バッティングセンターで9年“2000本塁打” 70歳 薩摩のイチロー 「次の記録狙って」とエール 9月14日15時7分配信 西日本新聞 鹿児島市喜入町の自動車専門誌記者満山一朗さん(70)が、バッティングセンターにある「ホームラン」の的に当て続け、ついに通算“2000本塁打”を達成した。9年がかりで成し遂げた記録。「鹿児島のイチロー」とも呼ばれる満山さん。海の向こうのイチロー選手の偉業に感服しながらも「記録を生み出す苦しみは一緒」とライバル心もチラリとのぞかせる。 満山さんが“本塁打”を狙い始めたのは、高い血糖値を下げるのがきっかけ。61歳の秋だった。医者から運動を勧められ、センターでバットを振り始めた。時速140キロの球をはじき返すと、偶然にも的に当たった。「打球の美しい弾道と周りの客からの尊敬の視線。最高に気持ち良かった」 しかし、その後は球がバットにかすりもしない。猛特訓が始まっ