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ブックマーク / president.jp (44)

  • 「やりたくない仕事」は脳細胞をどんどん破壊する…脳科学者が説く"簡単に転職できない人"のための労働のススメ 仕事よりも、対人関係にフォーカスしたほうがいい

    脳はネガティブ思考になるよう設計されている 「仕事で心が疲弊してしまう」 最近よく聞くようになりました。 それはいまの世代の人たちの心が弱いとか、精神力がないということではありません。 苦しくてもがんばるという状態が慢性化すると、実際に脳の健康を損ねるのです。そして、うつになることもあると脳科学で解明されてきました。 脳には、危険なものなどの自分にとってよくないものをキャッチしたり、物事を悪いほうに捉えようとしたりする「ネガティブバイアス」が備わっています。 この特性は、もともとは過酷な環境の中で人類が生き延びていくために必要なものでした。 そして人は危険なものを察知すると、「Fight or Flight状態」、略して「FF状態」になります。 Fightは闘う、Flightは飛ぶ。要は、危険を察知すると「全力で闘う」か「一目散に逃げるか」のどちらかを選ぶのです。 この苦しくてもがんばる状

    「やりたくない仕事」は脳細胞をどんどん破壊する…脳科学者が説く"簡単に転職できない人"のための労働のススメ 仕事よりも、対人関係にフォーカスしたほうがいい
  • 「やればできる」という昭和の根性論は通用しない…「やってもできない人」はどうすればいいかの最終結論 せいぜい中学生を説教する時にしか使えない

    よく「やればできる」と言われるが、現実は「やってもできない」ことが多いのではないだろうか。人材育成コンサルタントの山直人さんは「『やればできる』は、いわゆる『昭和の職場』であれば通用していた発想。日の働き方の変化とともに、同じようにはいかなくなってきている」という――。

    「やればできる」という昭和の根性論は通用しない…「やってもできない人」はどうすればいいかの最終結論 せいぜい中学生を説教する時にしか使えない
  • 三流上司は嘆くだけ…「何度教えても覚えてくれない」デキない部下に一流上司が使う"一生忘れない"教え方 自分で見つけた「気づき」なら生涯忘れない

    信頼獲得はシンプルだけど実行するのが難しい リンゴを手から離すと自然と落下していく万有引力の法則のように、人と人との信頼関係にも自然の法則が働いています。昔も今もそして未来も。北海道でも九州でも。 変わらず作用するこの自然の法則をチームのルールとして共有するのは、とても有意義なことなのです。 「信頼の基法則」。シンプルだがパワフルなこの法則をぜひあなたのチームでも共有していただきたいと思います。 この法則は、大きく分けて次の3つから成り立っています。 1つ目は「相手を大切にする」ということ。 自分の都合を優先するのではなく、目の前の相手の立場を優先する。そうすることで信頼を獲得することができ、逆を行えば信頼を失うというわかりやすい法則です。 2つ目の法則は「自分を指さす」というもの。 問題の原因を自分以外に求め相手を変えることで問題を解決しようとするアプローチを「相手を指さす」と言います

    三流上司は嘆くだけ…「何度教えても覚えてくれない」デキない部下に一流上司が使う"一生忘れない"教え方 自分で見つけた「気づき」なら生涯忘れない
  • じつはメンタルヘルスのためになる…多くの人が「成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい」と考える根本理由 自尊心を失うことなく、心穏やかに、前向きに日々を送れる

    失敗であれ成功であれ、ある出来事が起きたときに、私たちはその原因を「○○のせい」と自分に都合よく解釈しがちです。“原因を都合よく取り違える”ことは誰にでも起こりうるもので、精神的健康ともかかわっていることがわかっています――。 ※稿は、『イラストでサクッとわかる! 認知バイアス』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 失敗の理由を自分以外に求める 仕事がうまくいったり、試験に合格したりすると、私たちは「自分ががんばったから」「自分が優秀だから」と考えがちです。 しかし、逆に仕事などでミスをしたときには、「自分ががんばらなかったから」「能力不足だったから」とはあまり考えません。むしろ、うまくいかなかったのは、「試験が難しかったから」「商談の相手が悪かったから」と考えるのではないでしょうか。 このように、成功の理由を能力や努力といった自分の内的要因に求め、失敗の理由を自分以外の他者や

    じつはメンタルヘルスのためになる…多くの人が「成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい」と考える根本理由 自尊心を失うことなく、心穏やかに、前向きに日々を送れる
  • 引用を示す「と」の前にテンを打つ…ビジネス文書がグッとわかりやすくなる「テンの10のルール」 引用では「マル」ではなく「テン」を使う

