男性向け写真週刊誌や夕刊紙には独特の「呼称」が存在する。それは女性タレントやグラビアアイドルのことを「クン」と呼ぶことである。用法としてはこんな感じだ。 「期間中、ラウンドガールや“巡回パトロール”を行うはづきクンは『遠いけど唐津は美味しいものがいっぱいだから来てね。洩れなく逮捕しちゃうゾ』。ちずみクンも『捕まりたくなかったら、場外や電話投票でネ』と、ミニでも寒さを感じさせないアツさ」(ZAKZAK 2010円11月10日) 「『土俵ガール!』で相撲部監督を熱演する佐々木希クン(22)、『美丘-君がいた日々-』で余命わずかな女子大生を公演する吉高由里子クン(22)、『日本人の知らない英語』で新米日本語教師を怪演する仲里依紗クン(20)」(『FLASH』2010年 9月10日号) その一方で、「さん」も登場する。『FLASH』の場合、「ビビアン・スーさん」や「鈴木京香さん」「西田ひか