報道ベンチャーのJX通信社では、新型コロナウイルスの感染事例が報告された施設の情報について、国や自治体、企業などの発表をもとに集約している。こうした施設のうち、複数人の感染事例が判明した施設228ヶ所を調べたところ、オフィスや工場などを含む「事業所」の数が、病院などの「医療施設」と並び最多となっていることが分かった。 オフィスや工場での感染リスクが浮き彫りにJX通信社では、新型コロナウイルスの感染事例が報告されている施設の情報を集約してマップにまとめ、今月2日よりアプリ「NewsDigest」内に限定して公開している。身近な感染事例や消毒の有無などの情報を地図上で確認できるようにすることで、ユーザーが感染者との接触のリスクを自ら確認できるようにするとともに、外出自粛や行動抑制を呼びかけているほか、無関係な店舗への風評被害・デマなどを防ぐ狙いがある。 このマップで集約した情報を分析したところ