    読みやすい文章を書くには、どこに気をつければいいのか。ライターの小川真理子さんは「読みやすい文章を書くうえで必要な『3つの文章作法』を身につけることで、伝わりやすい文章が書けるようになる。なかでも読点と呼ばれる『、』のルールを理解すれば、文や文章の意味を明確に伝えられるようになる」という――。(第2回)

    引用を示す「と」の前にテンを打つ…ビジネス文書がグッとわかりやすくなる「テンの10のルール」 引用では「マル」ではなく「テン」を使う
  • これだけは絶対にやってはいけない…稲盛和夫氏が断言した「成功しない人」に共通するたった1つのこと シリコンバレーの起業家が「盛和塾」で学んだこと

    「成功の秘訣」とは何か。ライフコーチの宮崎直子さんは「『成功の秘訣を知りたい』と稲盛和夫氏に教えを乞うた時、『絶対にやってはいけない』と強く言われた教えがある。シリコンバレーの常識とは正反対だったが、それを守ったところ、当に効果があった」という――。 一代で京セラとKDDIを築き上げた「成功の秘訣」 私が稲盛和夫さんの盛和塾シリコンバレーの門を叩いたのは2011年の秋のこと。2003年から共同経営者として経営していたソフトウエアの会社が伸び悩んでいた私は、一代で京セラとKDDIという数兆円規模の会社を2つも築き上げた稲盛さんの成功の秘密が一体どこにあるのか知りたいと思ったのだ。 盛和塾に入って稲盛さんの教えを学ぶに連れ、稲盛流の成功の秘訣ひけつは、私が暮らすシリコンバレーの常識とは真逆のところにあることが分かった。稲盛さんから教わった「絶対にやってはいけない」たった1つのこと。その教えを

    これだけは絶対にやってはいけない…稲盛和夫氏が断言した「成功しない人」に共通するたった1つのこと シリコンバレーの起業家が「盛和塾」で学んだこと
  • コンサル同士、メール上でドンパチが…「トラブルと無縁の人」が意見対立の場面でよく使う"魔法のフレーズ" 「おお…そういう視点もありましたか!」

    トラブルと無縁の人が徹底する3つの工夫 突然ですが、あなたはメールのやりとりで相手を不機嫌にさせてしまった経験がありますか? 私は新人時代に何度かあります。いずれもちょっとした説明不足や表現力不足からくるものでした。 時空を共有するリアルな対話とは異なり、離れた場所で非同期に行われるメールは、そもそも誤解が生じやすいコミュニケーション手段であると言えます。実際ちょっとした言い間違いや表現の仕方によっては、大事を招くことさえあります。特に最近世の中全体が緊張感に包まれているせいか、以前にも増して揉め事や争いが起こりやすくなっているように感じられるのです。 ただそういった状況であっても、物事をうまく進め、トラブルとは無縁の人はいるものです。彼らは意識してか無意識かは分かりませんが、次に紹介する3つの工夫をメール上のやりとりで実践しています。 1.むやみに議論をせず、嫌がる話題に触れない 小難し

    コンサル同士、メール上でドンパチが…「トラブルと無縁の人」が意見対立の場面でよく使う"魔法のフレーズ" 「おお…そういう視点もありましたか!」
  • SDGsバッジは外国人から「謎のカルト」と思われている…SDGsが通じるのは日本だけという残念な事実 日本人は"多国籍な町内会"である国連が大好き

    が積極的に取り組んでいるSDGsではここ数年SDGsが大流行です。 SDGsとは「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)のことです。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後に、2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された目標であり、加盟国の全会一致で採択されました。2030年までに持続可能でよりよい世界をめざすというものです。 17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰ひとり取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。日の外務省によれば「SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日としても積極的に取り組んでいる」となっています。 紙ストローを採用している企業の笑える実態 日ではこの

    SDGsバッジは外国人から「謎のカルト」と思われている…SDGsが通じるのは日本だけという残念な事実 日本人は"多国籍な町内会"である国連が大好き
  • やる気は"スイッチ"ではなく"エンジン"だった…世界最先端の研究が導き出した「最初の5秒」の重要性 「すぐやる人間」が無意識にやっていること

