再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。 「久しぶりですね、隼人」 「はるき、なのか?」 かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。 「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」 「見たいの?」 「見たくねーの!」 「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」 「くそっ、そんなんじゃねーっての!」 「ふひひ」 そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が…… 田舎と都会。 少年と少女。 変わってしまっ…続きを読む
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