本記事は2007年に執筆されたものです。jQueryやAjax全般の最新情報は「リッチクライアント & 帳票フォーラム」総合目次のカテゴリ「実践Ajax」や「Ajax技術解説」をご参照ください。 Ajaxおいしいレシピを紹介する前に そもそも、Ajaxのこと分かってますか? 2005年の始めにAjaxという言葉が知られるようになってから、Ajaxは急速に技術の進化を遂げ普及してきました。読者の皆さんの中にもAjaxの開発を実際に経験した方が増えているのではないでしょうか?
さて、お待たせしました。いよいよCometとLingrについての技術解説です。 ■Comet解説 さて、まずはCometとは何で、どういう背景によって生まれたのか、についての解説から始めます。 まず前提として、Webアプリケーションにおいては、通信開始のトリガーは常にクライアント側が握っています。つまりURLを入力したりボタンをクリックしたときなどに通信が発生することになるわけですが、このようなアーキテクチャは、サーバ側で発生した変化をリアルタイムにクライアント側に通知することが原理的にできないことを意味します。 チャット・アプリケーションでは、複数のユーザから不定期にメッセージが送信され、それが他の参加者に一斉に配信されなければなりません。しかし、メッセージを受け取ったサーバ側では、それをクライアントに即座にプッシュで通知する方法がないのです。 そのため、一定期間ごとにブラウザがサーバに
前回のエントリで触れたJSONP。初出はRemote JSON - JSONPというMochiKitの中の人によるエントリ(多分。一言で言うなら「JSONデータを括弧でくくった上でこっちが指定した文字列を頭につけて返してね?」というもの。文章で説明するとわけわからん。 つまり、 http://example.com/data.json?jsonp=beverly_hills とリクエストしたら、 beverly_hills({ foo: 'This is foo.', bar: 'This is bar.', foobar: 'This is foobar.' }); と返す。また、 http://example.com/data.json?jsonp=beverly_hills%5B90210%5D とリクエストしたら、 beverly_hills[90210]({ foo: 'This
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