    そんなイメージを持つ方が、多いのではないでしょうか。 実際、「やる気」は、自分から動き出さなければ芽生えません。 ですが、自ら動き出す。これが厄介です。先ほど、“やる気スイッチ”と表現しましたが、ボタンを押せば動き出すように、簡単にやる気というのは起こるものでしょうか? おそらくほとんどの人が、「違う」と異口同音に言うのではないでしょうか。 「そんな簡単なアクションでやる気が発動するなら、とっくに動き出している」と。 私もそう思います。やる気というのは、そんなに簡単なものではありません。 やる気が起こらない理由は、とてもシンプル。「やらないから動けない」んです。 そんなの当たり前じゃない? と思われるかもしれませんが、やらない限り脳のやる気を生み出す部位は働き出さないんですね。 電動自転車の電源ボタンを押しても、自転車は前に進みません。ペダルを踏み込んで初めて車体は動き出します。 電動自転

    やる気は"スイッチ"ではなく"エンジン"だった…世界最先端の研究が導き出した「最初の5秒」の重要性 「すぐやる人間」が無意識にやっていること
  • 職場の一番苦手な人から電話着信…「気の重い仕事」が苦ではなくなるドラッカー・スクールのすごいメソッド 自分の反応を確かめる「メール・エクササイズ」とは

    自分の内面に目を向ける わたしはロサンゼルスにあるドラッカー・スクールで、経営学者ピーター・F・ドラッカーの「自分をマネジメントできなければ人をマネジメントすることなどできない」という思想をベースに、リーダーたちが自分自身を発展させるセルフマネジメントスキルを教えています。 ここで言う「マネジメント」とは、管理する方法というよりは、人生で起こりうるさまざまな出来事にうまく対処していくスキルだと言えます。そして「セルフマネジメント」とは、自分の内面的な状態に気づき、理解するスキルを身につけることによって、刻一刻と変化する状況の中で自分の望む結果を出すことを指しています。 セルフマネジメントは、まず自分のマインドレスな状態に気づくことから始まります。 “マインドレス”な状態とは 実は、人のほとんどの行動は無意識のうちに行われているのをご存じでしょうか。何かが起こった時、わたしたちは無意識に反応

    職場の一番苦手な人から電話着信…「気の重い仕事」が苦ではなくなるドラッカー・スクールのすごいメソッド 自分の反応を確かめる「メール・エクササイズ」とは
  • 仕事ができる人が重大ミス発覚直後の"おわびメール"に書く5つの要素 難しい局面ほど難しい表現を使う必要はない

    意外に使える「失礼いたしました」 ●昨日のミーティングでは失礼いたしました 会話ではよく使う「失礼いたしました」ですが、実はメール文でもきわめて有効です。 特に、文例のように直近のコミュニケーションについて軽く言及する際など書き添えておくと、関係を築く上で感じがよくなります。 誰しも、どれだけ気をつけていても、避けようもなく失礼をしてしまうものです。迷惑をかけあって、許しあって生きているのが人間です。ここでは、自分が気づいていないかもしれない失礼をわびているのです。 こんな表現も ●ご心配をおかけしました ●お騒がせいたしました より具体的なおわびの文言です。「失礼いたしました」はさしたる失礼がなくても使いますが、上記の2つは実際のできごとに言及する場合に使います。 ●恐縮いたします(恐れ入ります) 「失礼いたしました」は、相手と何か接触があったあとでそれをフォローする、つまり過去について

    仕事ができる人が重大ミス発覚直後の"おわびメール"に書く5つの要素 難しい局面ほど難しい表現を使う必要はない
  • 「趣味はトライアスロンです」より効果的…仕事ができる人が自己紹介で使う"印象強化フレーズ" 聞き流される人と覚えてもらえる人は話し方がまったく違う

    自己紹介は事前準備が大切 4月は新しい職場や子どもの学校などで自己紹介をする機会が多くなる時期。自己紹介は第一印象を決定づけて、新しい人間関係をスタートさせる大事なシーンです。 しかし初めての環境での自己紹介は緊張して苦手な方も多いようです。でも、事前準備をしておけば落ち着いて話すことができるはず。 そこで、今回は第一印象で失敗しない「奇をてらわず、印象に残る自己紹介の王道」をご紹介します。 自己紹介の緊張対策には「目的」と「準備」 自己紹介で緊張する主な原因は、「初対面の相手に何を話せばよいか分からない」「自分がどう見られているか不安になる」ということではないでしょうか。 そもそも自己紹介の目的は、相手に自分のことを知ってもらい、良好な関係になるきっかけを作ることです。そう考えれば、ウケを狙うなど奇をてらわずに無難な内容がおすすめです。自然体を心掛けましょう。 とはいえ、誰でもたくさんの

