先日ある会合があって、なぜか早稲田大学の境真良 准教授とギックリ腰話で盛り上がった。まるでジジイの病気自慢のようだが、ギックリ腰は絶対に、ITに関わっている人は避けて通れない道だと信じている。 かくいう筆者も、ギックリ腰にかれこれ10年ぐらいやられ続けてきた人間である。しかし今はすでに克服したと思っている。本来はもっと医学的アプローチがなされてしかるべき問題ではあるが、筆者が長年の研究(?)成果を公表することで、この問題に悩んでいる人々の助けとなれば幸いである。 経験のない方からするとギックリ腰というのは、何か思いものを持ち上げたときに「ギクッ」となって一瞬で腰が立たなくなるようなイメージを持たれていることだろう。もちろんそういう症状もあるのだが、今の世の中、引っ越しでもない限りそれほど重いものを持つ機会はない。 我々のような座り仕事がメインの人間に襲いかかるギックリ腰は、そのようなドラマ