日本・バチカン市国国交樹立75周年記念の中高生作文コンクールで最優秀賞に選ばれた盈進高2年の重政優さん(17)が、今月バチカン市国に親善大使として派遣される。1日、福山市役所で枝広直幹市長に抱負を語った。 重政さんは同校ヒューマンライツ部で核廃絶の署名活動を続ける。肌の色でいじめられ、フィリピン人の母に反抗した経験を振り返り、作文では「世界中の人と寄り添い、人類の平和に対して責任を果たす人になりたい」などと訴えた。 19~25日に滞在し、ローマ法王にも謁見(えっけん)予定。重政さんは「国交を深めるという大きな役割。しっかり学びたい」と話し、枝広市長は「平和へのいちずな思いを伝えてきて」とエールを送っていた。(高本友子) (2017年12月2日朝刊掲載)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く