    「趣味はトライアスロンです」より効果的…仕事ができる人が自己紹介で使う"印象強化フレーズ" 聞き流される人と覚えてもらえる人は話し方がまったく違う
  • 「このままではマズい…」働かないおじさんもつい焦り出す"納得の評価制度" ゼロ評価を廃止し、プラスかマイナスを毎回はっきりさせる

    「働かないおじさん」を生まないための仕組みづくり 「働かないおじさん」を生まないためには、どうすればいいのでしょうか。 個人の責任にするのではなく、仕組みとして解決できることを考えていきましょう。 あなたなら、どのような制度を取り入れますか。ちょっと考えてみてください。 「インセンティブ制度を取り入れる」という答えが思い浮かんだかもしれません。 成果を出せば出すほど給料が上がるのであれば、全員やる気に満ち溢れるような気がします。しかし、インセンティブ制度は、非常に要注意な考えなのです。 「インセンティブ制度」の弊害 インセンティブ制度を丸ごと否定しているのではなく、注意して扱う必要があるという話です。インセンティブを取り入れると、社内で競争が生まれます。そのこと自体は、活性化につながるので短期的なメリットではあります。 しかし、長期的にデメリットが存在します。 インセンティブ制度があると、

    「このままではマズい…」働かないおじさんもつい焦り出す"納得の評価制度" ゼロ評価を廃止し、プラスかマイナスを毎回はっきりさせる
  • 仕事のできる人はやっている…どんな相手にも必ず締め切りを守らせるための"殺し文句" 仕事の期限を守る「動機」を考える

    答えはBです。理由は、バッファーというものは子供のお小遣いと同じだからです。つまり、各メンバーにバッファーを与えると、それをすべて使ってしまうのです。 チームBの計画はバッファーをチーム全体で計画しています。どれかのタスクで遅延が発生してバッファーの一部を使うことはありますが、バッファーのすべてを使うことはありません。 言い値の作業時間を信じてはいけない みなさんは、上司や先輩から「これ、いつまでにできる?」と仕事を頼まれた時、どのように答えますか? 私は、「あ、これは3日でできるな」と思っても、「5日くらいかかりそうです」と答えます。ほとんどの人はそうだと思います。なぜなら、3日でできると答えてできなければ怒られるからです。 つまり、リーダーの立場からすると、メンバーの言い値の作業時間には必ずバッファーが乗っている、と思わなければいけません。 その言い値の作業時間をすべて受け入れてしまえ

    仕事のできる人はやっている…どんな相手にも必ず締め切りを守らせるための"殺し文句" 仕事の期限を守る「動機」を考える
  • 頭のいい人はそう答えない…「頭の悪い人」が会話の最初の5秒によく使う話し方 相手に「話の方向性」をまず見せる

    一瞬で相手をがっかりさせる人の答え方 質問に対して、小学生のような答えしかできない人がいる。 仕事で講演会を聞きに行ったとしよう。帰社後、当然のことながら上司から「講演会はどうだった?」と問われるだろう。そのようなときに、「おもしろかったです」「楽しかったです」としか言わない。 課を代表して取引先主催のパーティに出席したような場合も、「料理がおいしかったです」「盛り上がりました」。打ち合わせへ出向けば、「うまくいったと思います」、出張から帰れば、「北海道は寒かったです」。 それしか言わないという点が、相手をがっかりさせていることに気づいていない。 「おもしろかったです」は小学生レベルの感想 小学生に遠足や運動会の作文を書かせると、「○○をしました、おもしろかったです」という具合に、見聞したことの羅列で終わることが多い。 その経験から何に気づいたのか、なぜそう感じたのかを文章にしてほしいのだ

    頭のいい人はそう答えない…「頭の悪い人」が会話の最初の5秒によく使う話し方 相手に「話の方向性」をまず見せる
  • 「働かないおじさん」はなぜ働かないか | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    「働かないおじさん」は、なぜ会社に居続けるのか、しかもなぜ自分より給料が高いのか。イライラしたことはないでしょうか。どこにでもある「働かないおじさん問題」に、人材開発の専門家がスバリお答えします。 単純に生産性が落ちていくという問題 あなたの会社にも、働いていないように見える、あるいは実際に働きの悪いおじさん社員がいるのではないでしょうか。「よく会社にいられるものだ」と嫌味の一つも言いたくなります。 なぜ、働かないおじさんは働かないのか。そこにはいくつかの理由があるでしょう。まず単純に、加齢とともに仕事の生産性が悪くなることが挙げられます。記憶力や体力などは加齢とともに下がります。 仮に人の能力のピークを45歳とすると、そこから先は生産性が落ちていくので、働きが悪くなるのは当然です。それにもかかわらず、多くの日企業が終身雇用制度をとっていて、賃金は年齢とともに上がっていきます。45歳以降

