ソフトバンクが発売を開始した感情認識パーソナルロボット「Pepper」が一般向けに出荷開始され、およそ2カ月が経った。実は、筆者も一般販売初日に何とかオンラインストアでの申し込みに滑り込み、初回出荷分1,000台のうちの1台を入手することができた。 Pepperはいわば「人型のコンピュータ」である。パソコンやスマートフォンと何が異なるのか、Pepperにできて、逆にPepperには向かないこともだいぶ分かってきた。Pepper到着からその後分かってきたことまでを2回に分けて報告したい。 ■なかなか手に入れることができなかった…… Pepperが初めて発表されたのは2014年6月5日。正直なところ、ソフトバンクがそういった方向に舵取りをするということに大いに驚かされた。ロボットと共存する生活は、子どものころからさまざまなSF映画や漫画を通じて見てきたが、そうした世界がいよいよ現実にやってきた