脳はネガティブ思考になるよう設計されている 「仕事で心が疲弊してしまう」 最近よく聞くようになりました。 それはいまの世代の人たちの心が弱いとか、精神力がないということではありません。 苦しくてもがんばるという状態が慢性化すると、実際に脳の健康を損ねるのです。そして、うつになることもあると脳科学で解明されてきました。 脳には、危険なものなどの自分にとってよくないものをキャッチしたり、物事を悪いほうに捉えようとしたりする「ネガティブバイアス」が備わっています。 この特性は、もともとは過酷な環境の中で人類が生き延びていくために必要なものでした。 そして人は危険なものを察知すると、「Fight or Flight状態」、略して「FF状態」になります。 Fightは闘う、Flightは飛ぶ。要は、危険を察知すると「全力で闘う」か「一目散に逃げるか」のどちらかを選ぶのです。 この苦しくてもがんばる状
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