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  • "イオンを創った女"が店で繰り返した質問 | プレジデントオンライン

    「弟を日一にする」。イオングループ創業者・岡田卓也の実姉・小嶋千鶴子は、その言葉通り、家業の岡田屋呉服店を日最大の流通企業に育てた。人事や組織経営の専門家だった小嶋は、一体なにをしてきたのか。『イオンを創った女』(プレジデント社)の著者・東海友和氏が知られざるエピソードを紹介する――。 「なんかわからんけど威厳のある人」 「なんか問題あらへんか?」 紺の伊勢木綿の洋装で、髪を後ろに束ねた威厳のある「おばさん」が、店員にそう声をかける。声をかけられた店員は怪訝な顔をして「誰や、このおばさんは」ということになる。彼女を知っている店員は直立不動で顔も引きつり、緊張と戸惑いをあらわにする。イオンの実質的な創業者、小嶋千鶴子の店舗巡回の様子である。 小嶋千鶴子の印象は知っている人にとっては「厳しいひと」「怖いひと」であり、知らない人には「なんかわからんけど威厳のある人」というように映る。 小嶋の

    "イオンを創った女"が店で繰り返した質問 | プレジデントオンライン
  • イオン"門外不出の書"はなぜ世に出たのか | プレジデントオンライン

    イオングループには社員だけが読むことのできるがある。筆者は創業者・岡田卓也の実姉で、グループの人事や組織経営のあり方を定めた小嶋千鶴子。日最大の流通企業の秘密が書かれたは、「門外不出の書」と言われてきた。それが今回、『イオンを創った女』(プレジデント社)として出版された。なぜ出版が可能になったのか――。 まとまった著作物は過去には一切ない 地方の小さな呉服店であった家業的岡田屋からジャスコという企業へ、さらにはイオングループへと発展させた影の功労者・小嶋千鶴子。岡田卓也の実姉として弟卓也を育てあげ、社長となった岡田卓也を補佐し、数々の合併を成功させた。影の実力者である。 その小嶋千鶴子が現役を引いてから四十数年が過ぎようとしており、実際のところ小嶋千鶴子を知る人が少なくなってきた。「小嶋さんって誰?」、「聞いて知っているけど偉い人らしいね」という程度で、その人となりや業績については、

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  • "々"あなたはどう打って変換してますか? 今すぐ子どもに話したい教養の雑学

    「時計回りって、なんで右回りなの?」――。こんなことを子どもが聞いてきたら、大人であるあなたはすぐに答えられるだろうか。子どもとの関係は日々のコミュニケーションを通じて築かれるものだが、会話には「話題」も必要。そんなときには身のまわりの出来事だけでなく、“タメになるうんちく”を話してみるのもかなり効く。“今すぐ子どもに話したくなる”雑学5話を紹介しよう――。 ※稿は、『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)を再編集したものです。 数字3桁ごとの「,(コンマ)」が使われるワケ 日ではもともと、数字を表記する際には「万」「億」「兆」などの漢数字の単位を使って4桁ごとに区切って記されてきた(例:2万5000)。それに対し、英語やフランス語などラテン語を起源とする言語圏の国々では、「ミリオン(100万)」「ビリオン(10億)」というように、3桁区切りで数字が成り立ってい

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  • 数字に強い人は「何」が見えているのか? 膨大なデータを見るときのポイント

    デキる人は、データの分析や調査においても効率を求める。日IBMでエグゼクティブ・プロジェクト・マネジャーを務める木部智之氏は「膨大なデータを解析するときの突破口は、数字の『特異点』を見つけることにある」といいます。その具体的な方法を紹介しましょう――。 ※稿は、木部智之『複雑な問題が一瞬でシンプルになる2軸思考』(KADOKAWA)を再編集したものです。 ナマの数字は、どんなときでも客観的 あなたがマーケティング部門に所属していたとしましょう。

    数字に強い人は「何」が見えているのか? 膨大なデータを見るときのポイント