社会的企業(しゃかいてききぎょう、social enterprise, social entrepreneurship)とは、社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体の事である。ソーシャル・ビジネスも含まれる。こうした事業を創始した実業家などを社会起業家(もしくは企業家)と呼ぶ。 概念としては1990年代にハーバード大学ビジネススクールのMBAコースで導入された[1]。 狭義には行政でも非営利団体でもない事業体をとるものを指すが[2]、広義には営利企業・非営利団体を問わない[1]。 歴史[ソースを編集] 古くはロバート・オウエンの「ニュー・ラナーク」などの事例が存在するが、こうした事業体が注目を集めるようになったのは、1980年代以降である。レーガン政権下やサッチャー政権下で社会保障費が大幅に削減されると、それまで公的な助成金・補助金に大きく依存して運営されてきた米英のNPOは深
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