[ダブリン 8日 ロイター] アイルランドの日刊紙アイリッシュ・タイムズは、国有化されたアングロ・アイリッシュ銀行[ANGIB.UL]が、実業家ショーン・クイン氏への融資の貸し倒れに備え、これまでの10億ユーロに加えてさらに7億ユーロ(8億9200万ドル)の引当金を積み増したと報じた。 同紙によると、引当金は過去最大となる上期の82億ユーロの赤字に含まれており、クイン・グループで最も収益性の高いクイン・インシュアランスの先行きをめぐる不透明感が積み増しの引き金になったという。 クイン・インシュアランスは、金融監督当局が債務返済能力に懸念を表明した後、今年3月に管財人の管理下に入った。 アイリッシュ・タイムズ紙は、アングロがクイン氏への融資について5億ユーロの引当金追加計上を余儀なくされる可能性があるものの、クイン氏の国際的な不動産ポートフォリオに約6億ユーロ相当の担保を設定していると伝えて
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