「ひたち」は1969年(昭和44年)10月に上野駅 - 平駅(現在のいわき駅)間を運転する季節特急列車として運転を開始した[1]。季節列車扱いであったのは当時同列車に使用されていた80系気動車が「いなほ」の間合い運用であったためである[1][注 1]。1971年4月には上り列車のみ東京駅に乗り入れている。 1972年(昭和47年)7月には臨時列車の「ひたち」51・52号に485系電車がはじめて充当され、同年10月には定期列車にも485系電車が投入され運転区間を拡大、エル特急に指定された[1]。 「ときわ」は、国鉄時代に快速列車→準急列車→急行列車として運行されていたが、1985年に「ひたち」に統合される形で消滅していた[1]。 「スーパーひたち」は、1989年(平成元年)3月11日の651系電車投入に伴う際に、常磐線特急列車における速達型列車として運転を開始した[2]。 その後、1997年