オランダの軍事情報サイトOryxに世界的な注目が集まっている。とりわけウクライナでの戦争において、Oryxがオープンソース・インテリジェンス(OSINT)によって作成した損耗リストは、ロシア軍の多大な損害を物証付きで明らかにしており、CNN、BBC、NHKといった世界中のメディア、さらにはイギリス国防省でも信用できる情報源として引用されている。 そのOryxの創設者、シュテイン・ミッツァー氏が来日。都内某所で世界初のロングインタビューに応じて、“趣味”であるというOSINT活動について語ってくれた。 ◆ ◆ ◆ 現在は北朝鮮の情報部に焦点を当てた本を執筆中 ――日本のメディアやOSINTについてどう思いますか? ミッツァー 西側で知られている日本のOSINT専門家はそう多くはないと思います。この仕事や趣味をやっている中でも、そういった日本人とほとんど会わないので、日本ではあまりいないのかな
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