感を持ってほしかった」と釈明。一方で「高齢者が感染の不安を抱えて生活しているのは事実だ。投稿について直接の苦情は受けていない」として、削除はしないとした。 梶本氏はまた「感染者の個人情報や、人権を守るのか高齢者は姥捨山に行けというのか、考えさせられます」とも投稿。これは感染者の個人情報が公表されていない