システムのメンテナンス時でもユーザーに対するサービスが停止せず24時間365日システムが利用可能なことを連続可用性(continuous availability)という。メンテナンス時でもサービスを停止させないためには代行システムを用意するか、システムを2系列持つことが必要になるが、複数システム間でデータをいかに同期させるかがポイントとなる。 高可用性とは計画停止以外ではユーザーに対するサービスを止めないということだったが、連続可用性(continuous availability)ではメンテナンス時でもサービスを止めないことが要求される。これは、「言うは易く行うは難し」で、ハードウェアを増強する、OSやミドルウェアをバージョンアップする、アプリケーション・プログラムを入れ替えるといった保守作業ではサーバを止めて作業することが多い。 連続可用性を実現するために、まず採用される保守方式がロ
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