もはや社会現象…ラブライブ!の衝撃の売上 ラブライブ!は、「電車男」以来、10年間注目されてきた「オタク」の印象を大きく変えた“事件”でもあり、特に2015年は快進撃に次ぐ快進撃であった。 2015年6月の劇場版アニメは興行収入28.6億円、200万人もの観客が動員された。2014年4~6月のアニメ2期からの人気は途絶えず、劇場版『ラブライブ! The School Idol Movie』は、ブルーレイディスク(BD)販売初週で約19万4000枚を売り上げるなど、「オバケアニメ」級の大ヒットとなった(注2)。 3月のアニメジャパンには“聖地巡礼”である神田明神の神田祭ブースが並び、2015年末の紅白歌合戦では初めてグループでアニメ声優たちが登場を飾った。また、2015年のユーキャン流行語大賞に「ラブライバー」という言葉がノミネートされる形となった。このように、2015年は、“ラブライブの1
